プールに入ると花粉症になりやすい?

東です。

 

 

 

 

 
今日は、少し前の記事ですが、興味深い記事を見つけましたので、紹介したいと思います。

 

 
●子供の頃水泳をやっていた子供ほど、将来花粉症になりやすい
(2007年1月29日)

 

ドイツで行われた研究によると、プールで頻繁に泳いでいた児童は、後に花粉症に悩まされる可能性が高くなるらしい。
プールに使用される塩素化合物は、泳者の尿や汗の混じった水を殺菌する。ところがその一方で水面で有毒なガスを揮発させるため、酸素が運ばれるデリケートな肺の上皮組織を傷めてしまうのだ。このような刺激を上皮組織が慢性的に受けると様々なアレルギー性疾患の原因となることが、これまでの研究によって判明している。
今回の研究では、35歳から74歳までの成人2,606名の、アレルギー性疾患の病歴とプールの使用頻度が、過去に遡って調査された。また、年齢や性別、居住地域、学歴、喫煙歴、アレルギー性疾患以外の病歴なども考慮され、細かい分析が行なわれた。その結果、学童時代に頻繁にプールに通っていた経験があった者は、花粉症を発症する確率が通常より74%も高くなることが分かったのである。
この結果を受け、既に一部のプールでは導入されている、極めて少量の塩素を使用、或いは全く塩素を使用しない新しいプール水殺菌方法 を、研究者たちは強く推奨している。

 

この記事は、アレルギー研究専門誌「Allergy」に掲載された研究報告に基づくものです。
水道水に含まれる塩素については、アトピー性皮膚炎の場合も、皮膚たんぱくに影響を与えることから、マイナス面が多いとされています。

プールを運動で取り入れている人や、子どものスイミングスクールなどで利用している人は、結構おられると思います。
記事中には、「上皮組織が慢性的に刺激を受けること」が良くないと指摘していますが、これは皮膚も同様のことが考えられます。

今回の記事は、室内のプールが対象となっていますが、「塩素」だけの問題を考えた場合、家庭のお風呂も考える必要があるかもしれません。
もっとも、プールの場合、塩素を直接、投入していますので、水道水に含まれる塩素の量よりは相当、多く含まれているのは確かでしょう。
ただし、お風呂は日常生活の一部に含まれており、多くの人が「毎日」の生活習慣として利用していると思います。
入浴だけでなくシャワーも直接皮膚に「触れる」ことを考えると、影響が考えられますので、注意が必要でしょう。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

プール自体は、運動という側面からみれば、決して悪い物ではない。
じゃが、「プール」自体の環境によっては、影響がみられることもある、ということじゃな。
同様に、家庭のお風呂も、環境次第では影響が考えらるので、気になる人は、塩素対策などをしっかり行いたいものじゃ。