洗濯槽のカビに注意

東です。

 

 

 

 

 
今日は、昔の記事を一つ紹介したいと思います。

 
●ニュース! アトピー発症の原因?
http://allabout.co.jp/health/atopy/closeup/CU20020519A/

 
◇アトピー発症の原因?◇

 

最近ニュースなどの報道で、アトピー発症には「洗濯機のカビ」が原因のひとつか?と発表されました。

ことの始まりは、大阪市立大学病院皮膚科のアトピー患者の方が、突然と改善の方向に向かったので、患者の最近の日常生活の変化を調べたら、変化のひとつに「長年使用していた洗濯機を新品に交換」したことがありました。
洗濯機にはかなりのカビがあるので、そういう経緯から、「洗濯機のカビ」について大阪市立大学病院皮膚科と大阪市立環境科学研究所で研究をを始めたとのことです。

みなさんのご自宅、職場などで使用されている洗濯機ですが、使用し始めてからどのくらいの年月が経っているでしょうか?これまでに洗濯機のそうじをしたことはありますか?
表面上はきれいな洗濯機でも、分解して洗濯槽をはずしてみると、中はかなりのカビがはえていることが多いのです。それはどんなにきれいにしていても、そうじしても排除することがなかなかできません。ここ何年かの「全自動洗濯機の普及」が、カビもはびこる原因のひとつとなっています。
そのカビは、洗濯機で洗濯すればするほど増加していくばかりだそうです。衣類を洗濯するのですから、その中にはハウスダストも洗濯によって洗濯機の中に落とされ、ちりダニなども含まれていますので、アトピーのために良いわけがありません。

こういったカビ、ちりダニなど異物に反応して、肌に異常があらわれるのです。アトピーで重症化してしまう問題ですので、その原因となる異物は排除していかなくてはいけません。
カビの種類も研究が進んでいるので、ちかいうちにアトピー発症の原因のひとつが解明されることと思います。一年後ぐらいには研究結果がわかるのではないかとのことです。

(以下、省略)

 
これは2002年の記事ですが、その後、追記事は出ていませんから、この研究結果がどうだったのかは分かりません。
あとぴナビでも、以前、この洗濯槽のカビに関連する取材を考えたことがありますが、特に大きな論文発表は見当たりませんでした。

ただ、これまでのアトピー性皮膚炎の方の状況を見ている限りにおいては、洗濯槽のカビが「アトピー性皮膚炎発症の原因」とまではいかなくても、「アトピー性皮膚炎悪化の原因」になっているのではないかという例がいくつもありました。

今の自動洗濯機は、洗浄、すすぎ、脱水が一連の流れで行え、さらに最近の洗濯機は乾燥まで付いているものもあります。
しかし、どうしても衣類そのもに対する圧力は水圧と遠心力に頼っているため(手で押し洗いする程の圧力がかけられない)、すすぎの際に、5%程の残留物があることが分かっています。
この残留物は主に洗剤ですが、カビがひどい洗濯槽の場合、カビが残留することがあっても不思議ではないでしょう。
衣類に付着したカビが、肌についた場合、当然、異物と認識しやすく、特に炎症や掻き壊しにより、皮膚のバリア機能が低下した人の場合、アレルゲンや感染症などの一因にはなりやすいと言えます。

そういった観点からも、洗濯槽のカビは、しっかり対策を行っておきたいところです。

 
おまけ★★★★南のつぶやき

この洗濯槽のカビは、特に純石ケンを使っている人の場合、石鹸カスが洗濯槽に付着し、その有機物を餌としてカビが繁殖しやすい傾向が見受けられます。
特に、アトピー性皮膚炎の人の場合、合成の洗濯洗剤は良くないということで、純石ケンを好まれる方も多く、注意が必要でしょう。
また、純石ケンといえど、「界面活性剤」に違いはないわけですから、残留した場合の皮膚への影響は合成の洗濯洗剤と同様に見られます。
あとぴナビが重曹の洗剤を取り扱っているのは、界面活性剤そのものが全く含まれていないためですが、肌の状態が悪い方は、洗濯も一度、見直すと良いでしょう。