アトピーと睡眠について

記者の東です。
僕は、今まで、いろんな分野の医師、教授など専門の先生方を取材させていただきました。
その取材の中で、アトピー性皮膚炎に関わる大切な要素として、ほとんどの先生方が話されるポイントがあります。
それは、「睡眠」です。
皮膚科の医師や教授だけではなく、心療内科、腸内環境、運動、自律神経など、アトピー性皮膚炎に関わると思われる分野の先生方が、いずれも挙げる大切なポイントが「睡眠」だったのです。

アトピー性皮膚炎の原因として考えられる一つの要素が、免疫系の異常状態です。
簡単に言えば、IgEを産生し過ぎてしまうというものですが、免疫系を体内で支配しているのが、内分泌と自律神経です。

そして睡眠は、この内分泌系、自律神経系に深く関わることが分かっています。

アトピー性皮膚炎の炎症や痒みに関わる「副腎皮質ホルモン」や、肌の代謝に関わる「成長ホルモン」などのホルモンの分泌をしっかり行うためには、十分な睡眠が必要とされます。
また、起床中は、活動を支える自律神経である「交感神経」が優位の状態ですが、睡眠中には「副交感神経」が優位になり、自律神経のバランスを調整しています。

この他、前日の疲労やストレスを解消する働きも、睡眠にはあります。
いやなことがあっても、一晩寝ると、スッキリした経験がある人は多いと思いますが、これもストレスを抱え続けないよう、生体が睡眠を通して、「リセット」しているからです。

つまり、睡眠不足が続くと、内分泌のバランスが崩れたり、自律神経が乱れたりするんです。
この状態は、アトピー性皮膚炎だけではなく、生体全体にも良い影響を与えません。

睡眠の必要な量は、個人差がありますが、「生命維持に必要な睡眠の量」と「健康を維持させるための睡眠の量」は違います。さらに言うならば「健康を改善させるための睡眠の量」というのも存在していると言われています。
ほとんどの人は、一日2~3時間の睡眠で1週間は頑張れても、1ヶ月頑張ることはできないでしょう。おそらく、途中で何らかの異常状態を体が訴えるはずです。
頭痛や倦怠感、目の下にクマができる、食欲不振などいろいろな影響がでてくるハズです。
しかし、それでも生命は維持できます。が、生命は維持できても、健康が維持できているとはいえません。

このように、健康を改善するためには、睡眠は大切な役割を果たすからこそ、異分野の先生方が、口を揃えて「睡眠が大切」とおっしゃるのでしょう。
ある皮膚科の教授は、「睡眠が取れずにアトピー性皮膚炎が治ることは、まずあり得ない」とまで言い切っておられました。

確かに、痒みなどで睡眠が取りづらい時期もあるかもしれません。しかし、できるだけ、しっかりとした睡眠時間を確保するように心がけてみるようにしてみてください。
睡眠について詳しくは、「医療ナビ」の中でいくつか睡眠の記事が掲載されていますから、参考にしてみてください。

 
おまけ★★★★ジョシュアくんのつぶやき

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