成長ホルモンと睡眠

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 
東日本の皆さん、今回の大地震で被害を受けられた方、生活に支障をきたしている方が大勢おられます。
心よりお見舞い申し上げます。
また、皆様の日常生活が取り戻せるように復旧が進むことをお祈りしております。

さて先日、テレビで韓国の民間療法的な日常の工夫を紹介している番組を見ました。
その内容はさておき、番組の中で成長ホルモンの日内変動についてグラフで説明していました。
簡単に言うと、夜の11時~2時にピークを迎えるので、その時間帯に寝ていることが大切、ということでした。
成長ホルモンは、お肌の修復にも関わるホルモンです。
掻き壊した肌を、元に戻すのも、成長ホルモンが関わっています。
そういった点を考えると、肌の状態が悪いときには、睡眠のリズムを考えることは必要になってきます。

こういった部分は「生命維持」と「健康維持」で分けて考える必要があるかもしれません。
例えば、睡眠自体は、こういったリズムをあまり気にしなくても、「生命維持」という観点からみれば、最低限の量さえとっていれば足りると思います。
でも、体に何らかの異常がある場合には、「生命維持」の睡眠ではなく、「健康維持」の睡眠、さらに体を回復させるためには「健康回復」の睡眠のとり方が大切になってきます。

昨今、乳幼児のアトピー性皮膚炎が増加していますが、化学物質など環境的な要因の他に、生活リズムが大人と同じような夜型の時間帯で過ごしていることも、生活内の要因の一つとして考えられます。

ただ、アトピー性皮膚炎の状態が悪い場合、あるいはステロイド剤など免疫抑制剤を中断後のリバウンド中には、リズムよく睡眠をとりたくても、副腎皮質ホルモンの産生のピークが午前4時~7時のため、明け方まで寝付けない、というケースがあります。
こういった場合は、「生命維持」「健康維持」「健康回復」のバランスを考えた睡眠のとり方も必要になります。

まず、「生命維持」として眠れるときに寝る、その中で、少しずつ時間を夜に睡眠が取れるようにシフトしていくことも大切でしょう。
痒みが強い時は、眠ることが難しいため、簡単にリズムを整えることはできませんが、それでも、リズムを整えることを「意識」しておくことは大切です。

今、原発の問題などもあり、飲料水の不安、物資の不安、野菜など食べものへの不安といった具合に、多くの方が、潜在的ストレスを多く抱えていると思いますが、そういった中で、病気を克服していくためには、できるところをしっかりキープすることを心がけるようにしたいですね。
 

おまけ★★★★西のつぶやき

今日、南君が書いた「生命維持」と「健康維持」は、ここ最近の放射性物質の許容範囲の基準値の変化なども同じことがいえるだろう。

 

●放射性物質:食品や飲料水、規制値緩和へ 食品安全委
http://mainichi.jp/select/science/news/20110326k0000m040133000c.html

食品や飲料水に含まれる放射性物質について、内閣府の食品安全委員会は25日、暫定規制値の根拠となっている健康への安全性の許容範囲を広げる方針を固めた。これを受け、厚生労働省は現在より緩やかな規制値を策定する見通し。暫定規制値は厚労省が17日に急きょ策定。原子力安全委員会の「飲食物摂取制限に関する指標」を用い、水や食品から1年間に摂取するヨウ素を50ミリシーベルト以下、セシウムを5ミリシーベルト以下としている。
 

詳しくは、後日、述べたいと思うが、今回の緩和は緊急時における規制緩和という観点が強いと思われるが、その意味合いが十分消費者に伝わっていないため、「基準値を下げないと生活できないから下げているのでは?」という不安を生むことになっている。
「生命維持」の基準と「健康維持」の基準の違いも、そこには潜在的に含まれていることを考えた方が良いだろう。