生活習慣病と日本食

東です。

 

 

 

 

 
アトピー性皮膚炎に限らず、今の私たちの食生活の環境は、本来、健康体を維持、あるいは健康体に改善していくものとは、程遠いのが現状です。
この前、ネットでこの食事に関する「マクガバンレポート」という記事を読みましたので、今日は、その内容を紹介したいと思います。

癌や心臓病などで年々増え続ける医療費に頭を悩ましていたアメリカ合衆国では、1977年にマクガバン上院議員を委員長とするアメリカ上院栄養問題特別委員会が膨大なレポートを発表しました。
これが、通称、「マクガバンレポート」と呼ばれるものです。

このレポートでは、心臓病をはじめとする諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした「食源病」であり、薬では治らないと結論づけ、高カロリー、高脂肪の食品つまり動物性食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜、果物を多く摂るように勧告しています。
そして、そのレポートの中で最も理想的な食事は、日本人が元禄以前に食べていた食事であると明記されたのです。

元禄以前の食事とは、精白しない穀類を主食とし、季節の野菜や魚介類といった内容になります。
そして、その後、アメリカでは空前の日本食ブームがおこりました。

1996年、日本でも厚生省(現・厚生労働省)は、がん、脳卒中、糖尿病などの総称としてこれまでの「成人病」と呼ぶことをやめ、これらの病気が年齢よりも日常の食事、運動、喫煙などの生活習慣によって引き起こされるものであると考え、「生活習慣病」と呼ぶように変更されました。

現代日本においては、小中高生の3~5人にひとりは、肥満もしくは高コレステロールなどの生活習慣病予備軍であるという、恐るべきデータがあります。
また、1997年に日本人の20~60代を対象に行なわれた検査によると、日常生活に支障がないと判定された健康な人は、わずか5%にすぎず、かなり高い確率で生活習慣病になる可能性がある人が6割に及んでいました。

このようにマクガバンレポートによって、古来の日本食が理想の食事である事が指摘されながら、わが国では依然として食の欧米化が見直される気配がありません。
生活習慣病はアトピー性皮膚炎にも通ずるものと考えられますから、近年のアレルギー性疾患の増加も、食事からの要因があると考えて間違いないでしょう。
動物性食品の過剰(動物性たん白や動物性脂肪)、脂肪全体の過剰および脂肪全体の中での動物性脂肪と植物性脂肪の比率の悪さ(動物性脂肪の比率が高すぎる)、そして砂糖の過剰摂取、自然な形の野菜や果物の摂取減少、食品の過度な加工による深刻なビタミン・ミネラル不足、食物繊維の減少などが影響して、身体の健康が蝕まれてきているという事を知り、小さい子どものうちから「食育」という観点で、健康的な食習慣を身につける事を重視し、嗜好的な食の楽しみが優先される様な現代の食の見直しが急務のように感じます。

先日の、牛乳や乳製品の記事でも述べましたが、いまだに子供の学校給食に牛乳が出ているということには違和感を感じてしまいます。
私たち日本の世界に誇れる伝統的な食文化を、もう一度見直してみる事が必要に思います。

 
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

4/17のプレゼントの発表ですが、先日24日を予定していましが、応募が多かったため、集計に時間がかかったので、来週の火曜日に発表させていただきます。
発表をお待ちいただいていた方は、ごめんなさい。
もう少しお待ちくださいね。