2017年10月23日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
昨日は投票日でしたね。
消費税の使い道が話題になったりしているけど、興味深い記事を見つけたので紹介するね。
        
       
●治ったときだけ支払う「成功報酬型」のがん治療薬「キムリア」で医療は変わるか?
http://healthpress.jp/2017/10/post-3286_3.html
    
▼「キムリア」の薬価は、約5300万円と超高額!
    
「キムリア」の最大の課題は、薬価だ。
「キムリア」の薬価は、遺伝子操作技術が高コストのため、治療1回あたり47万5000ドル(約5300万円)と超高額。したがって、一部の高所得層の患者に限定した成功報酬制度が導入されたのだ。
厚生労働省は導入可能かを検討するが、医療の高度化の追い風のさなか、日本の薬価制度の改革や医療経済の変革に一石を投じるかどうかが問われる。
        
「キムリア」の薬価に懸念を深める根拠がある――。
        
2014年9月に、悪性黒色腫という皮膚がんの治療薬オボジーボ(ニボルマブ)が100mgあたり72万9849円で収載され、1年間使用すれば、およそ3500万円に上る事実が判明したからだ。
高額になった理由は二つ。オポジーボが日本で初めて承認されたため、他国の事例を参考に薬価を決定できなかった点。さらには、オポジーボが悪性黒色腫という珍しい皮膚がんの治療薬として初めて承認された点だ。
つまり、患者が少なくても医薬品メーカーが開発費を容易に回収できるように、高い薬価が予め設定された。
したがって、成功報酬型の新薬「キムリア」も例外ではない。日本の薬価は、費用対効果や需要と供給の市場バランスだけでは、決して決まらない現実を知るべきだ。
ちなみに、100mg当たりのオポジーボの薬価は、イギリスでは約14万円、ドイツ連邦約では20万円、アメリカでは約30万円とかなり低い。
今回のような成功報酬型の新薬の導入は、大いに問題視すべきなのは明らかだ。新薬「キムリア」は、オポジーボの二の轍を踏むのだろうか? 
            
            
薬価の仕組みは、少々ややこしいので、分かりづらい部分はあるけど、以前、話題となったオポジーボよりも、今回のキムリアは高い、ということは確かみたい。
治療1回あたり5,300万円、というのは、もしこれが保険適用された場合、高額医療で患者の負担は4万数千円、残りの5,000万円以上が全て保険負担、ということになるから、今の社会保障費を大きく揺るがすことになるのは確かだよね。
おそらく、今の金額で保険適用されることはないのだろうけど、高額の理由が、薬の製造費に係る部分で決められているのではなく、開発費を加味した部分で決められていることは、今後の新薬開発に不可欠な部分とは言え、個人の負担を多くの人が賄うことになる部分でみると、課題も多いのかもしれないね。

                      
おまけ★★★★博士のつぶやき

新薬が開発されることは、医療の分野を進歩させる上で不可欠な要因であることは確かじゃ。一方、薬の種類によっては耐性菌を生む問題を抱えたり、今回のような費用の問題を抱えることもある。
短期でみれば企業の利益を優先すべきなのかもしれんが、長期の視点で見ることも、今後は大切になってくるのかもしれんの。

2017年10月22日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
アトピー性皮膚炎にとって、大気中の化学物質は、インターロイキン4を増やすことで、IgEの増加につながる要因になります。そこからアレルギーを誘発したり、症状の悪化につながったりするわけですが、生活環境内において、注意すべきことは多いようです。
          
         
●シックハウス換気で防ぐ 輸入家具やリフォーム時に注意
(日本経済新聞  2017.9.6)
             
化学物質により目やのどが痛くなったり、体調が悪くなったりするシックハウス症候群。2002年の建築基準法の改正により、適切な建材の選択や常時換気システムの設置が義務化された。しかし、輸入家具の増加や代替物質の使用などの問題が生じたことなどから、厚生労働省は規制物質の追加と既存物質の規制強化の検討を始めた。改めて、シックハウスの対応を考えてみたい。
             
