痩せていても・・・注意しましょう!

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 
病気や異常状態の多くは、ほぼ一定の法則のようなものがあります。
肥満の方は糖尿病に注意、などのようなことです。
しかし、そういった一般的に言われていることがあてはまらないこともあります。
Webで、こんな記事がありました。

 

●血糖値が高くなるのに痩せていく!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100526-00000000-rnijugo-ent

 
「まだまだ若いから糖尿病なんて関係ない」なんて思いがちだけど、最近は10~30 代の間に「ペットボトル症候群」なる現代病が増えているんだとか。う~ん…ネーミングからして謎であります。そこで、ペットボトル症候群を発表した聖マリアンナ医科大学の研究グループに在籍していた、星賢二先生(現・たまプラーザ内科クリニック)に話を伺いました。

「ペットボトル症候群はたくさん砂糖の入った清涼飲料水や缶コーヒーなどを大量に継続的に飲み続けることで、太りやすくなり、血糖値が高くなって、急性の糖尿病になるというものです。症状としては、『体のダルさ』や『ノドの渇き』、『トイレに行く回数が増える』などがあり、最悪の場合は、昏睡状態に陥って病院に運ばれるケースがあります」

ちなみに、炭酸飲料水(350ml)の糖分をスティックシュガー(3g)で換算すると、ノンカロリーで1.5本、カロリーオフで約5本、通常のもので約12本分になる(参考/生活習慣病予防のための食べ方ナビゲーション たべナビ君)。そう考えると、ボクらは無意識のうちに糖分を意外とたくさんとっているのかも。

「ペットボトル症候群は、本人が無自覚のまま悪化しているケースが多いです。血糖値が高くなるとノドが渇きますが、その渇きをうるおすために清涼飲料水を飲む。するとさらに血糖値が高くなり、またノドが渇いて清涼飲料水を飲む。そして、さらに血糖値が上がる。そんなスパイラルに陥るのです。ちなみに、ペットボトル症候群は肥満の方に多いですが、高血糖の状態がさらに進んでいくと、体はどんどん痩せていきます」

えっ? 血糖値が高くなっているのに痩せるんですか? 逆に太りそうなイメージが…。

「体の中に入った糖は、膵臓(すいぞう)からつくられる『インスリン』というホルモンによって、エネルギーとして利用されます。しかし、高血糖の人はインスリンの分泌能力が少ない場合が多く、血液中にはたくさん糖があるのに、エネルギーとして利用されない状態になります。そうすると体は糖が足りない(利用されていない)ことを察知して、脂肪を分解して糖をつくり始めるのです。当然、血糖値は高くなりますが、インスリンが不足しているわけですから、エネルギーとして利用されない。こうして、血糖値だけが上がり、痩せていくのです」

なるほど、痩せ型だからとかあまり関係ないんですね。ペットボトル症候群にならないために、普段からよく飲む飲料水の糖分量や、1日にどれくらい糖分をとっているかなどを知り、まず肥満を予防し、血糖値が高くならないようコントロールしたいものです。
(R25編集部)

  
これは血糖値の話ですが、アトピー性皮膚炎に関わることでも同じようなことがあります。
それが脂肪肝。
アトピー性皮膚炎の方には脂肪肝の方が比較的多い傾向がありますが、脂肪肝というと、どうしても肥満の方に多い状態、と捉えがちだと思います。
しかし、実際には、「痩せている」脂肪肝の人が少なくありません。
今回の血糖値のニュースと同じく、外見だけでは判断しづらい状況があります。
脂肪肝の場合、超音波診断で比較的容易に判別できますし、この脂肪肝を減らす食事を心がけることで、脂肪肝の減少とともにアトピー性皮膚炎の症状もよくなるエビデンスがありますので、ケーキやチョコレートなど甘いお菓子が好きな方、特に夜、寝る前に食べる傾向がある方は、注意をするようにしましょう。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

アトピー性皮膚炎と脂肪肝は、過去の特集でも取り上げています。
興味のある方は、ご覧ください。

●隠れ脂肪肝によるアトピーの発症、悪化にご注意を!
http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=health&c2=1&c3=16