夏の生活の注意点・運動

ここしばらくの間、天候も不順で、気温もあまり高くない日が続いておったが、今日からは本格的な夏日が戻ってきそうな気配じゃ。

 

 

 

 

 

 

 
高気圧が来週は、また勢力を落とす予報もあるため、気温はまだ変動が大きいようじゃが、夏の対策はしっかり行って欲しい。
今日は、運動について述べたいと思う。

アトピー性皮膚炎の人が、なぜ運動が必要かと言うと、その最大の理由は「代謝」じゃ。
アトピー性皮膚炎が増加してきた背景には、日常生活内で体を動かす機会が、減ってきたこととの因果関係はかなりあると思われる。
体を動かす機会が減った理由の一つは、交通手段の発達や子どもの室内での遊びの多様化などが挙げられるが、いずれにせよ、そういった代謝不足が、取り入れる化学物質を体外に排出する機会を少なくすることで、内分泌に影響を与え、結果的に免疫機能にも悪影響を与えてきたと考えられる。

そういった点において、代謝を上げること、つまり「運動」することは大切な要因と言えるじゃろう。

夏の季節は、代謝と言う点では、発汗が多くなるため、ある程度は補えるが、暑さで得られるのは「発汗」だけとも言える。
したがって、新陳代謝を促すためには、暑い時期であっても、「運動」は別途、必要とも言えるのじゃ。

とはいえ、暑い時期の運動は、体調面などにも影響を与えるし、前回述べた「夏バテ」の状況下においては、かえってマイナス点も生じることがある。
体調なども十分考慮しながら、運動を行うことが必要じゃろう。

どのような運動が良いかは、その人の生活環境、生活習慣なども関わるので、一概には言えないが、軽い運動で良いので、「毎日行える運動」を取り入れると良い。
最も取り組みやすいのは、「散歩」じゃろう。

朝、早い時間であれば、気温も上がりきっておらんし、また朝、早く起きる習慣にもつながり、内分泌の面からも良い。
ただ、運動で得て欲しい新陳代謝を考えると、最低でも30分程度の散歩は行った方が良いじゃろう。
軽いジョギングでも良いの。

運動を行った場合の注意点としては、「汗の対策」がまず必要じゃ。
汗を放置した状態だと、まだ湿度が高い今の時期は、感染症などのリスクも生じることがある。
それと、ここ数年のようにかなり気温が上がった場合には、水分補給などもしっかり行って、熱中症にも気をつけて欲しい。
運動した場合、体内の温度は1度以上上がるといわれておるので、これは、室外での運動だけではなく、室内の運動の場合も同様じゃの。

そして、最も考えておいて欲しいことは「継続」ということじゃ。
よく、週末だけ運動をしている人がおるが、生活習慣病の観点からみれば、メタボの人が週末の運動だけでメタボ対策にはなかなかなっておらんのが現状じゃ。
やはり、運動をアトピー対策やメタボ対策として行うのであれば、基本的には「継続」の問題は重要と言えるじゃろう。
毎日行える運動、と考えた場合、条件はかなり厳しくなるかもしれん。
じゃが、それができていないからこそ、アトピー性皮膚炎の一つの要因ともなっておったわけじゃから、運動を取り入れる場合には、

1.体に一定の負荷を与えられること
2.継続して行えること
3.汗や体調対策も行うこと

を意識して行って欲しいと思う。

なお、夏の運動は他の時期の運動と比較して、代謝量は得やすい。
そう考えると、しっかりした代謝を得ることを目的で考えると、夏こそ、運動するのによい季節とも言える。

無理のない範囲で上手く運動を取り入れて欲しいと思う。

明日は、汗対策について見ていきたいと思う。

 
おまけ★★★★大田のつぶやき

夏の運動を、筋トレなどで室内で行うことも良い方法です。
気をつけたい点としては、室内で行う場合に、「冷房」の問題です。
運動の目的が「代謝を上げること」というところにある以上、冷房が効いた快適な汗をかきにくい環境で行うよりも、多少暑くても、汗をかきやすい環境で行った方が良いと言えます。
運動を毎日行う、つまり習慣化させるのは、学生の人、社会人の人、主婦の人など、それぞれおかれた立場で時間の調整も必要なことを考えると、なかなか難しい部分も多いとは思いますが、アトピー性皮膚炎で考えた場合、かなり有効な「生活習慣」ですので、意識して取り入れてみるようにしましょう。