最近のマンションや戸建て住宅は、省エネルギーのため気密性が高い。新しい住宅では、換気を停止し、窓を閉めてしまうと10時間でやっと部屋の空気が1回入れ替わるかどうかという。エアコンを付けるだけでは室内空気は入れ替わらない。適切に換気をしないと室内に化学物質がたまり、シックハウスにつながる恐れがある。
シックハウスの主な原因と考えられているのは、建材、塗料や接着剤などから拡散するホルムアルデヒド。国産の建材ではほとんどが「F☆☆☆☆」などと放散等級を表示してあるが、インターネットなどで購入したアジア製の家具などでは表示義務がない。最近は、こうした製品から高濃度のホルムアルデヒドが検出される例がみられる。
シックハウスの原因となるのはホルムアルデヒドだけではない。厚労省は13の化学物質について室内濃度の指針値を定めているが、これ以外の代替物質を使用する建材が増え、シックハウスを招く可能性が指摘されている。
厚労省は今年4月に「シックハウス問題(室内空気汚染)に関する検討会」を開き、15年ぶりに新たな3つの化学物質を指針値に加えるとともに、4つの化学物質の指針値を強化する方向で検討を開始した。
新たに加わったのは、2‐エチル‐1‐ヘキサノール(2E1H)、テキサノール、TX1B。東京都健康安全研究センターの斎藤育江氏らの調査では、オフィスビル、小学校、住宅などで近年これらの化学物質の濃度が非常に高くなった事例が報告されている。水性塗料、接着剤、可塑剤から放散すると考えられている。
              
◆ ◇ ◆
             
指針値が見直される方向なのは、接着剤や塗料などに含まれているキシレンとエチルベンゼン。業界団体では、2物質にトルエン、スチレンを加えた4つの揮発性有機化合物(VOC)について自主表示をしている。接着剤、塗料、化粧板、ボード、キッチン、洗面化粧台、玄関収納など1000件を超える登録が実施されている。今回、2物質の指針値が改定される見込みであることから、4VOCの表示も見直される可能性が高い。
さらに、プラスチックの可塑剤として使用されているフタル酸ジ‐n‐ブチル(DBP)、フタル酸ジ‐2‐エチルヘキシル(DEHP)も指針値が強化される見通し。食品衛生法で子どもの指定おもちゃへ0.1%を超えて含有することが禁止されている化学物質だ。住宅の床や壁を子どもがなめる可能性があり、指針値の改定が必要と判断したようだ。
          
◆ ◇ ◆
        
自治体や住宅メーカーなども独自にシックハウス対策に乗り出している。東京都は化学物質による子どもへの影響を防ぐための室内空気に関するガイドラインを定めている。積水ハウスは07年から5種の化学物質について、厚労省の指針値の2分の1以下の室内濃度が実現できる空気環境配慮仕様「エアキス」を展開している。
パナホームは、300を超える化学物質に関して室内空気質基準に適合しているかを確認する米国のグリーンガード認証を16年に取得し、新たに販売を開始した。
居住者のシックハウス対策も欠かせない。住宅購入やリフォーム時に住宅メーカーや工務店に対し、ホルムアルデヒド以外にどのようなシックハウス対策を取っているのかを確認してみることをお勧めする。新築時やリフォーム時には窓を頻繁に開ける、24時間機械換気を切らないようにして室内の化学物質濃度を低下させる、なども必要だ。
購入した組み立て家具や生活用品にも注意しよう。においが強いようであれば、そのまま室内に放置しておくのではなく、においが弱まるまで換気の良い部屋に置いておく。汚染空気をできるだけ吸わないようにすることが大切だ。
             
