ジェネリックに注意しましょう

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 
さて、先日、ある会員の方から相談がありました。

「アトピー性皮膚炎で、病院から痒み止めの薬を処方されて飲んでいるのですが、だんだん、状態が悪くなっていて、薬があっていないのでしょうか?」

という内容でした。
痒み止めの薬を服用している、ということで、抗アレルギー薬かと思って、薬の名前をお聞きしたところ、「クロコデミン」という薬の処方を受けている、ということでした。

そして、調べてみたところ、この「クロコデミン」は、「セレスタミン」という副腎皮質ホルモン抗ヒスタミン剤が混ざった薬剤の「ジェネリック薬」だったのです。

ステロイド剤の内服薬は、劇的な効果もある反面、副作用も現れやすく、その使用には厳重な管理が必要です。
会員の方も「セレスタミン」は知っていましたが、まさか処方された「クロコデミン」がステロイド剤だとは考えていなかったそうです。
医師からも「痒み止め」と説明を受けて、抗ヒスタミン薬、あるいは抗アレルギー薬だとばかり思っていたそうです。

確かに、クロコデミンには、抗ヒスタミン成分が配合されており、間違いではありませんが、主たる作用は副腎皮質ホルモンを期待してのものでしょう。

薬剤の効果や副作用については、またいずれかの機会に書きたいと思いますが、今日、書きたかったのは、最近は「ジェネリック薬」が増えてきたため、望まない薬剤の使用を避けるためには、注意して欲しい、ということです。

薬剤の名称だけでは、判断しづらい場合、最近はWebで薬の成分、役割を簡単に検索して調べられますので、気になる人は、処方された薬について調べるようにしましょう。
 

おまけ★★★★東のつぶやき

ジェネリック薬とは、

 

●お薬110のホームページより
http://www.okusuri110.com/yaka/about_yaka_dwm.html#2

後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは?

さて、薬価は国が決める公定価格であり、その決め方には一定のルールがあります。新薬においては、研究開発費などのコストが考慮されますし、今までにない画期的なものであれば、そのぶん薬価は高くなります。このようなオリジナルの新しい薬を、薬価を語るうえで「先発医薬品(先発品)(先発薬)」と呼ぶことがあります。先発品は、一連の臨床試験を通じ作用や効果が実証されていますので、その信頼性は高いといえるでしょう。

一方、新薬(先発品)の開発から20年くらい経ち、その特許が切れたあとに発売される同一成分の同効薬を「後発医薬品(後発品)(後発薬)」とか「ジェネリック医薬品」といいます。中小の製薬会社からゾロゾロと発売されてくるので、裏言葉で「ゾロ品」と呼ぶこともあります。色や形もそっくりです。後発品は、開発経費がかかりませんので、先発品に比べ薬価がたいへん安く経済的です。先発品が1錠100円とすれば、後発品は70円から30円くらいといったところでしょうか。個々人としても、また国全体としても医療費節約につながるわけです。

(以下、略)

 
というように、新薬の特許が切れた場合、他のメーカーが安く作った薬剤のことです。
基本的に、薬剤としての構造は同じですが、元の薬剤とジェネリック薬と「完全に同一」ではありません。
あるパンを、同じ原料と同じ作り方で、Aという店とBという店が作ると、微妙に固さなどが変わることがありますが、これは、原料は同じでも製造過程における機会や、製造時間などが異なることにより生じます。
薬剤も同じで、成分は同じでも、微妙な違いがでることがあることを知っておきましょう。