卵アレルギーの人でも食べられる卵に注意

東です。

 

 

 

 

 

 

 
さて、先日、ネットでアレルギーの気になるニュースを見つけました。

  
●「アレルギーでも食べられる卵」にご注意を 消費者庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000579-san-soci

「アレルギー患者が食べられる」とうたった卵をインターネット上で販売している業者が9月に少なくとも6件見つかったとして、消費者庁は29日、卵アレルギー患者は医師の指導なしに食べないよう注意を呼び掛けた。

同庁によると、卵アレルギーの原因となるのは卵の主成分で、重症の場合は呼吸困難などになるため患者は卵を食べられない。だが、これらの業者は「卵アレルギーだった息子も、この卵だけは食べられる」といった体験談を紹介。「子供さんのアトピーが出ない」などと、患者でも食べられるかのような表現を使用していた。

同庁は食品衛生法違反の恐れがあるとして、業者に表現を修正するよう指導している。

  
Webでいろいろ調べてみましたが、現在、こういった表現で販売を行っている通販は見つかりませんでしたが、関連する記事を見る限りにおいては、「アレルギー抑制効果があるとされる不飽和脂肪酸「α-リノレン酸」の含有量が通常の約5倍」ということのようです。

基本的に、アレルギーとして反応するのは、たんぱく質の部分です。
例えば、ミルクについては、「アレルギー用ミルク」というのがありますが、これは、ミルクのアレルギーとして反応しやすい部分を除去したものです。
しかし、卵は、そのものがタンパク質の塊みたいなものであり、アレルギーとして反応しやすい部分を除去した、というものではありません。
確かに、αーリノレン酸がアレルギーを抑制するということはあるようですし、そういったサプリメントもありますが、その効果は限定的なものであり、強い食物アレルギー反応を抑制できるものではありません。
特に、アナフィラキシーショックを起こすような状況の方が、この卵ならば食べられるのでは?ということは、非常に危険なことでもあり、もし、卵アレルギーの方で、こういった表現で売られている卵があった場合は、慎重に判断された方が良いでしょう。

卵アレルギーの方はご注意ください。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

食物アレルギーは、その程度にもよるが、特に乳幼児の場合は、成長とともに食べれるようになることがあるのは確かじゃ。
実際、厚生労働省の研究班の調査でも、食物アレルギー自体は3歳児をピークに減少する傾向がある。
これは、あくまで「アレルギー反応を調整する体の力」が正常に成長したからであり、その反応の調整は自らの体が行うべきものじゃからの。