スキンケアの話(3)

今日も昨日の続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
肌の乾燥を防ぐための「スキンケア」とは、どのようなことかを書きたい。

乾燥した肌の状態が、水分が不足した状態で、そのために「バリア機能の低下」「痒みの神経線維の表皮内への侵入」が起きることは昨日、述べた通りじゃ。
したがって、スキンケアの目的は、肌の角質層内に十分な水分を与え、さらにその水分を維持、保持させ、ダメージを受けた肌の場合は、バリア機能を補う、ということになるじゃろう。

そこで、基本は「保水」「保湿」「保護」じゃ。

まず「保水」で、乾燥した角質層に水分を与える。
スキンケアアイテムで考えると、「ローション系」のアイテム、もしくは水分を含む「クリーム系」のアイテムじゃな。
角質層に水分を与えたら、次は、水分蒸散を減らすための「保湿」じゃな。
皮脂膜の代わりとなるよう、「オイル系」のアイテム、もしくはオイル成分をしっかりと含んだ「クリーム系」のアイテムが良いじゃろう。
また、できれば肌の状態に合わせた有効成分が含まれておるものを選択するようにしたい。

この「保水」と「保湿」を肌の状況に合わせて使い合わせることで、角質層の「水分保持」という目的が達せられる。

実際のスキンケアとしては、「保水」を行わずに「保湿」だけ行う人もいるが、これはあまり良くない。
乾燥した肌を、公園の砂場(水分を含まない状態)で例えれば、水を与えないで砂場にビニールシートをかぶせても、砂自体が自然と潤うことがないのと同じことじゃ。
乾いた状態に水分をしっかり与えてこそ、その上から水分が蒸発しないようにカバーすることが生きてくるのじゃ。

同様に、「保水」だけしっかり行っても、皮脂膜が自分で作れないときは、せっかく行った保水も、時間の経過とともに蒸散していくので、保水の上から「保湿」を行うことも考えなければならない。
先の例でいえば、砂場に水をまいただけでは、時間の経過とともに乾いてしまう。
水をまいてからビニールシートを被せれば、乾くまでの時間を長引かせることができるじゃろう。

特に、これから空気が乾燥する時期は、夏場と同じスキンケアでは「保湿」の力が足りない、ということが多い。
「肌の乾燥」=痒みの誘発、というのは昨日、述べた通りじゃ。
環境(季節など)に合わせてスキンケアを、自分の肌にあったものに変化させることは常々、忘れないようにしたいところじゃ。

乾燥だけを考えた場合は、この「保水」と「保湿」を考えると良いじゃろう。

もう一つ考えなければならないのは、「バリア機能」が低下した状態の改善じゃな。
そこで役立つのは、「保護」を考えたアイテムじゃ。
オイル系のアイテムや保護の成分が含まれたスキンケアアイテムが良いじゃろう。
なお、乾燥が激しい人の場合は、液体のオイル系ではカバー力が足りないことがあるので、固形のオイル系アイテムが良いじゃろう。

こうして、季節などの環境要因などを考えながら、肌の状況に応じて「保水」「保湿」「保護」をバランスよく行うようにして欲しい。

明日は、毎日の生活の中で「習慣的に行えるスキンケア」の方法として、「入浴」を見ておきたいと思う。

  
おまけ★★★★中田のつぶやき

状態別のスキンケアについては、あとぴナビのサイトの中にもあるので、参考にしてください。

●状態別のスキンケアの仕方
http://shop.atopinavi.com/type/index