ステロイド含有の化粧品に注意!

今年の7月に国民生活センターから、「NOATOクリーム」というクリームが、アトピー性皮膚炎に効くということで販売されていたが、実は、ステロイド剤の成分が含有されていたということで発表があったのじゃ。
そして先日、NHKの特集で、この「NOATOクリーム」の被害が拡大しているという報道があったのじゃが、見た人はいるかの?

化粧品は、医薬品とは違い、副作用の恐れが強い医薬成分を含んではいけないことになっておる。
じゃが、この「NOATOクリーム」は、ステロイド剤の成分の中で、最も強い成分であるプロピオン酸クロベタゾールが0.047%含有されていたのじゃ。
この量は、日本において承認・販売されている医薬品に含まれる量とほぼ同じ量だったというのじゃから驚きじゃ。
痒みが引いても、不思議でないのも当たり前じゃ。
最も強いステロイドの外用剤と同じ成分だったのじゃからな。

実際、使用した人が、その後、ステロイド剤のリバウンドのような症状に苦しんでおり、NHKの報道も、リバウンドの写真なども放映されて、かなりショッキングな内容じゃった。
詳しくは、国民生活センターの発表を見て欲しい。

●注意!!-薬事法違反となるステロイド含有の化粧品クリーム-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20080716_3.html

今でも知らずに使っている人がいれば、注意して欲しい。
今年に入って、数件、同じように無許可でステロイド剤の成分を含有させ、アトピー性皮膚炎に効果があるといって販売されたクリームなどがあるが、本当にもっての他じゃ。

ちなみにあとぴナビ通販で取り扱っているスキンケアアイテムでも最近、痒みが引いたが大丈夫なのか?という問い合わせがあったりしたことがあるが、そういった場合、あとぴナビでは、原料メーカーに問い合わせ・証明を求めることはもちろん、独自に第三者機関(日本食品分析センター)で検査を行っておるから、大丈夫じゃ。

●分析試験結果について
http://shop.atopinavi.com/proof/pululu

アトピー性皮膚炎の人が使う「スキンケアアイテム」は、あくまで「お肌のケア」が目的なのじゃから、万人に尋常ではない効果があるような商品には、十分な注意が必要じゃろう。
みんなも気をつけての。

 
おまけ★★★★西のつぶやき

今回のNHKの報道だが、「ステロイド剤を長期使用することで、リバウンドなどの副作用が現れることがある」という旨の内容があった。
実は、約10年ぐらい前までは、ステロイド剤を使用してもリバウンドなどは起きず、使用を中断したことによる症状の悪化、ということで、アトピー性皮膚炎の治療を行う医師たちは、その使用に疑問を投げかける患者の意向に応えていなかった。
数年前には、「専門の医師のもと、使用すれば副作用が現れることはない」という見解に変わって、ステロイド剤の副作用、及びリバウンドの症状について認めたのだが、それでもステロイド剤が長期、安全に使えるという主張には変わりはなかった。
最近では、ようやく「長期間の連続使用は避けた方が良い」という見解になったが、約20年間、患者の声を中心に訴え続けられたステロイド剤の危険性は、事実上、無視された形で、それに伴い「ステロイド剤」の「被害」を、「医療機関の治療」によって受けた患者も多数いる。
病院、製薬会社の権益という問題はあるのかもしれないが、「患者の声」を調べる努力はいまだ行われておらず、重い腰を行政を含めて早く上げて欲しいと願っている。