「にら」を食べてみませんか?

小田です。

 

 

 

 

 

 
九州HRCでは、食養をテーマにいろいろと食事を考えていますが、素材の中には、体に働きかける力が強いものもあります。
今回取り上げたいのは「にら」。
ちょうど、これからの季節の旬の食材です。

「にら」は、よく「疲れにくい」「滋養強壮に良い」「身体が温まる」と言われますが、これがとても優秀な野菜です。

独特な香りがありますが、生姜などとブレンドすると気にならなくなります。

この前、Yさんからメールをいただきました。

 
こんにちは。Yです。
お陰様で夏ばては何とか脱出できました。
やはり、規則正しい生活が大切。また新鮮な野菜を摂るようにしました。
特に生姜、ねぎなど辛い物系の野菜も良いとの事で食欲ももどり、最近は「ニラ」も食べる事が多かったです。滋養強壮に良いと聞きましたので。
そのせいかどうかは判りませんが、しつこかった水虫も消えつつあります!
今まで薬を塗っても治らなかったのに不思議。
関係あるかどうかは不明ですが、いちおう報告しておきますね。
体力が戻ってきましたので、ぼちぼち何か運動始めようと思います。
それでは。

 

「ニラ」は、生でも茹でても良く、炒め物や鍋物、餃子など幅広く使われる野菜です。
これが調べてみるとなかなか興味深い内容がありました。

ニラは中国原産。ユリ科の多年草で、ほぼ全国で栽培されている野菜です。
中国、東南アジアでは古くから栽培され、切っても切っても生えてくる生命力の強いスタミナ野菜です。

漢字で「韮」と書きますが、以前は草かんむりを外した「韭」と書かれていたようです。
「韭」はニラが地面(一)に生えている様子を表している象形文字で、いちど植えると久生(きゅうせい-久しく生える)の意味で「韭」(きゅう)とも言います。
日本では戦時中に庭先に植えると、ほとんど手間いらずで生えてくるため重宝されたともありました。
私たちがスーパーなどで見かけるニラは根本で刈り取った状態ですが、根が無いのは「根を残して何度も収穫した」からでしょうか。
いかにも生命力の強そうな植物ですね。

特に秋冬は葉肉が厚くなりますので、これからの時期の食材です。
ニラには、食物繊維、βカロチン(ビタミンA)、ビタミンC、鉄分、カルシウム、カリウムが豊富に含まれ、古くから滋養強壮効果のある野菜として食されています。

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(1)疲労回復(スタミナ)の効果

ニラを切ったときに硫化アリル(アリシン)という物質が発生します。
これは玉ねぎなどにも多く含まれる辛み成分です。
このアリシンがビタミンB1と結びついてアリチアミンという成分に変化し疲労回復効果を発揮します。
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ビタミンB1(チアミン)は、ご飯や麺類、またパンなどの炭水化物をエネルギーに変える働きをします。

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しかしビタミンB1は消化吸収があまりうまくできないのと、体の中に蓄える事はできません。
ところがアリチアミンに変化すると、消化吸収が良くなり、体内に貯えることが出来るようになります。
このようにニラにはビタミンB1を体内に長くとどめて働かせる効果があります。
スタミナ野菜と呼ばれる所以はこんなところにあるのですね。
このアリシンはニラ同様、ニンニクや玉ねぎにも多く含まれています。

(2)抗菌・殺菌の効果

アリシンはニラやニンニク等を刻んだときに発生するのですが、強い抗菌・抗カビ作用があるとされています。
この作用がYさんの水虫(白癬菌)に効いたかどうかは判りません。

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ニラを切ったときにできるアリシンが空気に触れた際に変化し、ジスルフィドという物質になります。
ジスルフィドが細菌などにつく→細菌が持つ硫黄と結合して細菌の構造を変化→殺菌するというしくみです。

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ちなみにニラの根元部分にアリシンが多く、葉先部分にはβカロチンが多いとのことです。
アリシンは細かく刻む程に多く発生しますので、細かく刻んだニラを薬味としてスープに入れたり、納豆に混ぜるなどすると効果がありそうですね。
また疲労回復やスタミナアップにはニラをビタミンB1を豊富に含む豚肉と炒めたり、餃子や肉団子にしたりするのはとても相性良く、効果がありそうです。
今年は、意外と残暑は厳しくないようですが、それでも夏バテを感じている方などは、食事の中に取り入れてみてはどうでしょうか?

 
おまけ★★★★東のつぶやき

身体は「食」により得られた栄養素で、構築されています。
また、活動するためのエネルギーも「食」で得られます。
今日の小田さんのブログで紹介していた「にら」のように、食材の中には、体に何らかの力を与えてくれる、あるいは働きかけるものは結構多くあります。
もちろん、その時々の身体の状態に合わせて考える必要はありますが、栄養バランスの他に、体に何らかの影響を与えてくれる「攻め」の食事、というのも大切かもしれませんね。
ただし、食材によっては、ピンポイントで摂取することが有効なものもありますので(摂取量が多すぎると良くないもの)、注意ください。

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