体内時計とアトピー

先日、ネットで面白い記事を見つけたので、紹介したいと思う。

 

 

 

 

 

 

◆体内時計ってどんな仕組みなの?(「R25」より)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090326-00000046-rnijugo-ent

日光など外部からの影響がなければ、1日が25時間で進むという人の体内時計。もともと体のどこにあって、どのような仕組みで動いているのでしょうか。その秘密について、産業技術総合研究所・生物時計研究グループ主任研究員の宮崎 歴さんに伺いました。

「体内時計は、基本的には脳の中にある限られた領域の神経細胞だけで制御されているといわれています。脳にある視交叉上核(しこうさじょうかく)という1万6000個ぐらいの細胞が体内時計の働きをしているんです。もう少し細かい話をすると、体内時計のリズムは4種類の遺伝子で制御されているということがわかっています。これらは昼に働くもの2種類と夜に働くもの2種類にわかれているんです。この遺伝子の働きに大きく影響を与えるのが日光です。光の情報が入ってくることで昼の遺伝子が活性化され、それから12時間ぐらいたつと夜の遺伝子が活性化されます。これによって体内時計は実際の1日の長さである24時間にリセットされるんです」(宮崎さん)

なるほど。体内時計は脳に仕込まれているんですね。

「はい。ただ、さきほどお話しした体内時計にかかわる遺伝子は体中どこにでも、すべての臓器、さらには細胞にまであります。これらは視交叉上核を親時計とすると、子時計に例えられます。子時計は自ら動くことはなく、親時計からの信号で指令を受けて動きます。親時計から時間の信号が体中にある子時計に送られることで、睡眠と起床、消化と吸収が行われたり、体温、血圧、脈拍が周期的に変化したりしているんです」(同)

いろんなものに影響を与えているんですね。ちなみに、ガン細胞が増殖しやすい時間やアレルギーの発生しやすい時間帯があり、それに合わせて薬を服用する時間が考えられたりもしているそうです。また、親時計は、子時計からの影響を受けることもあるそう。

「たとえば昼食を抜くと、親時計からの指令でお腹は栄養を受け入れる準備ができているのに、栄養がやってこない状態になります。そのことが親時計にフィードバックされ、『昼じゃないのかな』と判断してしまう場合もあるんです」(同)

体内時計のことを考えても、ご飯抜きはよくないんですね。また、海外旅行や出張でよく耳にする時差ぼけも親時計と子時計が大きくかかわっているようです。

「時差ぼけは親時計と子時計がズレることが原因といわれます。親時計はわりと早く、1日か2日で現地時刻にリセットされやすいんですが、それに子時計がついてこれなくなるんです。親時計は現地時刻でも子時計はまだ出発国の時間という状態になることで不快感が生じ、眠気が出たり食欲がなくなったりという現象を引き起こしているといわれています。そのため、時差ぼけを早く解消するには、現地時刻に合わせて食事することや屋外で日光を浴びることで、子時計にどんどん現地の情報を伝える必要があります」(同)

さらに、宮崎さんによると、時差ぼけ以外でも意外なところに体内時計の影響があるそう。それはなんといわゆるブルーマンデー。土日が休みの場合、平日のように決まった時間に寝起きしなくてもいいことなどから、体内時計が25時間のリズムになってしまいがち。

そのため、通常は実際の時間と1日1時間しかずれないところを月曜の朝には週末分を足して3時間のずれが発生してしまいます。その影響で体調が優れなくなってしまうそうです。これを防止するには休日も規則正しく起き、外出して日光を浴びることがおすすめだとか。

憂鬱な月曜日をハッピーマンデーにするためには、土日は遅くまで寝たり、逆に24時間パーティだぜ! なんて夜更かししたりといった不規則な生活はしない方がいいんですね。

 
アトピー性皮膚炎の方で、リバウンドのときなど症状が悪化した状態のときに、昼夜逆転することは良くあることじゃが、昼夜逆転した状態を解消するのは、なかなか難しいものじゃ。
じゃが、昼夜逆転したままでは、アトピー性皮膚炎の内分泌のリズムから見ても良くないし、社会復帰のことも考えると、できるだけ解消した方が良いのは確かじゃ。

この記事を見ても分かる通り、体内時計は、さまざまな理由でズレを生じさせたり、またそのズレを解消しようとする働きがある。
そこで、ズレを解消させるためにも、朝、起きて日光を浴びるのは大切なことと言えるじゃろう。
もちろん、全く睡眠がとれていない状況で体力を奪うことが続くことは、マイナス面を抱えることもあるから、何が何でも早起きしなければいけない、というわけではないが、生体は一定のリズムを刻むことで、自律神経や内分泌の調整が行われる要素も多い。
そういった面では、可能な範囲で、朝、日光を浴びる習慣をつけるのは、体内時計の面からも、また生体のリズムから見ても有効だと言えよう。

現在、昼夜逆転で、なかなか朝、起きれない人は、どうじゃろう、一週間の内、3回ほど曜日を決めて、朝、起きることにチャレンジしてみるのも良いかもしれんの。

 
おまけ★★★★小田のつぶやき

HRCでは、宿泊者の方に朝の散歩をお勧めしています。
博士がブログで書いた体内時計の面もありますし、また、朝は排気ガスの影響も日中と比べると少ないので、呼吸器系への影響からも良い面があります。
時間帯もありますけど、天気が良い日に、朝日を眺めると、何かすごく得した気分になりますよ。