インフルエンザと風邪

東です。
久しぶりのブログです。

 

 

 

 
最近は、ニュースでもインフルエンザの話題が増え始めました。
実際、東京では4年ぶりに「流行警報」が発令されました。
東京都では、定期的に都内287の医療機関を定点観測していますが、09年第4週(1/19~1/25)に報告された患者数は、過去10年の同時期で最多になったそうです。

 

◆インフルエンザ:都、4年ぶり流行警報発令 過去10年同時期、患者数が最多 /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090130-00000084-mailo-l13
(毎日新聞)

 

今年は、新型インフルエンザ(鳥インフルエンザ)も危険視されており、まだまだ空気の乾燥が続くこれからの季節、油断なりません。
最近では、インフルエンザが報道に上がることも多く、一般の方の知識も増えてきてはいますが、それでも「風邪」と「インフルエンザ」の違いを知らない人も、まだまだいるようです。

インフルエンザとは「インフルエンザウィルスA型、B型」と呼ばれるウィルスにもたらされるのに対し、風邪(普通感冒)は、ライノウィルス、アデノウィルス、コロナウィルスなどによってもたらされます。
症状も、両者はかなり違い、インフルエンザの特徴としては、高熱、関節痛や筋肉痛、強い倦怠感などが挙げられます。
そして、風邪とインフルエンザの最も大きな差は「合併症の有無」です。
気管支炎、インフルエンザ肺炎、細菌性脳炎や脳症などは、風邪でも生じることがありますが、稀であり、インフルエンザが危険とされる一つの理由は、これらの合併症の問題が挙げられます。
特に、お年寄りや子どもは、これらの合併症で生命に危険が及ぶこともありますので、インフルエンザを「たかが風邪なのに」とは思わない方が良いでしょう。

しかし、このインフルエンザも、罹ってしまったら必ず「治す」治療法は、今の医学のレベルではまだありません。
もちろん、抗ウィルス剤など、直接インフルエンザと「戦う」治療法も存在しますが、それらの薬剤の基本は、ウィルスの「増殖」を抑えることであって、ウィルスそのものを全て「退治」できるわけではありません。
ウィルスを確実に退治できるのは、自らの「免疫システム」しかないといっても過言ではないでしょう。
そのため、最終的に「治る」「治らない」は、自分の免疫システムの働き如何にかかっていることになるのです。
また、現在、有効とされる抗ウィルス剤には、異常行動など副作用の問題もつきまといます。

 

◆<インフルエンザ>治療薬使用で注意喚起 厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090129-00000154-mai-soci
(毎日新聞)

アトピー性皮膚炎の方の場合、体調の悪化は、アトピー性皮膚炎の症状も不安定にしますので、できる限り、予防措置を講じることが大切です。
外出する際のマスク、帰宅時のうがい、部屋の加湿など、防御を少しでも強める工夫は大切でしょう。
1月30日の、ジョシュアくんのブログでは、皆さんの風邪対策を募集していますが、いろいろとお寄せいただいていますので、いずれご紹介できると思います。

インフルエンザの本格的な流行は、これからと言われているようですので、皆さんも気を付けてください。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

インフルエンザや風邪に対する人間の免疫システムはヘルパーT細胞の1型(Th1)が担当しており、それに対してアレルギーに関わる免疫はヘルパーT細胞の2型(Th2)が担当しておる。
このTh1とTh2は、お互いが関係し合っており、Th1が活性化すると、Th2が抑えられ、Th1が抑えられるとTh2が活性化する仕組みになっておる。
そのため、インフルエンザや風邪をひくと、Th1が活性化しTh2が抑えられるためか、アトピー性皮膚炎の症状が一時的に良化するケースを時々目にすることがあるのじゃ。
とはいえ、風邪やインフルエンザが治れば、アトピーの症状も再燃するし、また風邪やインフルエンザで体調を悪化させることは、アトピー性皮膚炎を悪化させる要素でもあるので、東くんも書いておったが、各自が予防措置を講じる工夫を行うことは、大切じゃぞ。