乾燥と赤血球とアトピー

昨年の猛暑に続いて、天候には苦労する日が続いておるの。

 

 

 

 

 

 

 
雪害に悩まされているところもあるかと思えば、乾燥に困っておるところもある。
冬型の気圧配置からいえば、自然なことではあるのかもしれんが、降雪量、降水量は例年よりも異常な状況じゃから、今年の冬は、天候に十分注意が必要と言えるじゃろう。

乾燥と言えば、先日、フジテレビの「得ダネ!」という朝の番組で、面白いことを言っておった。
それは、「乾燥が、肌と体内に影響を与えるから注意が必要」ということじゃった。

大気の乾燥が肌に対する影響は、これまで述べてきたとおりじゃ。
大気の乾燥により肌の水分蒸散量が上昇することで、肌が乾燥し、肌が乾燥すると、痒みを知覚する神経線維が表皮内に侵入、バリア機能の低下と相まって、余計に痒みを感じるようになる、というものじゃな。

それとは、別に、乾燥は体内にも影響があるということで実験を行っておった。
その体内への影響とは「赤血球」に対するもの、ということじゃった。

どういこうことかというと、大気が乾燥すると静電気が発生しやすくなる。
すると、血液中の赤血球が皮膚の静電気にひっぱられることで、血液中の赤血球の流れがスムーズでなくなる、というものじゃった。

これは、直接乾燥に影響を受ける、というより間接的な影響ではあるじゃろう。
じゃが、赤血球は、体内の細胞に酸素を供給するなど大切な役目を持っており、各細胞の働きの低下は、やがて内分泌機能にも影響がみられる可能性があるかもしれん。
つまり、こういったちょっとした体の異常状態が、他の体の部位の異常状態を招き、結果的にアレルギーに関わる免疫にもマイナスの影響を与えていくことにつながっているかもしれん、ということじゃ。

今まで、乾燥とは肌の表面に対する影響を中心に考えておったのじゃが、もしかすると、こういった体内に対する影響も本来は考える必要があるのかもしれんの。

いずれにせよ、乾燥対策はしっかり行ってほしいところじゃ。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

番組内では、同時に、エアコンを使用することで、どれくらい大気が乾燥するのかも実験しておった。
開始前は44%だった湿度が、1時間経過でほぼ半減する結果じゃった。
暖房をエアコンに頼っている人は多いと思うが、肌の乾燥が気になる場合は、必ず湿度系で室内の湿度を計測、その数値合わせてしっかりと対策を行って欲しいものじゃの。