【Q&A】汗の対処の仕方について(2)

今日は昨日の続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日述べたように、汗はかいたときに拭きとるのが最も望ましいのじゃが、常にふき取ることは日常生活を考えると、難しい人が多いじゃろう。
したがって、そういう場合には、次のような対策を行うように気をつけて欲しいところじゃ。

 
1.吸水性の良い肌着を着用する

かいた汗をすぐに対処することが難しい場合、できれば皮膚表面に汗がそのまま残存するよりは、肌着などに吸着される方が良い。
もちろん、濡れた肌着をそのままにしておくと、逆に蒸れることもあるので、汗を大量にかく状況下においては、着替えを準備しておくことも大切じゃ。
あと、肌着の素材にも注意が必要じゃ。
できれば綿など、肌に優しく刺激が少ない素材が良いじゃろう。
ナイロンなど、吸水性の悪いものは避けた方が無難かもしれんの。

 
2.帰宅時にはシャワーで汗を流す

外出時に汗の対策が難しい場合には、できれば帰宅後すぐに、シャワーで簡単に汗を流すようにしたいものじゃ。
気をつけたいのは、ダメージを受けたアトピー性皮膚炎の肌の場合、水道水そのものを頻繁に浴びることは、塩素の影響を考えなければならん。
できれば、浄水できるシャワーを利用した方が良いじゃろう。
また、シャワーだけで済ますことは、足元を冷やすことになる。
できれば、入浴は別にしっかり行うようにしたいのと、できれば、大きなたらい、もしくは浴槽にお湯が張っていない状態ならば、浴槽の中でお湯をためながらシャワーを浴びるようにして欲しい。
単発のシャワーの影響は、さほど大きくはないが、これが毎日の習慣、となっていくと、その影響は蓄積していくことになるので注意して欲しい。

 
3.「夏場」のスキンケアを忘れない

夏は、湿度と汗の関係で、スキンケアの仕方が、それまでの季節のやり方とは異なることが多い。
年中、同じスキンケアを行っているのでは、スキンケア後の肌の状態も季節ごとに、変わった状態になる。
できれば、スキンケアは、肌を一定の安定した環境下におくことが望ましいのじゃから、夏は夏用のスキンケアを行うことが大切じゃな。
具体的なスキンケアの仕方は、個人差もあるから、相談ダイヤルなどで、相談して欲しい。
汗の対策としては、以上が基本となるじゃろう。
じゃが、汗をかく、ということは、アトピー性皮膚炎克服に向けては、かなり大切な要因でもあるので、汗をかくことを恐れてエアコンなどの環境下で過ごすのではなく、「上手に汗をかく工夫を行う」ようにして欲しいものじゃ。

今年の夏は、かなり暑さが続く予報が出ておるようじゃ。
残暑も去年よりは厳しい見込みのようじゃから、秋以降の肌状態を高めるためにも、今の季節の汗対策、そして汗をかくことを十分気をつけながら行ってほしいと思う。
学生さんも、暑さに負けずに頑張ってほしい。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

夏場のスキンケアの基本は、「洗浄+スキンケア」じゃ。
特に、感染症にかかりやすい人、あるいはステロイド剤やプロトピック軟膏など、免疫を抑制する薬剤を使用している人は「洗浄」を忘れないようにして欲しい。
同時に、洗浄という行為そのものは必要な行為ではあるが、油脂分も落とす行為なので、洗浄後の適切なスキンケアも忘れないようにの。