             
記事を読むと、身近なところに問題は潜んでいるようです。
特に、最近の密閉性が高い住宅では、室内の空気が入れ替わるのに10時間は必要、というのは気になる部分です。
ヒトが一日で摂取する化学物質の8割は、呼気によるものであることが分かっています。
つまり、大気中の化学物質の影響は、決して無視できるものではない、ということです。
そして、大気中の化学物質は「目に見えない」というところがやっかいであると言えるでしょう。
化学物質は、種類によって軽微であればある程、アレルギー症状につながることが研究により確認されています。
アトピー性皮膚炎にとっても、症状を悪化させる要因の一つであることは確かですから、換気などを含めた対策はしっかり行うべきかもしれませんね。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

これから寒くなる季節、密閉性はより高くなる傾向が見られます。
室内の化学物質を軽減させるもっとも簡単方法は「換気」です。
以前、専門の先生にお聞きしたところ、例え車通り激しい循環道路に接しているような場所であっても、室内の空気より外気の方が化学物質は少ない、ということです。
換気を忘れないようにしましょう。

2017年10月21日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
秋になったけど、天候が悪い日が続いているね。
台風がいってしまえば、また秋らしい日もあるみたいだけど、冷え込みには十分気をつけてね。
さて、秋といえば「運動の秋」が思いつくけど、Webで見つけた記事を一つ、紹介するね。
         
          
●黒柳徹子さんが骨折から1カ月で舞台復帰!驚異的な健康と美の秘訣は「スクワット」
http://healthpress.jp/2017/10/post-3296.html
        
トーク番組『徹子の部屋』でおなじみの黒柳徹子さんは、現在84歳。テレビ草創期から今日に至るまで第一線で活躍してきた。
そんな彼女が、現在、『想い出のカルテット~もう一度唄わせて~』という芝居に出演し、車椅子で役を演じている。なぜ車椅子か? 実は、8月末に大腿骨を骨折し手術を受けていたのだ。手術後10日で芝居の稽古を再開し、1ヵ月で歩けるまでに回復したというが、大事を取って役を車椅子に座って演じられるように変更したという。
        
▼黒柳徹子、森光子の驚異の現役活躍を支えたスクワット
      
黒柳さんは、毎日スクワットをしていることで有名だ。1998年にジャイアント馬場さんが『徹子の部屋』に出演した時に自らスクワットを実演して、教えてもらった。以来、寝る前に50回のスクワットを実行してきた。今回、骨折の経緯は明らかにはされていないが、手術後の異様に早い回復は、長年のスクワットの効果といっても間違いないだろう。
そういえば、92歳で亡くなった森光子さんもスクワットをやっていた。彼女はジャニーズ事務所から紹介されたトレーナーに教えられたという。森さんは朝晩75回ずつ、計150回のスクワットを毎日していた。
2人に共通する点は何だろう? 長寿であること。高齢でも元気に過ごしていること。いつまでも頭の回転が衰えないこと。肌や髪の美しさを保っていること……。すべてスクワットのおかげとはいわないが、スクワットは多くの健康・美容効果が期待できるのは事実だ。
         
▼ダブルで効く! 脳と筋肉からやせる・美肌ホルモン
         
スクワットは、単純な下半身だけの運動ではない。しゃがんで立つ時に、上半身をしっかり維持させる運動でもある。つまり、人体の筋肉を総動員して使う全身の筋肉トレーニングなのだ。
その結果、全身の筋肉量が増える。筋肉が増えると、基礎代謝が高まる。基礎代謝とは、安静にしているときに消費するエネルギーのことで、これが高くなると、楽にやせることができるのだ。
スクワットは筋肉が増えるだけではない。筋肉を刺激すると脳の脳下垂体から、安静時の100~300倍も成長ホルモンが出る。これは、脂肪の分解を促し、筋肉や肌を修復、再生してくれるホルモンだ。さらに、下半身の筋肉自体から「マイオカイン」というホルモンが出ることも分かってきた。
            
