毎日の習慣を変えることの大切さ

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 
今日は、会員の方からいただいたお便りを紹介したいと思います。

 
●Kさんのメール

 
子供の手にしもやけが出来やすくなったことがありました。
元々アトピーではないのですけれど、しもやけによる炎症とかゆみはひどいものがありました。
まさに見た目の症状はアトピーと一緒だったと思います。
そのとき、早速薬を探しに行きました。
薬局では「早く直したいのであればこちらをどうぞ」ということでステロイドを薦められました。
そのとき、ステロイドの用途は、アトピーに限ったことじゃないんだなと思いました。
また、アトピーではないからちょっと使えばすぐよくなるかなという安易な考えで使い始めたことも事実です。
塗るとたちまち良くなりました。
まさに高級なハンドクリームっていう感じです。
しかし、数日すると赤みはもっと強まってきました。
痒みもしかりで、夜中にぼりぼり掻いている音で起こされることもありました。

ステロイドの怖さってこのことかなとそのとき初めて実感しました。
そういえば、しもやけが出来やすくなったころから、子供がちょっと低体温気味かなということも感じていました。
夏場でも手や足の先が異常に冷たいのです。
「あとぴナビ」との出会いで、生活の見直しをおこなわせていただきました。
一年中冷たいものを良く摂っていました。
アイスクリームが大好きで、食後のデザートに必ずといっていいほど、少しずつでしたが、アイスを出してやっていました。
糖分も与えすぎていたのでしょう。
そんな習慣がいつのまにか体を冷やして、手先などの末端部が冷えやすくなっていたのかもしれません。
ステロイドはすぐに処分して、そのかわりに安全な保湿剤でのケアとぬるめのお湯にじっくりと入って、体の芯をあたためることをおこなわせました。
今年は、今のところ、しもやけの症状らしきものは出ていませんが、もっともっと手が暖かくなって欲しいなと思っています。
これからも入浴を続けていきます。
子どもにとっても長湯が趣味(?)になりつつあるのか、湯船から、なかなかあがってこなくなりました。
入浴の良さってアトピー改善に限ったことではないのですね。
何よりも簡単な予防法ですから続けることが出来るのだと思います。

 
Kさん、お便りの方、ありがとうございました。
ブログで、博士や他のスタッフも、何度も書いていますが、ステロイド剤は、アトピー性皮膚炎という病気によって生じる、「痒み」という症状を緩和させる役割しかありません。
アトピー性皮膚炎という病気そのものを治す力は持っていないにも関わらず、今の処方は、患者に対して、「アトピー性皮膚炎が治る」というイメージを抱かせるような使われ方をしています。

では、どうすればアトピー性皮膚炎を治していくことができるのかというと、それは自分の体がアトピー性皮膚炎を出さない、あるいは誰しもが持っているアトピー性皮膚炎を抑える力を「正常に働かせる」ようにしていくことです。
そのためには、いつも言っていることですが、睡眠や運動、食事、ストレスの解消などの生活習慣や、化学物質、湿度、温度などの生活環境要因を改善していくことが必要です。

生活を変えることは、習慣である以上、難しいかもしれません。
でも、アトピー性皮膚炎を、「本当の意味」で治していくためには、生活を変えるしかないことも十分理解して、取り組んでいって欲しいと思います。

 
おまけ★★★★大田のつぶやき

アトピー性皮膚炎を治していくために必要な生活の改善は、個人個人によって異なるのが現状です。
人によっては睡眠だったり、食事だったり・・・
個人差が大きいだけに、今の病院の治療では、診療時間の関係からも、個人ごとの細かい聞き取りが難しいことも、ステロイド剤などの対症療法が中心となっている現状を生んでいることも確かでしょう。
しかし、病気を治すためには、「症状」にアプローチするだけでは不十分であることも良く理解して、「病気」にアプローチすることを考えて欲しいところです。