【再掲】ステロイド剤の正しい使い方(5)

申し訳ない。

お詫びじゃ。

 

 

 

 

5月6日~5月13日まで8回に分けて掲載した「ステロイド剤の正しい使い方」のブログじゃが、何かの都合で5月10日掲載分(5回目)の記事が消えてしまったようじゃ。

ブログの読者の方からご指摘いただいたので、消えた記事の分を再度、掲載したいと思う。

なお、「ステロイド剤の正しい使い方」を読みたい方は、下記をクリックして欲しい。

●第1回目 http://blog.atopinavi.com/2009/05/06/

●第2回目 http://blog.atopinavi.com/2009/05/07/

●第3回目 http://blog.atopinavi.com/2009/05/08/

●第4回目 http://blog.atopinavi.com/2009/05/09/

●第5回目 今回、再掲した記事じゃ。下記を見て欲しい。

●第6回目 http://blog.atopinavi.com/2009/05/11/

●第7回目 http://blog.atopinavi.com/2009/05/12/

●第8回目 http://blog.atopinavi.com/2009/05/13/

以上じゃ。

では、5月10日掲載した記事を再度、掲載したい。

 

【以下は、5月10日に掲載した記事です】

 

今日も昨日に引き続き、ステロイド剤が抱える三つ目の問題点じゃ。

3.アトピーを治すと勘違いする

 

アトピー性皮膚炎の原因は、個人差が多いのじゃが、そのほとんどは生活の中に潜んでいることが多い。

食事や睡眠のとり方、運動不足、化学物質の影響やストレスなど、考えられる限りの生活面の中のどこかに、大本の原因があると言ってよいじゃろう。
もちろん体質的な要因、遺伝的な要因も無視はできんのじゃが、アレルギーとは人間の体が引き起こしている免疫活動である以上、その活動を調整する働きも誰しもが持っておる。
普通の人は、アレルギーに関わる免疫活動を抑制する働きがバランスを保って上手く行われておるのじゃが、アトピー性皮膚炎の人の場合、アレルギーを抑制する体の力が上手く働いてないことが多い、
そして、このアレルギーを抑制する力とは、免疫活動に影響を与える、自律神経や内分泌が関わっておる。
ところが、ステロイド剤で炎症を抑え、結果的に痒みがなくなると、どうしても患者は、アトピー性皮膚炎そのものが治った、と勘違いして、今までの生活面に目を向ける機会を失うことが多い、

例えば、受験勉強が忙しくて睡眠不足が続いて、それが原因でアトピー性皮膚炎を悪化していた人の場合、まず必要なのは十分な睡眠じゃ。
しかし、ステロイド剤で痒みを抑えてしまえば、受験を間近に控えていれば、無理して深夜まで受験勉強を続けることになるじゃろう。

もちろん、本人にとっては、その受験勉強こそが、その時期には大切であるのじゃろうが、体自身が求めているのは、良い大学に入ることではない。
身体が求めているのは「健康」な状態じゃ。
当然、体は睡眠を求めるために余計にアトピー性皮膚炎の症状を「悪化」させて、自覚させようとする。
アレルギーは、本来、このように身体に生じたリスクのある状態を知らしめる「警告信号」のような働きを有しておる。

このように、ステロイド剤を使って「痒み」を抑えてしまうことで、真の原因といえる生活環境の改善しなければならない要素に目を向ける機会を失わせてしまうことになる。
これは、同時にアトピー性皮膚炎を治す機会を自ら失うばかりか、症状そのものは、逆に悪化させる方向に向かわせることになり、ステロイド剤を使用したばかりに、アトピー性皮膚炎そのものが治らないばかりか、その原因そのものを悪化させてしまう、ということがあるというわけじゃ。

特に、身体が抱えるアトピー性皮膚炎の原因そのものを悪化させるだけではなく、症状を直接悪化さえることもある。
明日は、ステロイド剤が「アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる」ということについて述べたい。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎を治すことと、生活を優先させることと、どちらが大事なのかは、その状況にもよるので一概にはいえんじゃろう。
結婚、就職、進学など、それを優先したい人もおるじゃろうからの。
じゃが、生活の質を維持させるために、ステロイド剤でアトピー性皮膚炎の症状を抑えることが、最も大事とする、現在の、皮膚科の治療の考え方には、疑問を感じる。
それで、ステロイド剤のリスクを受けた場合には、その後の生活の質は、もっと悪化することになるからじゃ。
アトピー性皮膚炎を治す薬剤でないものを使用してアトピー性皮膚炎が悪化することを、患者側は望んでおらんはずじゃ。