ベストな選択、よりもベターな選択を

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、アトピーでお困りの成人男性の母親から、ご相談を受けました。

成人で、仕事をしながら湯治を行っている、でも仕事はすぐには止められないという状況下の中、ステロイドは極力使用したくないため、使用を中断。
独自に、スキンケアや湯治を行っていました。
本人より母親が熱心に色々と勉強し、相談もいただいていました。
本人は、仕事が忙しいなどもあるようですが、母親に質問も任せその回答で自分で判断をし、行っています。
またステロイドを中断したことでリバウンドもでてきて、辛い状態、そして睡眠不足にもなってきています。

スキンケアでこれとこれを使用してみましょうといわれたけどれど、どうも自分には刺激があるようだ、しかし言われたとおりに行ってみようと、一度決めたらその通りにおこなってしまいました。
お母様との相談の時には、その時の体調や調子に合わせて行うようにお話ししていました。
あとぴナビのスキンケア商品は、実際にアトピー性皮膚炎の方たちに、モニターいただき、改良を加えながら商品作りを行っていますが、皮膚の状態は人それぞれです。
そして、炎症の状態も日々変化しているはずです。
入浴などもそうですが、一度こうだと決めてしまうとそれを何が何でも厳守してしまう方がいます。
時と場合によっては良かれと思って行っていたことが、ダメージを与えてしまうこともあるかもしれません。
例えば、普段、1日トータルで1時間入浴している方が、睡眠不足が続き、体力が減った時にも同じ入浴時間で入っているのでは、体力を余計に消耗させてしまっていることもあります。
あるいは、乾燥が続いている状態の肌に対するスキンケアと、炎症が加わった肌のスキンケアでは、その目的(保水、保護など)も異なってきます。
このように、本当は、その時の状態にあわせて、スキンケアや入浴方法なども変えていくことが肝心です。
そして成人であれば、自分自身の身体が自分自身の炎症を回復させていくのでありますから、一番わかっているのはご自身です。
自らが疑問不安などありましたら、直接、相談員に連絡をとることをお勧めします。
直接でないと、お話ししたことが少し違った方向で伝わってしまうこともあるかもしれません。
また成人とはいえ、ご両親も自分のお子さまの辛い状態をみるのはお辛いはずです。
どうしても無理をさせたくない、楽にさせたい、本人がNOといってしまったら何もできない、など身内だから甘えてしまい伝えられないこともあるでしょう。

この方の場合に、今のままの方法では逆にダメージを与えていくことになり。回復の方向に動かない可能性が考えられました。
そこで、まずは睡眠、食事を優先させ、入浴時間をその時の体力などと相談して行うこと、またスキンケアも、現在行っている方法が刺激になるようであれば代えてみる、薄めてみるなどのアドバイスをしました。

アトピー性皮膚炎は「生活の中で治していく」ことが「基本」と言えます。
そして、生活そのものは、毎日変化し、さらに体も毎日変化していきます。
どのような変化に対し、どのような生活の変化を加えるのが良いのか、難しい部分もありますが、体と生活に対して、最もベターな選択を行うことが大切です。
もちろん、「ベストな選択」が一番良いわけですが、いろいろな要因が絡んでいる以上、「ベター」を求めていくことも大切だと思います。

少しでも、ベターな選択ができるようお手伝いしていきたいと思っていますので、お気軽にご連絡くださいね。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

毎日の生活の中で治していくためには、犠牲にしなければならないことも出てくることがある。
もちろん、最終的に求める結果を得るためじゃから、犠牲と言うより「その時点で、自分が望まないことを行う」という言葉の方が良いかもしれんの。
難しい問題も絡むことがあるのじゃが、小さなつまずきで歩みが止まっても、前を向いていれば、また歩き出すことは可能じゃ。
そして、体はバランスの上に成り立っていることを忘れずに、できるだけ「全体」を見ていくようにしたいところじゃ。