アトピーでやってはいけないこと(1)

来月は、アレルギー月間じゃ。

 

 

 

 

 

 
おそらく、製薬会社が主催するアトピーのシンポジウムの記事なども、新聞などで目にすることになるかもしれん。
じゃが、昨日の大田君のブログにもあったが、医師が説明することが、常に真実を語っているとは限らない。
患者側も、その情報の正確性を見極められるだけの情報を、十分に得て欲しいものじゃ。

今までブログでは、アトピー性皮膚炎克服には、どういったことが必要なのかを述べてきたが、今一、ピンと来ていない、あるいは自分が実行しなければならないこと、という認識ができないことも多いようじゃ。
そこで、今日から1週間にわたって、見方を少し変えて、「アトピー性皮膚炎の人が、やってはいけないこと」をいくつか具体的に述べて行きたい。

 

1.運動不足
2.タバコとお酒
3.過食
4.夜更かし
5.ステロイド剤などの長期連用
6.高温での入浴
7.部屋にひきこもり

 

まず、今日は一つ目の「運動不足」じゃ。

 
1.運動不足

 

アトピー性皮膚炎が増加してきた背景を考えて行くと、その基本的な原因の一つが「化学物質の増加」「代謝の減少」の二つといえよう。

化学物質の増加については、過去のブログで何度も述べておるので、今回は省くが、もう一つの背景といえる「代謝の減少」が、今回取り上げたい「運動不足」ということにつながってくる。

最近は「メタボリック症候群」という言葉がすっかり定着したようじゃが、そこから生じる可能性がある疾患は「生活習慣病」と呼ばれるものじゃ。
そして、このメタボリック症候群の解消のためには、摂取するエネルギー(食事)を制限するか、放出するエネルギー(運動などによる代謝)を増加させるか、いずれかが必要になる。

そして、今の私たちの生活で足りないのが「運動などによる代謝」といえよう。

特に、アトピー性皮膚炎の基本的な原因の一つといえる「化学物質の摂取」は、今の私たちの社会環境下においては、避けることが不可能な状況じゃ。
数日前のブログにも書いたが、食事に気をつける人は多いようじゃが、しょせん、そこで軽減できるのは20%程度じゃ。
私たちが摂取する化学物質の80%は、大気中に含まれるものであることを忘れてはならんじゃろう。

もし、大気中の化学物質を大きく軽減するためには、車の使用、家電製品の使用、合板を使用した家具の使用に大きな制限をしなければならん。
じゃが、事実上、車のない社会、テレビ、パソコン、冷蔵庫、エアコンなどのない社会の実現は不可能なことじゃ。

そこで必要になってくるのが、「摂取された化学物質の排出」ということなのじゃが、そのためには、「運動」や「入浴」などによる代謝が必要になる。

しかし、今、毎日、継続した運動を行えておる人はどれくらいおるじゃろうか?
しかも、「健康維持」のためではなく、「健康改善」に必要な量となると、ほとんどの人は行えておらんことになる。

良く1万歩は歩こう、と言われておるが、そこで得られる運動量は、あくまで毎日の生活を営む上で、必要な最低限量じゃ。
「健康維持」としては役立っても「健康改善」まではいたらん。

厚生労働省の運動指針小委員会が示した「健康作りのための運動指針」によると、「健康維持」に必要な量は、ウォーキングの場合だと、約1時間30分ほどとなる。
(1エクササイズ・・・歩行の場合20分、1週間で23エクササイズが目標)
これでようやく「健康維持」じゃ。
もちろん、その他に何かしらの運動を行えば、その強度により、量や時間も異なるのじゃが、週末の運動だけ行うことを考えれば、土日で5時間ずつのウォーキングを行うのは、まずもって困難じゃろう。

当たり前に毎日を送っていく中では、自分たちが運動不足に陥っているとは思いづらいと思うが、健康を維持する運動すらできていないのが普通だということを忘れてはならんじゃろう。
さらに、摂取した化学物質を代謝で排泄することを考えると、その量は、もっと必要になる。

こういった社会生活環境下で生活しているからこそ、アトピー性皮膚炎が増加してきたわけじゃし、また、生活習慣病が増加してきたとも言えるんじゃ。

アトピー性皮膚炎克服を目指すならば、「運動不足」はやってはいけない生活だということを知ってほいて欲しい。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

毎日の生活の中で必要な代謝量は、入浴などでも得られます。
ただ、入浴の場合、温度や時間、回数などにも影響を受けますので、注意が必要です。
博士が今日、書いた内容は、個人差は考えていませんから、代謝量、運動量は、人によって異なることは十分考えた上で、アトピー性皮膚炎克服を考えて行くためには、「運動」「入浴」による代謝量を確保することを、しっかり考えていきたいところです。