最も優秀な「病院」って?

こんにちは。南です。
今日は、薬の使い方について、少し考えてみたいと思います。

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先日のことですが、こんな話がありました。

「とびひ」になっているお子さまがいました。
当然、病院で治療を受けていました。
抗生物質や消毒などです。
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しかし、薬剤を使用すると、症状が少しは良くなるのですが、「とびひ」の病状が治ることはなく、数カ月の間、しつこい感じで、一進一退を繰り返していました。

あまりに長引いている感染症の状態に不安になった母親は、他の医師にも相談し、抗生物質をずっと使い続けると耐性菌というものが生れて、いざという時に抗生物質が効かなくなるということを聞いたため、その医師とよく話し合った結果、薬を使用することを中止したそうです。

薬の代わりに、少し痛がっても、こまめに石鹸で患部を良く洗い、また、爪の間もしっかりゴシゴシと洗浄して流水で流して、掻いたときに、雑菌が皮膚内に入るのを少しでも防ぐ工夫をしました。
入浴は、全身症状ではなかったために、湯船には入りましたが、毎回、お湯の交換をし、できるだけ炎症部位を清潔に保つことを心がけました。

お菓子など、甘いものも、結構好きでしたが、少しセーブしたり、我慢もさせることもあったそうです。
あるいは、果物やお芋などを与えるようにしました。
睡眠も、しっかり取るようにして、いつもより早く寝て、就寝の時間のリズムも作るように気をつけたそうです。

A Special Magnum for Tony Saitta hd そんな甲斐があったのでしょうか。
薬を使用しなくなってから、2週間ほどで、とびひの症状は良くなってしまいました。
状態の範囲や、また、その方の体調などにもよるのでしょうが、感染症であっても、場合によっては薬に頼らなくても良くなることはあるんですね。

他でも、風邪をひいた時の風邪薬も同じです。
特に、抗生物質を使わなくても、暖かくして安静にしていたら良くなった、という経験はありませんか?
外国のお医者さんなどでは、軽い風邪のようなときには、薬などを処方せず、ビタミン剤くらいで「家でゆっくり休んでいれば治りますよ」といった診察をするホームドクターも多いと聞いたことがあります。

身体は、とってもすぐれた治癒させる力(病院)を持っています。
例えば、「発熱」させてウィルスなどを撃退する、これも自分自身が持っている治癒力です。
風邪かな、と思ってすぐに解熱効果のある風邪薬を飲むと、一時は症状が楽になったような感じがしても、そのあと、かえって熱が出てしまい、治りを遅くしてしまうこともあります。
これは、解熱剤を使用することで、せっかく自分の身体にある風邪のウィルスを攻撃する「熱」という部隊を整えることを、遅れさせてしまったりするからです。

自分の治癒力を、できるだけ上げるようにすることで、病気が治ることはよくあります。
特に、現代社会に生きる私たちは、すぐに薬に頼ったりしてしまう傾向があるのではないでしょうか。

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もちろん、薬がどうしても必要な時もあるでしょう。
生命維持に危険な状態が考えられても、薬を使わず自然治癒力に頼るべきだ、ということではありません。

しかし、病気になったら、「必ず薬を使う」という考え方も、どうかと思います。
なぜなら、人間は誰しもが、最も「優秀な病院」を、自分の体の中に抱えているのですから。

 

おまけ★★★★東のつぶやき

The Story of Us video

先日、厚生労働省が、来年度、発売された医薬品の副作用の原因を分析し、安全対策を検討する体制を強化する方針を固めた、という記事を読みました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090108-00000008-mai-soci

少々驚きだったのは、1日あたり130件ほど寄せられる副作用情報の内、担当する人員が少ないため、約40件ほどしか処理できていなかった、ということです。
もちろん、副作用情報の程度の問題もあるでしょうし、優先度の問題もあるかもしれません。
しかし、日本には、副作用の情報に対応する人員が、欧米諸国の半分から、8分の1程度しかいないというのは、薬剤の使用量から考えると、大変考えさせられました。
ステロイド剤やプロトピックの副作用の情報も、毎日失われれている約90件の情報の中に埋もれて行っていたのでしょうか?
特に、プロトピックについては、昨年、国内でも「発がん」の副作用の報告例が挙げられたぐらいなのですから、深刻な情報として捉えられていると信じたいところですが・・・
少なくとも、厚生労働省が、来年度から記事にあったような取り組みを行う以上、アトピー性皮膚炎の患者にとっても、有益な結果が得られることを祈っています。

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