アトピーとスキンケア(4)

南です。

 

 

 

 

 

 
昨日は、「水分保持を高めるスキンケア」について述べました。
今日は、「バリア機能を高めるスキンケア」について見ていきたいと思います。

バリア機能を高めるスキンケアは、基本的には「保護」が大切になります。

 
●保護を考える

 
バリア機能を高めるスキンケアは、ダメージを受けた肌の「保護」に重点を置く必要があります。
ダメージを受けた肌は、アレルゲンなどの異物の侵入を容易にし、また、肌そのものの免疫力が低下していることによって、感染症にもかかりやすくなります。

この「保護」とは「保湿」と共通する部分も多いのですが、基本的には「カバー力」のあるスキンケアアイテム、あるいは保護力の強いスキンケアアイテムを使用すると良いでしょう。
特に、傷や炎症のある肌に水分を与えると、しみやすい状況が見られます。
このため、状態が悪いと、スキンケアに抵抗を覚える方もおられるようですが、放置しておくことは、肌が回復状況に至るまでの期間は、悪化させる傾向が続くため良くありません。
具体的には、刺激の少ない油脂性のアイテムなどを使用すると、お肌にしみることが少ないようです。
水分が少ない肥厚した状況なども見られるときには、市販のスプレー容器に温泉を入れ、そこに刺激が少ないピュアサージオイルなどを数滴混ぜて良く振ってから吹きかけると、比較的使いやすいようです。

また、水分が皮膚にあまりしみない人の場合には、保護力が強い成分のアイテムも有効です。
あとぴナビで取り扱っているアイテムでは、リピジュアの種類の中で皮膚に塗布すると疑似皮膚構造(ラメラ構造)を展開してくれるポリクオタニウムー61を含んでいるAPクリームなどですね。

ただし、いずれにせよ、お肌の状態に合わせて選択する必要がありますし、また、生活の環境、例えば睡眠のとれ具合、食事、ストレスの状況なども、こういったお肌の状態に影響を与えますので、保護に重点を置かなければならない悪い状態の場合には、お肌に塗る「スキンケア」だけではなく、生活面も考えた方が良いでしょう。

それと、保護という観点からいくと、包帯などで覆ってあげることも有効な方法の一つです。
あとぴナビ通販で取り扱っているアイテムの中では、チュビファーストがそれに当たります。

これは、皮膚を包帯で覆うことで、外部の刺激から直接防御できるのと同時に、皮膚の水分蒸散も抑えることができますので、「保水」「保湿」も同時に行えます。
夜、寝ているときに無意識のうちに掻きむしることが多い人には、特に良いようです。
昨日のおまけで東君が、今月のあとぴナビの特集「スキンケア教室」のことを案内していましたが、今日、述べたオイルと温泉を混ぜる方法やチュビファーストの併用なども具体的に載っていますので、参考にしていただくと良いかもしれませんね。

ダメージが強い肌は、こういった「保護」を最初に考え、同時に、乾燥の状況を見ながら、「保水」「保湿」を合わせて考えるようにしましょう。

明日は、状態別のスキンケアについて少しだけ述べておきたいと思います。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

炎症とは、免疫反応により生じる現象じゃが、この炎症が強い状況は、皮膚の保護は、かなり重点を置いた方が良いと言えるじゃろう。
ヒトの肌は、常に「回復しよう」という恒常性の機能は働いておる。
じゃが、炎症と言う免疫反応は、体に全く意味なく生じておる現象ではない、
もちろん、誤った反応であることが多いことも確かじゃが、体にとっては、その時点で「必要」と判断したから炎症を起こしている、という要素もあるのじゃ。
そういった点から考えても、正しいスキンケアとは、肌だけを見ながら行うだけではなく、今日の南君が書いていたように、影響を受ける生活面などにも注意が必要と言うことじゃ。