化学物質の影響調査への期待

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
昨年、エコチルのことをブログで取り上げましたが、先日、環境省がこの調査を開始した、というニュースが出ていました。

 
●化学物質の影響、10万組の親子対象に追跡調査 環境省
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E1E2E38A8DE0E6E2E3E0E2E3E39180E2E2E2E2;at=DGXZZO0195583008122009000000

 
環境省は10万組の親子を対象に化学物質と子供の成長の関連性を13歳になるまで追跡する調査を24日始めた。ぜんそくやアレルギー疾患、精神疾患と生活環境の関連を調べる。日本で子供を対象とする大規模な疫学調査は初めて。5年後をめどに最初の研究成果を公表する。

調査は宮城県や福岡県を皮切りに、神奈川県や大阪府など全国15の地区が対象で、出産予定日が今年8月以降の妊婦に参加を求める。全国約320カ所の医療機関で血液や毛髪を採取し、化学物質と病気の関連を調べる。

子供を対象とする同様の調査は世界的にも取り組みがある。ノルウェーやデンマークが10万人規模で開始したほか、米国も調査を始める計画だ。

 
どのような項目を調べるのかまでは書いてありませんでしたが、生活環境と密着な関わりを持つ疾患のことを考えた場合、このような大規模調査が行わることは大歓迎です。
化学物質は、その性質上、内分泌かく乱物質の側面を持つことから、血液検査ではそういったことも調べるではないかと思いますが、ヒトが摂取する化学物質は多岐にわたるため、できれば、呼吸から摂取される化学物質の影響、そして消化器官から摂取される化学物質の影響、その他の影響と分けて調べてほしいところです。

また、化学物質の影響が確認できた場合は、速やかにその対策も取って欲しいと思います。
社会環境レベルの対策は、個人で行うことはほぼ不可能です。
行政が中心となって取り組まない限り、実行されることはありません。
そのためには、今の文明水準の保持、という問題も少なからず生じる恐れがありますが、化学物質とは微量なほど、アレルギー反応を示しやすいことから考えても、化学物質の環境への排泄値の「低減」ではなく「ゼロ」を目指せる対策、もしくは摂取した化学物質をどのように処理していけば良いかの研究も望みたいところです。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

あとぴナビでは、アトピー性皮膚炎の発症原因、そして悪化要因として化学物質が深く関わっておることは以前から述べてきた。
どういった化学物質がどのように影響を与えているのかが解明できれば、社会レベルでのアトピー性皮膚炎克服への大きな対策を生むこともできることになるじゃろう。
東君が最後に述べたように、Co2の削減問題でアメリカや中国が参加しない、というような、経済性を優先するあまり、規制が必要と思われる対策を後回しにならないようにしてもらいたい。