▼若返りホルモンは<毎日の軽い運動>で分泌
        
このマイオカイン、血糖値を下げ、肝臓の脂肪の分解を促し、認知症を防ぐ新しいホルモンと言われているが、実は肌の若返りにも深く関係している。
米マクマスター大学の実験によると、運動をしたあとマイオカインの血中濃度が明らかに上昇していたという。そして、運動している人の多くは、みずみずしい肌を保ち、65歳以上の人でも20~30歳の人に近い肌だった。
さらに、運動をしなかった65歳以上の人に、あらためて運動をしてもらったところ、この人たちの肌も明らかに若返ったのだ。
久留米大学医学部整形外科学教室の志波直人教授は、電気刺激をうまく使って宇宙飛行士の筋肉の衰えを防ぐ方法を考案した。重力の無い環境にいると、人間の筋力はすぐ衰えてしまうからだ。
この志波教授が、マイオカインの効果的な分泌法を考え出した。それは、毎食後、ゆっくりスクワットを10回行ったあとで、15分ほどのウォーキングを行うということ。マイオカインは1回の運動で出せる量に限度があるので、きつい運動をまとめて行うよりも、短い時間でも毎日やるほうがいいという。
            
▼道具も何もいらない+いつでもどこでもできる
         
スクワットのやり方は、とても簡単だ。道具も何もいらない。いつでもどこでもできる。
         
①足を肩幅に開いて立つ。
②両手を前に振り出し、手を出すときにひざを曲げる。
③次にひざを伸ばし、元の姿勢に戻る。
         
注意したいのは、ゆっくり行うほうが運動効果は高いこと。また、ひざがつま先より前に出ないように、90度以上曲げないように注意すること。つまり、太ももが床と平行になるようにし、お尻を突き出すようにするといいだろう。
一度、スクワットを実行してみてもらいたい。心地よい疲労が太ももに感じるはずだ。若返るためにも、今の若さを維持するためにも。これでやせて、血糖値が下がり、美肌になるなら、実践しない手はない。スクワットを実行して、黒柳さんの健康法を上手にまねしよう。
          
            
記事に出てきた「マイオカイン」というホルモンは、スクワットで作られるみたい。
そのあと、ウォーキングを行うと、より良いみたいだけど、短い時間でできるみたいだから効果的かも。
掻き傷がある人も、肌の修復に役立っているホルモンみたいなので、ぜひチャレンジしてみると良いかもね。

                       
おまけ★★★★東のつぶやき

筋トレについては、以前、あとぴナビでも東大の石井先生を取材した記事があります。
興味のある方は、合わせてご覧ください。

●アトピー克服の盲点 筋トレで効率的に基礎代謝力がアップする!
http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=care&c2=5&c3=8

2017年10月20日

ジョシュアです。


 

 

 

 

                          
今週は冷え込んで雨も降る日が多かったのですが、来週は、また少し気温が上がるようですね。体調を崩しやすい時期です。実際今週は、風邪をきっかけに、アトピーも悪化したご相談が増えたようですので、十分に気をつけてください。
今日は、これからの乾燥時期に大活躍、ピュアセラミドを3名様にプレゼントいたします。
                      
          
                                
            
  
◆プレゼント
ピュアセラミドを抽選で3名様に
             
詳しくは、下記でご覧ください。
   
 
     
◆ピュアセラミド
http://shop.atopinavi.com/item/more?goods_id=69

セラミドは人の皮膚の最も外側の角質層にあり、角質細胞間脂質の多くを占める成分。角質細胞の接着剤として肌を外部の刺激から守ったり、水分を保持したりする機能があり、不足すると肌に潤いがなくなります。また、メラニン色素を抑制するはたらきもあります。本品は、こんにゃく芋からセラミドを抽出したものを使用しています。こんにゃくには米ぬかや小麦粉などの植物原料に比べ7?15倍ものグルコシルセラミド(スフィンゴ糖脂質)を含有しています。動物性のセラミドは狂牛病の恐れがあり、植物性でも米ぬかや小麦粉の場合原料がアレルゲンとなる場合がありました。「ピュアセラミド」はこんにゃく芋由来の天然素材なので、安全性が高く飲み続けても安心です。1日あたりの推奨量は、セラミド1800μgですが、白米で摂ろうとすると2kgも食べなければなりません。しかし、「ピュアセラミド」なら3粒でOK。手軽にセラミドを補給することができます。

