アトピーとマニキュア

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 
アトピー性皮膚炎の方の場合、外に出かけること、というのは回復期においては特に大切な生活の要因といえるでしょう。
でも、外出すると症状が悪くなる、という方もいらっしゃいます。
今日は、その原因の一つと考えられるお便りをいただきましたので紹介したいと思います。

 
●Oさんからのお便り

南さん、こんにちは。
お久しぶりです。
以前も、相談させていただきましたが、外出するたびに症状が悪くなるのが気になっていましたが、ようやく、その原因と思われることに気がつきましたので、報告させていただきます。

今まで、外出すると必ず調子を悪くしていました。
日差しのせいかな、体力がないのかな、人ごみが苦手なのかな、見られているという精神的なことかな、など、いろいろ考えてしまうことが続きました。
昔は旅行が好きだったし、大勢、人の集まる観光地に行っても、人ごみで疲れてしまうことはなかったはずだと自分に言い聞かせるのですが・・・
多少赤い顔をしていても、楽しんでしまえば気にすることはありませんでした(これはディズニーランドで実証済み)。
ひさしの深い帽子と日傘、そしてダメ押しのUVケアは必需品ですので、紫外線対策は最も気を使っていました。
遠ざかっていた運動の習慣が減っていたことが原因だと思い、少しずつ散歩も始めました。
散歩はいたって快調に続けることができました。
でも、遊びや友達に会いに行くということになると、てきめんに駄目なのです。

「近所の散歩」と「友達に会いに行く」のとでは、楽しさは断然‘友達’です。
アトピーであることを知っている気心知れた仲間です。
なのに、食事をしていても、途中で気分が悪くなることが続きました。

Dance of the Dragon rip そして、先日、ようやく違いに気づきました!
それが、前日うっかりし忘れたマニキュアでした。
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朝も時間に追われ‘スッピン’の爪で出かけました。

電車の中でするのもなあと思って、そのまま友達に会いました。
顔に施せないお化粧を、せめて爪でということで、私にとって唯一のおしゃれがネイルでした。
もちろん短めにしていますし、ネイルアートのようにケバケバしくも出来ません。
ツルンとした爪に、将来の自分の治った状態の肌を重ね合わせていたのかもしれません。
マニキュアからの揮発成分を夜通し吸い込んで、翌朝体調の良いわけはありません。
マニキュアなど何でもない人も大勢いると思いますが、私には何かしらの過敏さが潜んでいたようです。
知らず知らずのうちに回復を妨げている見えない敵が潜んでいますね。
私の場合、無頓着だったから気づくのに時間が掛かりました。
でも、その後は、マニキュアをしなくなって、いたって快調に過ごせています。

(以下、省略)

 

アトピー性皮膚炎の発症と悪化には、化学物質という要因は、かなり大きなウェイトで関わっていると考えられます。
特に、人間が一日で摂取する化学物質の総量の内、呼吸から摂取されるのは全体の8割に当たりますので、今回のOさんのお便りにあったように、揮発性の化学物質が悪化要因となっていたことも、当然かもしれません。

マニキュアをつけるのが習慣になっている方は、一度、注意してみてくださいね。

 
おまけ★★★★南のつぶやき

今回のOさんの場合は、マニキュアが関わっていましたが、空気中に存在する揮発性の化学物質は、その他にもたくさんあります。
代表的なのはホルムアルデヒドでしょう。
壁紙や家具、電気製品などからも放出されますので、家の中の換気には気を配りたいものです。
でも、そういったことに神経質になりすぎるのも考えもの。
以前、子どものアトピーのアレルゲンの関係で「掃除をしっかりしましょう」と医者に言われて、毎日、一生懸命、掃除を行いすぎて、数ヵ月後、ダウンしたお母さんもおられました。
対策はしっかりとった方が良いのですが、「疲れすぎる」ほどに考え込むのは、ストレスの面からも注意しましょう。