私立学校の方がアトピーになりやすい?

寒い日が続いておるの。
新型インフルエンザは、少し落ち着きつつあるようじゃが、まだまだ油断は大敵じゃ。
防寒対策などもしっかり行って欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

さて、昨日、山梨県の学校保健統計調査の平成21年度版のニュースが出ておった。
文部科学省のホームページを見ると、全国の統計については平成21年度版は、まだのようじゃったが、昨年(20年度)の報告を見ると、一つ興味深いことに気がついた。

 

●政府統計の総合窓口
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001015756&cycode=0

 

上記のホームページの、表番号5「年齢別 都市階級別 設置者別 疾病・異常被患率等」のエクセルデータを開くと、アトピー性皮膚炎の統計調査も出ておるのじゃ。

エクセルの表の下にあるタグ「05-001」を見ると、総合統計を見ることができる。
その中では、公立、私立の学校別の統計も出ておるのじゃが、それを見ると、公立よりも私立の学校の方が、アトピー性皮膚炎の率が高いことが分かる。

 

●アトピー性皮膚炎の患者の割合
公立の幼稚園・・・・3.24%
私立の幼稚園・・・・3.59%

 

公立の高校・・・・・2.28%
私立の高校・・・・・2.40%

 

幼稚園で10%以上、高校でも5%以上の差があり、全国の統計であることを考えると、十分な有意差が見て取れるじゃろう。

なぜ、私立の学校に通う生徒の方が、アトピー性皮膚炎になりやすいのか、いろいろと考えられることはある。
例えば、公立の学校の生徒と比較して私立の学校の生徒に見られやすい項目としては、

 

1.夜遅くまで勉強して睡眠不足になりやすい
2.家庭の収入が高い傾向があり、食生活が豊食になりやすい
3.勉強の時間が多く、運動不足になりやすい

 

などがあるじゃろう。
もちろん、個人差はあるじゃろうから、一概にはいえんが、少なくとも、私立の学校の生徒に共通しやすい項目が、「アトピー性皮膚炎」の発病率を上げていることは確かじゃ。
明確なところは、細かい調査を経ないと分からないことではあるが、できれば、こういった視点から行政の方でも調査を行って欲しいものじゃ。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

上記のホームページの表では、都市部と地方などにも分かれており、そういった数字を見ていると、他にも、いろいろな傾向が見て取れる。
いずれ、他の面でも、気がついたことはブログで紹介したい。