ニンジンとアレルギー

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 
さて、昨日の日経ヘルスのWebでニンジンにアレルギー抑制効果がある、という記事が出ていましたので、紹介したいと思います。

 
●「美と健康にはニンジン」の理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110829-00000000-health-ent
 
ニンジンの旬は冬か春と思っている人も多いはず。でも、冷房で体が冷える夏にこそ食べてほしい。
実はニンジンには、ショウガに匹敵するほどの温め効果があると報告されているからだ。
さらに、抗酸化成分のカロテンも豊富で、強い紫外線から肌を守ってくれる。
ニンジンをたっぷり食べて、この夏を乗り切ろう!

 

◆ニンジン

アフガニスタン原産のセリ科の1、2年草。西洋種と東洋種がある。現在スーパーなどで多く見かけるのは西洋種で、赤い金時ニンジンは東洋種。品種改良により独特の香りが減り、食べやすくなっている。栽培地により春、秋、冬と旬がある。8~10月が旬なのは、北海道産の秋ニンジン。

◆選び方・保存法

色が均一で濃いものはカロテンが豊富。茎の付け根の部分の面積が小さい方が、ニンジンの中心部にあり味の薄い部分が少なく、おいしい。保存は、皮に結露する水分を吸い取るため、キッチンペーパーに包み、ビニール袋に入れて、冷蔵庫に立てて置こう。
 

◆夏冷えから体を守る美肌効果やアレルギー抑制効果も

ニンジンの甘みが強くなるのは冬だが、『日経ヘルス』では夏にもニンジンを食べることを薦めたい。それは、多くの女性の悩み“夏冷え”をニンジンが和らげてくれるからだ。

実は、「ニンジンの学名、Daucus carotaは、赤くて温まるものという意味」(カゴメ総合研究所の稲熊隆博主席研究員)であり、実際に体を温める効果がある。愛知医科大学医学部の伊藤要子准教授とカゴメの共同研究でも、ニンジンジュースをのむと体温が上昇したり、体温の低下が抑えられたりした。「昔から根菜は体を温めるといわれるが、それを立証できた。ジュースに限らず、ニンジンをよく噛んで食べれば同様の効果が期待できるのでは」(伊藤准教授)。

この温め効果に加えてうれしいのが、美肌作用だ。ニンジンにたっぷり含まれるカロテンが紫外線による肌の老化、シワやたるみを防ぐことが、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部の寺尾純二教授らの動物試験でわかった。

さらに、ニンジンにはアレルギーを抑える作用もある。国立医薬品食品衛生研究所の穐山浩室長は、「アレルギーの人の症状はもちろん、健康な人のアレルギーの発症も抑える。様々なアレルギーを引き起こすもととなる、乳児の食物アレルギーの発症を抑える可能性もあり、母親は妊娠、授乳期にニンジンを多くとるといい」と話す。
 

◆ニンジンにはこんな健康効果がある

1.温め効果で冷えを防ぐ

ニンジンには体を温める効果がある。愛知医科大学の伊藤要子准教授とカゴメの研究で、ニンジンジュース320gを飲むと、同じ量の水をのんだときに比べて舌下温や手の皮膚温の低下が抑えられた。それは水で薄めたショウガ汁をのんだときに匹敵するものだった。

2.紫外線から肌を守る

ニンジンに多い成分のカロテンを摂取すると、紫外線による皮膚の脂質の酸化を抑制できる。徳島大学の寺尾純二教授のマウスの実験で、βカロテンとαカロテンを合わせたカロテンを食べさせると、食べさせないマウスに比べて紫外線による肌のシワやたるみが抑えられた。

3.アレルギーを抑える

ニンジンには、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを抑える作用もある。最近の研究でカロテンが腸内の免疫にかかわる働きを調整する作用を持つことがわかった。妊娠、授乳期に食べると、子供の食物アレルギーなどが防げる可能性も出てきた。

 
記事中にあるように、アトピー性皮膚炎の方で考えると、「冷えを防ぐ」「紫外線防止」「アレルギー抑える」と、かなり良い効果があるようです。
最後の方は、ニンジンに含まれる「カロテン」のことが書かれていますが、カロテンはニンジン以外でも含まれています。
ニンジンの「えぐみ」が苦手な方も多いようですが、食生活の中で、こういった「野菜」をしっかり取り入れてみるのは良いことでしょう。

なお、注意点としては、ニンジンの栄養素の一部分だけを取り出したサプリメント(βカロテンなど)を摂取しても、ニンジンから得られる栄養素の一部に過ぎません。
一つの栄養素は、他の栄養素と一緒に取ることで有効性が高まることも多いものですので、基本は食事の中にニンジンを取り入れるなど、直接ニンジンを摂取する方が良いでしょう。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

ニンジンは記事中にあるように、アレルギーを抑制する効果があるようじゃが、昨日の大田君のブログにあったように、ラテックス・フルーツ症候群が心配な方は、ニンジンも対象の野菜の一つじゃから、やみくもにニンジンを取ればよい、というものでもなく、注意が必要じゃろう。
また、ニンジンを摂取するのが苦手な方は、料理方法を工夫すると、えぐみを減らして、甘味を増やすことで食べやすくなることもある。
いろいろ工夫して欲しいと思うの。