| 2008 年 11 月 9 日 博士 |
毎月、何度か登場しているジョシュアくんのプレゼントには、毎回、多くの人に応募いただいているようじゃの。
先月末の当選者発表は明日の予定じゃから、応募した人は楽しみにして欲しい。
ところで、今回の応募いただいたメールの中に、いくつか質問をいただいていたんじゃ。
今日は、その中の一つを紹介したいと思う。
R.Tさん(岐阜県・37歳)のご質問
冬の寝具のことで、悩んでいることがあります。
寒いので、布団を多く掛けますが、それだけでは足りません。
アンカを入れていますが、幾分寒さがあります。
電気敷き毛布等は乾燥すると聞いたので使っていませんが、どの方法がいいのでしょう?
アンカ・電気敷き毛布・それとも、エアコン?
ブログなどで教えていただけるとありがたいです。
アトピー性皮膚炎の方は、冷え症の方も多い。
夏でも暖房器具が必要な方がいるほどじゃ。
特に、体調が悪かったり、リバウンド症状のときなどは、自律神経の乱れなどから、体温調節が上手くいかなかったり、抹消血管の流れが悪くなることで、手足の冷えを感じることが多い。
これから寒くなる季節を迎えるにあたって、寝る際に冷えを少しでも減らすことは、快眠の面からとっても大切なことじゃ。
一般的に、冬の就寝時の寒さ対策でポピュラーなものは、電気毛布、アンカ、コタツ、エアコンなどの暖房器具じゃろう。
じゃが、R.Tさんが書いておるようにそれらの暖房器具の多くは、使い方によっては肌の乾燥を招くことになるから注意が必要じゃ。
また、体の仕組みから考えると、人間の体温は一日の中でも一定の周期で上がったり下がったりしておるが、副交感神経が優位になる就寝時においては、基本的に体温は下がることになる。
これは基礎代謝を抑制することで疲労の回復を図ったり、内分泌の産生にも関わるためなのじゃが、体の仕組みの点から言えば、寝る際には体を温めることは基本的には良くないといえる。
とはいえ、足が冷えて眠れないとなると、睡眠不足にもなりかねず、アトピー性皮膚炎にも良くない。
そこで、まず次の点を抑えて欲しいと思う。
1.寝る際には体を温めすぎないように注意する(入浴は就寝の1時間半前までにする)
2.「頭寒足熱」という言葉があるように、暖める際には足だけにする
3.保湿に注意する
以上の3つじゃ。
どうしても、電気器具を使用する場合には、できる限りアンカなどの足元だけ温められるものを選ぶようにする方が良いじゃろう。
もし、エアコンなどの部屋を乾燥させる暖房器具を使用する場合には、同時に加湿器などで湿度を保つことが大切じゃ。
電気毛布を使用する場合には、部分的に温められる物を選び、足の部分だけ暖めるようにして、なおかつタイマーで寝入ったら切れるようにする方がよいじゃろう。
お手軽なのは、厚めの靴下を履いて寝るのも一つの方法じゃが、寝入ったあとも足を暖め続けると、体の代謝を上げ続けることになり、眠りが浅くなったり、起きたときに軽い疲労感を感じるような場合は、注意が必要じゃ。
もう一つは、「寝る前の工夫」といったことも大切じゃろう。
冷えの症状は、毎日の生活の中で作られていることも多い。
食事、運動、入浴などの日常生活の中で、冷えが改善できる工夫を行うことも大切じゃろう。
詳しくは、今月の特集が「冷え」について述べておるので、ぜひ見て欲しい。
◆アトピー克服の盲点 冷えを克服してアトピー改善
http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=care&c2=5&c3=10
いずれにしろ、「基本は寝入るまでの時間、足元を暖める」ということを念頭において、いろいろと工夫してみることじゃ。
おまけ★★★★ショウゴのつぶやき
僕の姉、つまり甥っ子の母親も、すごい冷え性なんだよね。
夏も足が冷えて困る、って言っているけど、姉は、寝るときは靴下を履いているよ。
ただ、博士が言うように履きっぱなしだと、朝起きて体がだるいことがあるので、踵の部分をハサミで切った靴下を履いているみたい。
たぶん、足の冷えって、末梢血管の流れの悪さが関係しているから、つま先部分を暖めるだけで良いのかもしれないね。





