環境とアトピーの調査

東です。

 

 

 

 

 

 
昨日のメルマガでも少し触れましたが、今週の火曜日のニュースを今日は紹介したいと思います。

 
●子どもの健康と環境10万人調査へ 信大など協力
http://www.shinmai.co.jp/news/20100413/KT100412ATI090008000022.htm

 
化学物質や生活環境が子どもの健康に与える影響を明らかにしようと、環境省は本年度、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を始める。信大(本部・松本市)を含む全国17大学と協力。県内など全国15地域・計10万人の子どもを出産前から13歳になるまで長期間追跡し、データや血液などの試料を集める、日本では初めての大規模調査となる。

計画では、化学物質が妊娠・生殖や先天奇形、精神神経発達障害に与える影響を調査。小児ぜんそくやアトピーなどのアレルギーや小児肥満などの代謝・内分泌系の異常との関係についても分析する。調査期間は21年間。本年度の事業費は約31億円で、調査実施にかける費用は総額900億円を見込んでいる。

信大など各地域の調査機関が新生児の臍帯血(さいたいけつ)や両親の血液、母親の母乳などを採取し、国立環境研究所(茨城県つくば市)が中心となって化学物質量を測定。体内に蓄積されやすいダイオキシン類や、シックハウス症候群に関連した化学物質、農薬類などが主な測定対象となる見込みだ。

協力家庭に食事や喫煙などの生活習慣を聞く質問票調査や面接も定期的に行い、統計的に分析することで、子どもの成長や発達に影響を与える要因の解明を目指す。

信大は山梨大(甲府市)とともに甲信地域を担当。両大学で計約7200人を調査する。環境省によると、県内では伊那地域を調査対象として検討。産科や小児科、公衆衛生学、遺伝医学の研究者を集め、同調査の拠点となる「センター」を信大内に設ける構想も出ている。

 
ようやく、といったところでしょうか?
今回の調査は「ダイオキシン類や、シックハウス症候群に関連した化学物質、農薬類などが主な測定対象となる見込みだ」とありますが、できれば、大気中の化学物質との関連も、調べて欲しいところです。

お隣の韓国では、日本から約10年遅れて、アトピー性皮膚炎が増加し始めている様相が見受けられます。
韓国は、車社会で、街中を走る車の数は、面積当たりでみると、日本よりも多いように感じます。
これまで何度も述べたように、1日に摂取される化学物質の80%が呼気からであることを考えると、車の排気ガスと、アトピー性皮膚炎の増加には何らか関係があっても不思議ではありません。

もちろん、車社会によって受けた恩恵は多大なものがありますが、文明の発達とともに、健康に影響が出ているのであれば、決して看過できる問題ではありません。

昨日のジョシュアくんのブログにあったように、地球環境に「文明」が与えた影響の結果が「気象異常」という形で現れているのと同様に、体にも「文明」の副作用にような影響が蓄積されていくことは望ましいことではないでしょう。

今回の調査が、真の意味で「健康」に繋がってくれることを望みます。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

こういった大規模な調査が行われるのは、良いことじゃな。
もちろん、調査の結果、全ての化学物質が影響を与えていた、ということにはならんじゃろう。
じゃが、現在、不明とされるものは、こういった調査で、少しずつ解明が進むものじゃ。
アトピー性皮膚炎も、さまざまな「科」が関わって、調査がなされると良いの。