発酵食品を食べよう

今、みんなの朝食は、どんな感じじゃろうか?

 

 

 

 

 

 
昔ながらの、味噌汁、納豆、漬物といった人もいるじゃろうし、パン食の人もいるじゃろう。
あるいは、朝食は時間がなくて食べない人もいるかもしれん。

じゃが、食は体を作る基本じゃ。
この食の内容が、体にとってどう良いのかは、意外と大きな問題になる。

先日、Webで次のような記事を見つけた。

 
●「アトピーにはキムチ!」キムチ乳酸菌がアトピー治療に効果?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100409-00000058-scn-kr

 

韓国の伝統食品であるキムチの乳酸菌からアトピー治療に効果がある微生物が発見されたことが明らかになり、話題を呼んでいる。韓国のメディアは「アトピーにはキムチ」「キムチでアトピーを治療」などと、続々とこの快挙を報じている。

この研究は、嶺南大学生命工学部のパク・ヨンハ教授と忠北大学の医学部ハン・ユンス教授を含む産学連携研究チームが数年間研究してきたもので、この研究結果はアメリカのアトピー専門の医学誌『Annals of Allergy,Asthma and Immunology』4月号に掲載された。

研究チームは、アトピー性疾患に苦しむ2歳から10歳までのアトピー患者100人を対象に3カ月間の臨床実験を行った。その結果、キムチ乳酸菌から発見された微生物Lactobacillus sakei probio(65)が血清内の特定の細胞を減少させ、アトピー治療に効果的であったことが判明した。この研究結果はすでに韓国国内で特許を取得、現在アメリカやヨーロッパ、中国などで特許を出願している。

パク教授は「今回の研究成果は現代人の難病の一つであるアトピー性疾患を治療する新薬開発の可能性を切り開いた。国内バイオ企業を通じて商品化し、全世界に普及させたい」と抱負を語った。(編集担当:金志秀)

  

ここでのポイントは、「キムチ」というよりも「乳酸菌」という部分じゃろう。
人間の免疫活動の7割は、腸管内で行われておることが分かっておる。
このため、腸管内の状況が良いか悪いかで、体全体の免疫状況も影響を受けることがあるということじゃ。
いわゆる「腸管免疫」ということじゃな。
そして、腸管内を良い状況にするために有効なのが「発酵食品」ということじゃ。

韓国の場合は、代表的な発酵食品はキムチじゃろう。
日本だと、最初に述べた「味噌汁」「納豆」「漬物」といったところじゃろうか。

アトピー性皮膚炎の人に限らず、今の日本人は、こういった「発酵食品」を毎日摂取する機会が減っておるようじゃ。
もちろん、発酵食品だけで考えると、ヨーグルトなどもあるじゃろう。
しかし、和食が中心じゃった日本人の場合、乳製品(動物性)から作られた発酵食品よりも、大豆(植物性)から作られた発酵食品の方があっておることが多いようじゃ。

実際、毎日の朝食を、こういった発酵食品を中心としたものに変えたらアトピーが良くなった、という話も良く聞く。
今の食事の内容をもう一度、見直してみることも大切じゃろうの。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

記事中には、キムチが取り上げられておったが、あくまで韓国における土壌があってこそのものだということは考えておいた方が良いじゃろう。
日本のキムチの場合、辛さで体が熱くなるようなものもあるが、そういったものは、血管拡張による痒みが生じることもある。
大切なのは、「キムチ」というより、発酵食品という部分じゃろう。
日本の場合じゃと、同じような伝統食でいうと「漬物」といったところじゃろうか。
「和食」の摂取を心がけて欲しいところじゃ。