洗浄の大切さ

こんにちは。南です。


気がつくと、もうすぐ10月。
毎日の積み重ねの変化は、なかなか気づきにくいものです。
特に、アトピー性皮膚炎克服を目指す方にとって、昨日と今日の症状の差を感じづらいこともあるでしょう。

でも、1ヶ月前、あるいは一つ前の季節、もっと言えば、去年の同じ時期と比べれば、ちょっとした変化に気づくこともあるかもしれません。
少しの変化でも、変化した理由が必ずあります。
なかなか症状の変化が見られないと落ち込みがちの方も、しばらく前の自分と比べてみるのはいかがでしょうか?

さて、今日は、お肌の洗浄について書いてみたいと思います。

今年の春に、入浴療法を湯治開始して3年目会員さんと面談する機会がありました。
面談の中で、
「実はしみるのが怖くてこれまで一度も石ケンで肌を洗浄したことが無いんです」
という話しになりました。

普通に考えれば、石ケンでの洗浄を数年間も行なわないなどと言うことは、あまり聞く話ではありませんが、アトピー性皮膚炎の治療を行う医師の中には、洗浄により皮脂分を落とすことがマイナスとなるため、お肌の洗浄を行わないようアドバイスする方もおられるようです。

確かに、皮膚の汚れのほとんどは、水洗いで落とすことは可能です。
しかし、こびりついた皮脂などを、水洗いだけで十分に落とすことは難しいものです。
この前、博士のブログでも、洗濯洗剤のお話があったと思いますが、皮脂の汚れやタンパク汚れを落とすために洗浄剤が必要となります。

特に、ステロイドを中止したり、薬の影響で免疫低下を起こしている方の場合、汗をかきにくい特徴を持っている人が多くいらっしゃいます。
汗の中には、お肌を守る抗菌の成分が含まれており、汗をかかないということは、それだけ、皮膚の防御力が低下している状態ともいえるでしょう。
そういった、皮膚感染症にかかりやすいコンディションの中、洗浄をしないということは、それだけ「感染症」の危険が増すということです。
ですから、洗浄により皮脂を落とすというマイナス点はあるにしろ、洗浄を行わなくても良いアトピー性皮膚炎の人は、症状が部分的である、汗をしっかりかける状態である、適切なスキンケアをしっかり行っている、という条件が本当は必要なのです。
逆に、汗をかかない状態の人にとっては、洗浄を行わないことはリスクを伴うことでもありますから、「一部のアトピー性皮膚炎の人は洗浄を行わなくても平気である」ということは言えても、「アトピー性皮膚炎の人に洗浄は良くない」ということは、正しいとはいえません。

そこで、洗浄の大切さについて、十分、お話をさせていただきました。
その後、その会員の方は、スパボディソープで洗浄することを、その日から開始されたそうです。

そして、先日、その会員の方が再び相談に来られました。
それまで固い皮膚で覆われて、黒ずみ、時々体液が染み出るような症状は、その後、順調に軽快していったとの報告をいただきました。
もちろん、洗浄することで、皮脂を落とすことにはなりますから、適切なスキンケアは不可欠です。
洗浄力が強すぎる洗浄剤はもちろん良くありませんし、できれば皮脂を残せるような成分の洗浄剤が望ましいとはいえます。
しかし、洗浄、スキンケア、という適切なお肌のケアをするだけで、症状が良い方向に変化することもあるのです。

みなさんも、もう一度、自分の洗浄の仕方について、見直してみませんか?

 

おまけ★★★★ジョシュアくんのつぶやき


お肌の洗浄って、本当に大切なんだね。
明日は、久しぶりに僕が登場します!
プレゼントアイテムは、今日のお話もあったので、洗浄系のアイテムの予定!
お楽しみに!!