 
  
 
◆あて先
info@atopinavi.com

 

◆必要事項
メールの件名に「プレゼント応募」と記入して、本文には、ご応募者の方の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送信してください。
当選者発表の際は、県名、お名前(フルネーム)、年齢で発表しますので、気になる人はペンネームも書いて下さい。
 

◆締め切り
10月29日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆抽選&発表
10月31日に抽選します。
当選者の発表は、11月2日のブログにて!

 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、ご住所などの必須事項は忘れずに!

   
じゃあ、またね!
                       
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

皮膚で水分保持に必要なセラミドの種類は6種類ほどあるらしく、基本的に自分の力で「作り出す」ことが大切見たい。ピュアセラミドは、自分の力で皮膚に必要なセラミドを作り出すお手伝いに役立つそう。
毎年、乾燥でお悩みの方は、お気軽にご応募くださいね。

2017年10月19日

ジョシュアです。
 
  
  
  
  
  
 
 
 
 
 
 
 
                      
 

今日は、10月6日のプレゼントの当選者の発表です!
いつもの通り、県名、お名前(ペンネーム)、年齢を表記しますので、チェックしてね!!
         
       
         
◆プレゼント
プルルモイスチャーソープを抽選で3名様に
          
 
              
           

発表です!
当選者の方は、次の方々です!
          
     
神奈川県 山田康恵さん(56)
京都府 みぽりんさん(35)
兵庫県 さちこさんさん(43)
           
        
        
以上、3名の方が当選しました!
おめでとうございました!
        
         
商品の発送は、来週中の予定です。
お楽しみに!!

                      
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

明日も僕が登場です。
お楽しみに。

2017年10月18日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
昨日まで、秋のアトピーケアのポイントとして、スキンケアと入浴の部分を述べてきました。
今日は、その他の日常生活行動で気をつけたい部分について見ていきましょう。

                      
●洗浄について

入浴による肌のバリア機能低下の影響は、「お湯に浸かる」という行為以外から受けることもあります。
その一つが「洗浄」です。
洗浄は、基本的に石けんやソープを使用して行いますが、それらの洗浄剤は界面活性剤が用いられていますので、汚れを落とすときに皮脂も落とすことで、入浴後の乾燥を招きやすくしているわけです。
とはいえ、体を全く洗わないことは、感染症に罹りやすく、皮膚の細菌叢が影響を受けているアトピー性皮膚炎の方の場合、好ましくはありませんので、適切な洗浄は必要です。
そこで、秋から冬の乾燥時期、入浴後の乾燥が気になる方は、お使いのソープを、5倍程度に「薄めて」から使ってみましょう。
泡立ちが少し落ちることになりますが、その分、余計な皮脂を落としづらくなります。
また、それでも洗浄後の乾燥が気になる方は、界面活性剤が全く使われていない洗浄剤(あとぴナビのアイテムであれば、APゼロウオッシュ)で洗浄するようにしましょう。

