洗剤の界面活性剤って??

ときどき、界面活性剤がアトピー性皮膚炎に悪いから、合成洗剤を止めて純石けんにしたのだけど、という相談がある。


一般の人は、「界面活性剤」=「悪いもの」という誤った認識をしている人が意外と多いようじゃ。

普通、水と油が混じり合うことはない。
しかし、界面活性剤とは、親油基と呼ばれる油になじみやすい「手」と、親水基と呼ばれる水になじみやすい「手」を両方持っている物質で、水と油を乳化(混じり合わせる)ことができるんじゃ。
洗剤とは、衣類についた汚れを落とすために利用されるのじゃが、水溶性の汚れは、通常、水に溶けるので水洗いでも十分に落とすことができる。
しかし、油汚れは、水に溶けないため、水洗いでは汚れが落ちないため、洗剤=界面活性剤が使われるのじゃ。

つまり、合成洗剤も純石けんも、両方とも「界面活性剤」なのじゃ。
固形の石鹸なんかは、界面活性剤の塊だともいえる。
では、何が悪いのかと言うと、石油系の合成界面活性剤には毒性が含まれるため良くない、と言われておるのじゃ。
家庭の排水などからの河川の汚染なども昔問題になったことがある。
では、純石けんは安全かというと、毒性と言う面は、合成の界面活性剤と比べると低いのじゃが、排水した場合には富養化の問題などがあり、環境面では課題は残っておる。

いずれにしろ、界面活性剤そのものが悪いのではなく、どのような作られ方をしているのかが問題なのじゃ。
それこそ、マヨネーズも界面活性剤のおかげで、あのように油と水分が混じり合っておる。

では、アトピー性皮膚炎にとっては、合成洗剤と純石けんのどちらが良いのか、ということになるのじゃが、長くなるので、続きは明日、書きたいと思う。

いずれにしろ、一般に伝わるイメージとは、必ずしも正しい形で伝わっていないことも多く、正しい情報を得ることが大切じゃな。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

正しい情報っていえば、一般の人は防腐剤に対するイメージも悪い、って考えている人が多いようだけど、これも、一部誤った情報が伝わっていえるかもしれないなあ。
次回の僕のブログは、防腐剤のことで書きたいと思います!