豆講座16・アトピー克服の条件(8)

今日は、豆講座じゃ。

 

 

 

 

 
前回は、食の3つめの要素となる「発酵食品の減少」じゃったが、今日は「おやつの在り方」じゃ。

 

4.おやつの在り方

 

最近、子どもたちが間食として「おやつ」を食べるとき、そのイメージは完全に「お菓子」となっておるじゃろう。

本来、おやつとは、江戸時代に「八どき」(現在の午後2時~4時ぐらい)に食べた間食から、始まったと言われておる。
昔、おやつは、小腹が減った時に、それを満たす「食事」だったということじゃな。

今のように「おやつ」が、「食事」というよりも「お菓子」というイメージになったのが、いつ頃なのかは、わからんのじゃが、さほど昔ではないようじゃな。
しかも、「お菓子」の内容が問題じゃ。

特に今の子どもたちは、生活の中で代謝が不足するような社会環境下にある。
ところが、代謝が不足しているのに、お菓子はチョコレートや、スナック菓子など、いずれも体にとって良いとは決して言えんようなものが中心となっておる。

アトピー性皮膚炎の子どもには、脂肪肝が多いことが分かっておる。

 

◆隠れ脂肪肝によるアトピーの発症、悪化にご注意を!
http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=health&c2=1&c3=16

上の記事を読んでもらえるとわかると思うが、脂肪肝というと、肥満の人を思い浮かべるかもしれんが、今は、痩せている脂肪肝の人も多いそうじゃ。
そして、この脂肪肝とアトピー性皮膚炎の症状の悪化には、関連があることがエビデンスで証明されておる。

確かに、子どもたちは、1回の食事で消化、吸収できる量に限りがあるから、複数回に分けて食事を摂取した方が良い、という意見は正しいじゃろう。
乳幼児が、お腹がすくたび、数時間おきにミルクを飲むのと同じじゃ。

しかし、その内容はあくまで、成長と活動に必要なエネルギーの摂取が目的のはずじゃ。
おやつを与えるのは、別に悪いことではないのじゃから、できれば炭水化物などを少量摂取させる方が良いのじゃ。
あるいは、季節の果物を少量、与えるのでも良いかもしれんの。

アトピー性皮膚炎で悩んでいる子どもたちに、間違っても、チョコレートのポッ●ーを一箱、とか、ポ●トチップスを一袋、などは止めて欲しいものじゃ。
いや、それらのお菓子を絶対に摂取してはいかん、といっておるのではない。
友だちのところに遊びに行ったときに出されたのまで、食べてはいかん、ということではない。
しかし、毎日食べるおやつが、それらのスナック菓子に当たり前になっとる状況があるのならば、要注意、ということじゃ。

体にとって、負担となるようなお菓子が、おやつとして常態化しておることは、アトピー性皮膚炎が増加している背景としても考えられるのじゃ。

次回は、アトピー性皮膚炎に食が関わる要素の最後として「農薬や添加物の問題」について取り上げたいと思う。

 
おまけ★★★★南のつぶやき

お菓子って、難しい問題ですよね。
子どもたちにとって、一番理想的なのは、お母さんの手作りのお菓子でしょう。
ただ、時間も手間もかかるとなると、なかなか取り組めないこともあるかもしれません。
そんなときは、「おにぎり」をおやつにあげてみてはどうでしょうか?
子どもたちにとって、甘い食べ物は魅力いっぱいかもしれませんが、それと同じくらいお母さんが握ったおにぎりも、魅力的だと思いますよ。
塩味、おかか、梅など、小さく握って味を工夫したり。
時々、おやつとして取り入れると、アクセントにもなるかもしれませんね。