                       
●睡眠や運動、食事など毎日の生活習慣について

基本的な生活行動は、季節に関わりなく「規則正しく」行うことにありますが、寒い時期、寒さ対策を必要に応じて組み込むようにしましょう。
例えば、エアコンとストーブのどちらを使えば良いのか、寝る時には布団を多くした方が良いのか、毛布を重ねた方が良いのか、あるいは寝巻を暖かいものに変えた方が良いのか、食事は温かい食事と冷たい食事のどちらが良いのか、など、寒さを意識して対応を変えた方が良いものもあります。
考え方の基本は、寒さによるお肌への影響を軽減できること、できればプラスの要因を生めるようにすることですが、体調などの要因にも関わりますので、具体的な方法は、お尋ねいただければと思います(アトピー相談室 0120-866-933)。
注意いただきたいとすれば、こういった対策や行動は、足りなければ意味がない、ということが多いのですが、過剰になり過ぎても良くない、ということです。
例えば、寒さ対策で寝巻を温かいものに変えて、さらに靴下を履いて寝る、という方がいますが、冷えの状況次第で、その対策は、体に熱を帯びさせ、睡眠を妨げる、というケースがあります。あるいは、かといって、そういう対策を取らずに薄めの寝巻で寝たら、今度は寒くてなかなか寝付けない、ということもあります。
その時の気温に合わせた最適解は、常に一定ではないことは意識した方が良いかもしれませんね。

                                 
これまで一週間、秋から冬に向けて、アトピー性皮膚炎の方が注意したい、スキンケアや入浴、生活全般について述べてきました。
特に、冬になると状態が悪化しやすい方は、秋から冬にかけて時期に「大きな意味」が生じています。その時期に、どういった「準備」を肌に行えたか、ということが冬以降のアトピー性皮膚炎の症状に関わるからです。
冬に向けた準備を、しっかり行っていきましょう。

                           
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方は、季節によって状態が落ちやすいときが決まっておる方が多い。
特に冬の時期に状態を落としやすい方は多いのじゃが、その原因は、もともとバリア機能が低下しやすいアトピー性皮膚炎の方の場合、角質層の「乾燥状態」がその悪化要因に深く関わってくるからじゃ。
しっかり、準備を行うことで、冬場の悪化を十分に防ぐことが可能じゃ。
今から対策を心がけて欲しいの。

2017年10月17日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
昨日まで、入浴の方法、そして入浴環境について述べてきました。
今日は、具体的に秋から冬に役立つワンポイントアドバイスです。

                     

●入浴前に、体を温める「準備」しましょう

外気温が下がると、体感的にも熱を逃がさないように、血管は収縮した状態が基本になっていますから、入浴を行っても、体温に近いぬるめの温度の場合、血管を拡張させるまでに若干の時間が必要になります。
かといって、最初に高い温度で入浴すると、これまで述べたきたように、その「高い熱」が、「悪さ」をしますので、入浴温度はあくまで39度前後のぬるめの温度をベースに考える必要があります。
そこで、体が入浴による血流改善の効果を少しでも高めるために、入浴前に「準備」する、という方法があります。
具体的な方法としては、入浴前に、

・足浴を行う
・ストレッチや筋肉運動を行う

といった、血流改善の予備行動をあらかじめ行っておくと、入浴後、ぬるめの温度でもスムーズに血流改善効果が得られます。
もし、足浴やストレッチを行う時間が取れないときには、熱い白湯を飲む、という方法もあります。胃に送り込まれた白湯が持つ温度は、内臓で作られた熱と同じように、血液で運ばれます。当然、「高い熱」が最初は運ばれますので、その熱を体外に逃がすため、血流は早めに拡張しようと働きます。もっとも、一時的な短時間の作用ですので、足浴やストレッチほどの拡張効果は見込めませんが、時間が無い時には役立つでしょう。

                          
●入浴後は、浴室内でスキンケアを行いましょう

乾燥時期、入浴後の肌の乾燥状態を感じやすくなる方は増えます。
これまで述べたように、その原因は、入浴温度などが深く関わるわけですが、正しい入浴方法を行っても、もともと角質層の水分保持機能(セラミドやフィラグリンなど)が足りていない方の場合、入浴後の乾燥を完全に防ぐことはできません。
そこで、入浴後はお肌の状態に合わせた適切なケアを行う必要がありますが、外気の湿度が下がってくると、入浴後、スキンケアを始めるまでのわずかな時間で相当な乾燥状態に陥っていることもあります。
入浴後、体を拭いて水分をとり、服を着るまでの間に、ムズムズ、チクチクした感触がある方は、特に注意が必要です。
そこでお勧めなのが、入浴後、水分を拭ったら、浴室内で簡単な保湿のケアを行ってしまう、という方法です。
浴室内は、それまで入浴していたことによる水蒸気で満たされていますので、角質層の水分蒸散量は抑えられています。その段階で、「カバー」を目的とした油分を用いた保湿のケアを行うことで、その後、通常通り行う入浴後のスキンケアの効果を最大限に高めることができます。

