放射能がアトピーに及ぼすものとは?(1)

連日、原発の問題がクローズアップされておるの。

 

 

 

 

 

 

 

 
原発の問題で、最も深刻なのは放射能の影響じゃ。
アトピー性皮膚炎に対する放射能の影響については、3月31日のブログで書いたとおり、これまで前例がないため、直接の影響と言うのは不明じゃ。

じゃが、ここにきて、「衣食住」に対する間接的な影響について考慮しておいた方がよい状況が見え隠れしておる。
もちろん、そういった事象が起きないことが望ましいのじゃが、もし起きた場合には、あらかじめ想定しておくことで対処もしやすくなるじゃろう
そこで、影響が考えられる事象について取り上げておきたいと思う。

 
1.水への影響

福島原発1号機と3号機の建屋が爆発したことにより放出されたと考えられる放射能(放射性物質)の影響は、3月下旬から少しずつ弱まっておる。
じゃが、使用済みの燃料棒プールは外気にさらされておる状況であること、また一部原子炉の格納容器、圧力容器が破損している可能性があることを考えると、空気中への放出がゼロの状況ではないじゃろう。
今週末は、関東地方は天候が悪いと見込まれておるが、先月の23日に東京都で最初に乳幼児の摂取制限が出たのも、雨のあとだったことを考えると、このあと、同様のことが起きる可能性もある。
飲料水中に含まれる放射能がアトピー性皮膚炎にどのような影響を与えるのかは全く分かってはおらんが、不安感も含めて消費者のミネラルウォーターに対する購買意欲が急激に高まると、入手が困難な状況になることもあるじゃろう。
現在、都内においては、ミネラルウォーターは少しずつ流通してきている状況であるが、それでも十分な量ではない。
ただ、海外からの輸入されたミネラルウォーターは流通量が増えてきておるようじゃ。
そこで、注意したいのが「軟水」と「硬水」の違いじゃな。
日本の水は、主に「軟水」が中心じゃが、輸入されているミネラルウォーターには「硬水」が多い。
先日来の報道でもあるように、ミルクをミネラルウォーターで作る際には、ミネラルのバランス上、「硬水」は避けた方が良い、とされておるが、そういった事情もあり、実は都内で比較的入手しやすい海外の水は「硬水」が多い傾向もある。
日本人の場合、飲みなれていないこともあり、高い硬度の水を摂取すると、下痢を起こすことが
あるのじゃが、こういった腸内環境の乱れは、体内の免疫活動の70%が腸内で行われていることも兼ね合わせると、何らかの影響が現れる可能性はある。

放射能が水道水から検出された場合、再び人々がパニックになる恐れはあるため、天候が悪くなる直後は、注意をした方が良いじゃろう。
また、原発問題が終息を迎えるまでは、できれば常にある程度のミネラルウォーターの備蓄を行った方が良いじゃろう。

なお、全国の水道水中の放射能は、下記のページで公開されておるので参考にしてみて欲しい。

●全国の水道の放射能濃度
http://atmc.jp/water/
 

次回は、計画停電の影響について述べたいと思う。

 
おまけ★★★★西のつぶやき

今回、一般にはあまり詳しく解説されていないようだが、元々、日本の水道水の基準値は10ベクレル(リットル中)だった。
これはWHOが定める基準と同一だ。
だが、原発問題が生じた関係で、3月17日に、乳幼児は100ベクレル、大人は300ベクレルにその基準が上げられた。
今、ニュースなどを見ると「暫定基準値よりも低い」というように「暫定」という文字がくっついているのは、実は、3月17日以降、今回の事故の対応を行うために「暫定的に」決められた値、ということだ。
もちろん、その数値は政府が決めたわけだから、健康に対する影響はないのだろうが、ここで考えたいのは、その「暫定的に数値を上げた理由」を、正しく説明して欲しいということだ。
これまでの基準が低すぎた、という専門家もいるようだが、アメリカの法令基準は0.111ベクレルだし、ドイツは0.5ベクレルである。
決して、日本が低すぎたわけでない。
「これまで基準が低かったから上げました」では、他から情報が入ってくる中、国民は納得しづらい。
「これから原発の影響で数値が上がる可能性があるため、●●●の数値までは、本来、安全に飲用できるレベルなので、飲料水の不足を招く恐れがあるため、基準を上げました」と国民に暫定基準を設けた説明を、本来は行うべきだろう。
原発問題を深刻化させたくない、という意図が、この情報から読み取れてしまうことが問題だと感じる。
これも、昨日書いたような、情報が示す意味合い、ということに関わってくるのではないだろうか?