昔の常識、今の非常識

北です。

 

 

 

 

 

 
さて、昔は常識とされていたことが、今は非常識になっている、というのは良く耳にします。

例えば、今年の夏はまさに猛暑!水分補給に気をつけなければいけませんが、ひと昔前は運動中はバテルからなどの理由で、水分摂取はひかえるように指導されたものです^^;
いま考えると、よく熱中症にならなかったなと思いますが・・。

そこで、色々調べていたら、こんなこともありました。
今日は、「昔の常識、今の非常識」を紹介します!
  

○プールのあと水道水で目を良く洗う・・・

 

昔は水道の蛇口が逆になっているような蛇口で、水泳が終わった後はしっかり目を洗っていました。
でも最近は水道水では洗わないようです。

今はゴーグルをつけて水泳をするケースが多いようです。
水道水に含まれる塩素の問題や、水道水中のごみや場合によっては水道管からはがれ落ちたさびなどを避けるためのようですね。
目の表面を覆う角膜は、常に涙に包まれています。
そして、この涙と浸透圧の異なる液体にさらされると、目の角膜の細胞は壊れてしまいます。
水道水で洗眼をすると、角膜を包んでいた涙は流され、さらに角膜表面の細胞は破壊されてしまうらしいですね。
ですから水道水の洗眼は有害だそうです。
う~ん・・・昔は本当になんだったんでしょうね。
水道水で洗眼していて傷ついた例はなかったのでしょうか?

  

○近親者からの輸血!テレビドラマなんかでもみたような・・・・

 

昔は輸血が必要なとき、近親者で血液型が同じ人が輸血を行っているようなTVでのシーンをよく見た気がします。
近親者なら安全だというイメージがありました。
でもいまでは、近親者からの輸血は医療現場の常識として避けるようになっているらしいです。

理由は、リンパ球の関係のようです。
長くなるので、興味のある方は、下記のページをご覧ください。

 

●輸血後GVHD
http://www1.sphere.ne.jp/kei/blood/tagvhd9606.html

  

このように、昔と今、色々違ってきていることはあります。
アトピーの治療も、現在は、「ステロイド剤」や「プロトピック軟膏」など、免疫抑制剤を処方するのが「常識」とされていますが、10年後には、「非常識」になっているかもしれません。
少なくとも、デメリット情報が多く報告されているということは、問題を抱えているということでもあります。
「今の常識」は、全て否定する必要もありませんが、疑問が提示されている事項については、慎重に情報を集めることも大切でしょうね。

  
おまけ★★★★西のつぶやき

日本は、自分たちにとって有利な情報はすぐに取り入れ、不利な情報は慎重に扱う傾向がある。
プロトピック軟膏の発がんの問題が今年の春に新聞でニュースになった際も、それらは今の皮膚科学会にとって「不利な情報」だからこそ、皮膚科学会は「静観する」という立場をとったと考えられる。
医師にとって不利な情報でも、患者にとっては「有益な情報」のことがあることを忘れないで欲しいものだ。