                                 
秋から冬にかけて、入浴とスキンケアによる効果を最大限に高めるため、このような方法も試してみてください。
明日は、睡眠や食事、運動など、その他の日常生活行動について考えてみましょう。

                      
おまけ★★★★東のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方の日常生活行動は、その日、一日の行動がすぐに症状に直結することは稀です。でも、一週間、一カ月、そして半年、日を立つごとに、その影響は少しずつ現れやすくなることも確かでしょう。
肌と体にとって、何が必要なのか、それは今の季節、そして今の自分の状態にどれくらい大切なのかを見極めて行動するようにしましょう。

2017年10月16日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
昨日は、アトピー性皮膚炎の方に必要な「入浴の方法」について述べました。
今日は入浴環境について考えてみましょう。

                     

●アトピー性皮膚炎の方が気をつけたい入浴環境

入浴環境もアトピー性皮膚炎の方にとって、大切なポイントになります。
通常、水道水で入浴されている方がほとんどだと思いますが、水道水には「遊離塩素」が含まれています。
この遊離塩素は、皮膚のタンパク質を阻害してバリア機能を低下させることでアトピー性皮膚炎に対する悪化要因となることが富山医科薬科大学の研究により明らかになっています。
当然、入浴を自分のスキンケア機能アップ、冷えの改善に役立てていくためには反復継続して行う必要がありますから、バリア機能にマイナスの影響を残したままの浴水で行うことは、デメリットを生じさせます。

あとぴナビでは、昔から温泉入浴を行ってまいりましたが、浴水として理想的なものは、やはり温泉が一番だと考えています。
温泉に対するイメージとして、一般の方は、「特別なお湯」というものがあるようですが、基本的に個々の温泉として特徴づけている「成分(溶質)」(泉質を決定するもの)が、温泉の中で占める割合はせいぜい1%前後で、残りの99%は「水(溶媒)」が占めています。
つまり、温泉が温泉として水道水と差別化される部分には「溶媒としての水の質」というものが大きなウェイトを占めていると考えて良いでしょう。
この部分においては、水道水が抱えるマイナス点(遊離塩素の問題、酸化還元電位が高い、など)をどのように解消させていくのかは、反復継続した入浴を行っていく上では、一つの課題となります。

そしてもう一つのポイントは「成分」でしょう。
現在、多種多様な入浴剤が販売されていますが、アトピー性皮膚炎の人が入浴の際に得たい部分、

・じわっとした汗をかくことでスキンケアの機能をアップ
・血流を良くすることで冷えを解消

を実現できる入浴剤が理想的と言えるでしょう。
逆に避けた方が良い入浴剤としては、

・殺菌作用が強い(皮膚の細菌叢を乱す)
・皮膚表面の赤みを増やす(乾燥を招く汗につながりやすい)

が挙げられます。
殺菌作用が強い入浴剤は、温泉でいうと酸性泉、硫黄泉などが該当し、それに近い成分の入浴剤は避けた方が良いでしょう。また皮膚の細菌叢に影響を与える面で考えると、乳酸菌が含まれる入浴剤にも注意が必要です。
皮膚表面の赤みを増やす入浴剤としては、カプサイシン(唐辛子の成分)の入浴剤など、強制的な血管の拡張を行わせる成分は、「体の芯を温める」よりも、皮膚表面の血管拡張が先にきますので、乾燥状態がみられるアトピー性皮膚炎の方には向いていません。

