豆知識2・アトピーの発症要因(1)

今日は、豆知識の2回目じゃ。


前回は、アトピー性皮膚炎の発症要因と悪化要因とは必ずしも一致しないこと、そして、発症要因と悪化要因を見極め、それぞれの対策をとることが必要であることを述べた。
今日は、発症要因について考えたいと思う。

しばらく前、といっても十年以上前になると思うが、アトピー性皮膚炎に関わる免疫であるIgEは、本来、寄生虫に対応する体の免疫システムなので、寄生虫を体内に入れることでアトピーが治る、といった治療法を見たことがある。

その治療法が効果があったのかどうかは、その後、その治療法が話題になることはなかったのを見れば、一目瞭然じゃが、興味深い話もあった。
それは、その治療法の根拠の一つに、日本人は公衆衛生の発達により寄生虫が激減したが、東南アジア諸国では、まだ寄生虫は普通に存在すること、そして東南アジア諸国では、アトピー性皮膚炎の発症率が低いことを上げておったことじゃ。

世界的な統計調査は、まだ行われてはおらんが、アトピー性皮膚炎は先進諸国に多く、発展途上国と言われる国々では少ないことが分かっておる。

ここで考えなければいかんのは「化学物質」と「生活習慣」ということじゃ。

日本における環境を考えると、化学物質の摂取は確実に増えておる状況じゃ。
以前のブログでも書いたが、化学物質を一日に摂取する量の80%は、呼気による。
つまり、文明社会の環境下においては、化学物質の摂取を避けること、あるいは減らすことは、かなり困難であるといって良い。
車や工場の排気など、家の中でも家具や家電からも出るので、化学物質にさらされていない空気を「吸う」ことは、現在の生活ではまず無理な話じゃ。
まして、いくら食事など口にするものに気を配っても、最大限減らせて、一日の摂取量の20%に過ぎんのじゃからな。

もちろん、化学物質といっても、いろいろな種類があるし、その影響の与え方もさまざまじゃ。
そして、摂取したからといって、排除する方法が無いわけではない。
体は、異物や体に不必要なものを排除するシステムを持っておる。

そして、化学物質を体が処理するのに、必要なのが「体の代謝」なのじゃが、そこで今度は「生活環境」という要因が関わることになる。

昨今、「生活習慣病」がクローズアップされておる。
日本人の死亡原因の第一位は、ほとんどが生活習慣病によるものじゃから、それも当然じゃろう。
最近は、メタボリック症候群という言葉もポピュラーになっておる。
そして、生活習慣病の予防として、よく挙げられるのが「運動」じゃが、今の私たちの生活環境化においては、体を動かして得られる「代謝」が圧倒的に少ない、ということが言えるんじゃ。

かなり文章も長くなりそうじゃから、今日はこれぐらいにして、明日、続きを書こう。
次は、私たちの生活内で、どのように代謝が減っているのか、そして、その代謝が減っていることとアトピー性皮膚炎が、どのように関わってくるのかについて述べたいと思う。
では、また明日じゃ。

 
おまけ★★★★ショウゴのつぶやき

甥っ子の友達も、小型のジャンガリアンという種類のハムスターを飼っているんだけど、昨日、遊びにきたときに、そのハムスターを連れてきたんだ。
そしたら、その大きさにびっくり!
ジャンガリアンという種類は、ゴールデンという種類の半分くらいの大きさなんだけど、まるでゴールデンハムスター並み!
試しに体重を量らせてもらったら、甥っ子のハムスターの倍以上あったよ。
ハムスターにも「メタボ」ってあるんだね。