夏の生活の注意点・睡眠

さて、もうすぐ8月じゃの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
本格的な夏がやってくる。
7月25日の気象庁の3カ月予報じゃと、今年は昨年のように残暑も厳しくなる見込みじゃし、また今年は節電の影響もあり、夏の対策は、例年以上に考えておく必要があるじゃろう。

これまで、情報Webあとぴナビでは、夏の対策などもいろいろ特集などで述べてきたが、おさらいとまとめの意味を込めて、アトピー性皮膚炎の人が今年の夏に気をつけたい「生活」について、考えておきたいと思う。

今日は、まず「睡眠」じゃ。

アトピー性皮膚炎という疾患とって、睡眠は生活の中でも最も気をつけたい習慣と言えよう。
睡眠は、身体・精神にとって、その日の疲労からの回復と、翌日の活動のための準備、という役割を果たしており、さらに、自律神経や内分泌系の働きの基本でもある。

ということは、体調と免疫系の働きに大きな影響を与えることになるというわけじゃ。
暑さが厳しい夏の場合、睡眠を阻害する要因として考えられるのは、やはり「暑さ」じゃろう。

夜、寝苦しいと、睡眠の時間は確保できたとしても睡眠の「質」が伴わないことになる。
そこで気をつけたいのは、まずは「暑さ対策」じゃ。

一般的な暑さ対策として考えられるのは、「エアコン」「扇風機」といった冷房器具じゃろうか。
それらの冷房器具の問題点は、夏の寝具の状態で冷やし過ぎると、体調に悪影響を与えることがある、ということじゃな。
タイマーを上手に使うことが良い方法じゃが、タイマーが切れて気温が上昇すれば、そのたびに目が覚めることになり、なかなか温度調整は難しいところじゃ。

また、エアコンの場合は湿度を下げること、扇風機の場合は風を皮膚に受けることで皮膚の水分蒸散量が上がる、ということから、アトピー性皮膚炎の場合、角質層の水分保持対策、ということも考えた方が良いじゃろう。

具体的な夏の睡眠対策としては、

1.エアコンを使用する場合には、寝具や衣類を調整し、体を冷やしすぎないようにする
2.エアコン、扇風機を使用する場合には、寝る前のスキンケアは、保湿も忘れないようにする

ということじゃな。
また、子どもの場合、夏休みということもあり、お昼寝なども習慣的に行うことがあると思うが、日中は特に気温が高い状態のことが多いから、汗対策も同時に行うようにして欲しい。
具体的には、汗をかくことを前提に、肌着は吸水性の良い素材のものを選ぶ、難しい場合には、薄めの刺激が少ないタオルなどを、汗をかきやすい背中、お腹と肌着との間に挟むようにする、などじゃ。

もう一つ、睡眠で心がけて欲しいのが「起床時間」じゃ。
夜、寝づらい場合、朝、どうしても遅く起きがちになることがあるじゃろう。
じゃが、朝、遅く起きると、その次の寝付く時間が少しずつ遅くなり、気が付くと、夜中に寝て午前10時~11時に起床、という生活パターンになってしまう恐れがある。
朝、遅く起きることは、体内リズム、そしてその後の睡眠のリズムを安定させないため、あまり良くない。
内分泌の関係からも、朝遅く起きることが定着することは良いことではない。
夏休みであっても、日頃とできるだけ同じような生活時間を維持できるように注意して欲しいと思う。

明日は、食事について述べたいと思う。

 
おまけ★★★★南のつぶやき

今月のあとぴナビの特集で募集したQ&Aの質問でも、夜、寝苦しい時にどうすれば良いのか、という質問が多くありました。
アトピー性皮膚炎から考えた場合、睡眠が良い影響を与えるためには、「睡眠時間を確保する」「睡眠の質を落とさない」ということが大切です。
夏場は、「質」を落としやすいという状況が生まれやすいので、エアコンなどを上手に活用して、質を落とさないように心がけましょう。
また、エアコンそのものは、決して体によい冷房器具ではありませんので、使い過ぎ、温度の下げ過ぎ、湿度の下げ過ぎには注意してください。
特に最近の機種は、冷房よりもドライの方が、温度や湿度を下げやすいそうですので、使用する場合にはドライよりも冷房を使った方が良いかもしれませんね。