黄色ブドウ球菌の感染症に要注意!

昨日の、あとぴナビのメルマガでも簡単に触れておった内容じゃが、今日は、感染症の話を少々、したいと思う。

 

 

 

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ステロイド剤を中断後に生じる悪化状態を、皮膚科医の中には、いまだに「ステロイド剤の副作用の症状ではなく、アトピー性皮膚炎が悪化した状態」という説明を行うことがあるようじゃ。
もちろん、炎症を抑える薬剤を中断=炎症が抑えられない、ということでもあるから、炎症を起こしているアトピー性皮膚炎そのものが悪化している、ということ自体はあながち間違いとはいえん。

buy Charlie Bubbles じゃが、この「リバウンド症状」「離脱症状」と呼ばれる状態において、皮膚検査を行うと、そのほとんどの方が、何らかの感染症に罹っておることがわかる。
つまり、リバウンド症状をもたらしている原因は、アトピー性皮膚炎が悪化した状態に限るのではなく、その何割かは、感染症によりもたらされておる、ということじゃ。

このことは、過去のブログでも何度も触れたので、細かい部分は説明を省かせてもらうが、今日の話題としたいのは、「黄色ブドウ球菌」の感染症じゃ。

黄色ブドウ球菌の感染症にかかると、黄色ブドウ球菌が出す毒素に反応して、IgEが増加する場合があるんじゃ。

この前のブログでも書いたが、IgEは、3つの受容体を持っており、特にB細胞と結合するIgEは、アレルゲンとの反応により、さらにIgEを増強させることがある。
アトピー性皮膚炎の炎症そのものの悪化は、このIgEの増強により引き起こされておる場合があるが、黄色ブドウ球菌の感染症にかかると、その毒素がIgEをさらに増強させることになる。

そして、ステロイド剤を中断後の悪化状態に対して、感染症が悪化要因になっているにも関わらず、アトピー性皮膚炎が悪化した状態、ということで、ステロイド剤の治療に戻ると、ステロイド剤そのものは、免疫を抑制させる薬剤じゃから、炎症反応は抑えることができても、感染症そのものは悪化させることになる。

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ステロイド剤がインターロイキンー4とIgEの受容体の一つであるGal-3との関係により、IgEそのものを増強させる働きがあることは、以前のブログで書いた通りじゃが、このリバウンド時で黄色ブドウ球菌の感染症がある場合、次のような問題が生じる。

 

1.ステロイド剤を使用することでIgEを増強させる
2.ステロイド剤を使用することで、黄色ブドウ球菌の感染症を悪化させる
3.黄色ブドウ球菌の感染症が悪化することで、IgEがさらに増強される
4.IgEが増強されることで、アトピー性皮膚炎の炎症反応が悪化する

 

ということじゃな。
先に述べたように、ステロイド剤を使用した直後の状態は、IgEによる炎症反応は、免疫抑制作用により抑えられておるが、IgEそのものを二重の意味で(ステロイド剤による増強、黄色ブドウ球菌による増強)増強させてしまうことで、潜在的にアトピー性皮膚炎そのものを悪化させている可能性があるわけじゃ。

リバウンド症状が現れた際に、医師からステロイド剤の再度の使用を勧められて使用したが、塗った直後だけ症状が少し改善され、すぐに悪化した状態を繰り返している、という場合には、十分な注意が必要じゃ。

特に、ステロイド剤などによるIgEの増強は、表面にIgEを結合させるB細胞、sIgE+B細胞が関わっておる。
アトピー性皮膚炎でない人は、このB細胞がIgEを表面に結合させないsIgE-B細胞が多い。

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sIgE+B細胞は、sIgE-B細胞が変異して作られる。
そして、いったんsIgE+B細胞が増えた場合、それが減少するための解決策は「時間」しかないといわれておる。

十年、二十年と繰り返し症状を悪化させながら、継続しているアトピー性皮膚炎の症状は、実は、その治療の過程において、ステロイド剤と黄色ブドウ球菌により、アトピー性皮膚炎そのものを悪化させていた、と考えられる状況の人は、実に多くいる。

今、そういった兆候があると感じる人は、まず皮膚の感染症の状況について調べてみる方が良いかもしれんの。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方の皮膚の感染症については、くれぐれも「医師の主観」で判断されてしまわないように注意してください。
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特に、皮膚の検査も行わずに、感染症は大丈夫、という医師に限って、ステロイド剤を処方しやすいという皮肉な傾向も見られます。
今の主治医が検査をなかなか行ってくれなくても、事前に電話などで、「皮膚の感染症の検査が行えますか?」と聞いて、しっかり対応いただける病院は必ずありますので、いろいろとあたってみましょう。
なお、アトピー性皮膚炎の皮膚の感染症の検査は、保険が適用されないこともあるようなので、その点は、あらかじめ理解しておいてください。
これは、地域によって、保険を管轄する行政が、アトピー性皮膚炎の人の皮膚の感染症の検査について、その必要性を認めないことがあるためであり、困った部分です。