古い化粧品に注意!

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 
先日、四国にお住まいのAさんから相談の電話がありました。

Aさんは、温泉湯治を始めて約1年、昨年は秋頃まで、ステロイド剤のリバウンドで状態が悪かったのですが、それも乗り越えられ、今年に入ってからは比較的順調に過ごされていました。
お肌の状態も、色素沈着やかさつきは少し残っているものの、炎症や痒みは、ほとんどおさまっていました。
状態が良いためAさんは、先週、外出する際に、温泉湯治を始める前に使用していた化粧品を、1年ぶりに使ってみることにしました。
一応、今の肌に合う、合わないもあるかと思い、最初は、ほほに、ほんの一滴ほどつけてみました。

ところが・・・

つけて数分後から、顔全体がムズムズし始め、気がつくと、顔全体が真っ赤に腫れあがってしまったそうです。
Aさんの場合、今回使用した化粧品は、一年前まで使用していた化粧品が残っていたのを、そのまま使用したそうです。
その後、その化粧品をよく確認したところ、つける時には気がつかなかった少し異臭があったそうです。
保管方法は、鏡台の上にそのまま置いてあったそうです。

おそらく、常温保存していた化粧品が、開封・使用も行っていたため、変質していたものと思われます。
化粧品も、本来は「生もの」です。

もちろん保管、保存が一定期間行えるように品質管理は行っていますが、普通の化粧品であれば、お肌への刺激を極力、緩和させるため、防腐剤や酸化防止剤などは必要最低限度しか入れないでしょう。
そのため、温度が変化しやすい環境(常温)に長期間置いておいたり、あるいは、クリームなどの場合は直接指を入れる、ローションなどの場合はプッシュする注ぎ口を手や指で触れてしまうことで、手や指の雑菌などが混入、温度変化も伴うことで、変質させることがあります。

開封前の化粧品であれば、常温保存でも問題は少ないでしょうが、開封後は、長期間使用しない場合は、できるだけ冷蔵庫などで保存、さらに3カ月以上経過した場合には、品質をよく確認すること、開封後1年以上、経過したアイテムは、低刺激のアイテムの場合は特に注意を要することが大切でしょう。

Aさんは、幸いにも、その後数日ほどで、状態が落ち着きました。
いわゆる「かぶれ」のような状況だったのだと思います。
ただ、そういった状態の変化は、今のような季節の変わり目に重なった場合、アトピー性皮膚炎そのものの悪化要因になることもありますので、肌の状態が悪い場合、古い化粧品は基本的に使用しないように注意しましょう。

 

おまけ★★★★南のつぶやき

食べ物も、「賞味期限」の場合、期限を過ぎてもすぐに腐っている、ということではありません。
「消費期限」は、期限を過ぎた場合、腐敗の問題から食べてはいけないことになっています。
この違いは、素材や添加物などの違いが関わっていますが、化粧品も同じく、開封までは「賞味期限」、開封後は「消費期限」が生じることを、意識した方が良いでしょう。