なお、こうしたアトピー性皮膚炎に向いていない入浴剤も、シーンが違えば、体にとって良い影響をもたらすこともあります。ようは、体と皮膚の状態に合わせて選ぶことが大切である、ということ、そしてアトピー性皮膚炎の方の場合には、スキンケアと血流改善の効果が見込める入浴剤が適している、ということです。
自分の肌状態に合わせた適切な入浴環境を整えることを心がけましょう。

明日は、秋から冬の入浴、スキンケアに関するワンポイントアドバイスです。

                     
おまけ★★★★南のつぶやき

自分に適した入浴環境、入浴方法でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
お肌の状態だけでなく、仕事や学校などの生活環境、睡眠や食事、運動などの日常生活行動まで踏まえて、適切な「入浴」についてアドバイスいたします。

●アトピー相談室 0120-866-933(受付時間 10時~19時)

2017年10月15日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                
今日も昨日の続きで、アトピー性皮膚炎の方に対してプラスとなる入浴の方法と、マイナスにつながる入浴法について考えていきましょう。

                    

●アトピー性皮膚炎の方の入浴法とは?

基本は、ぬるめの温度で入浴を行う、ということです。
ヒトの体の深部温度(体内の深部における温度)は、37度前後で維持される必要があります。実は、ヒトが生存できる温度帯は、それほど幅が広くはなく、前後2度以内とされているようです。
そして、低すぎる温度も影響がありますが、40度を超えるような高い温度は、生命維持に危険をもたらす恐れもある温度になります。

体の熱は血流によって運ばれます。体内で作られた熱が身体の隅々まで血液が運ぶように、皮膚に接した「外部の温度」も同様に血流により深部に運ばれます。
つまり、40度以上の湯温に入り続けた場合、その熱は体の深部に運ばれることで、内臓機能に影響を与えることになります。もちろん、体はある程度の耐性を持っていますので、熱を受けてすぐに影響が現れることはありません。またその受けた影響から元に戻そうとする自律神経や内分泌機能の働きがプラスの面をもたらしてくれることもあります。
しかし、長時間にそういった影響を受け続けた場合、少しずつマイナスの面が現れてくることになります。
「熱いお風呂」に入浴すると、苦しくなってくることは多くの方が経験しているでしょう。これは、「苦しく」感じさせることで、危険が迫っていることを自覚させ、お風呂からあがるように「体が求めている」わけです。

では、こうした40度以上の高い温度の熱を皮膚表面に受けた場合、体はどういった反応を示すのでしょうか?
基本的な流れとしては、体の深部にその外部の熱が伝えられるのを遅らせるため、「深部における血流を悪くする」という働きを行おうとします。つまり熱めのお風呂に入り続けることは、体の深部においては、血流が悪い状態=冷えの状態を生み出そうとするわけです。
もっとも、皮膚表面においては、直接、高い熱を受けているため、その熱を放散すべく、血流を促進させ汗をかこうとしますから赤く熱を帯びます。したがって、体の深部において実際に冷えの状態が生まれているわけではありませんが、血管の拡張、収縮の働きは、皮膚の表面は拡張、体の深部は収縮の方に向かおうとするわけです。これが、体の冷えの改善を妨げることになります。

熱いお風呂に入ると、汗をたくさんかくけど、湯冷めしやすい、という話を聞いたことはないでしょうか?これは、熱いお風呂に入っても、体の深部に熱を伝え続ける働きが弱くなっていることで、皮膚表面からの熱を放散したあとは、外部からの熱を体に上手く「溜めていない」状態であることから、「湯冷め」を感じるわけです。

もう一つの問題は、皮膚表面における熱の放散です。
高い温度(40度以上)での入浴は、皮膚表面においても、その熱を放散するような機能が働きますので、角質層から水分の蒸散量を上げ、気化熱を利用した体温調整の機能が働きます。
これが、角質層の水分不足=乾燥=バリア機能の低下、へとつながっていくわけです。

健常な方であれば、40~42度の入浴でも、そうした影響は、入浴後に回復しようとする働きもありますから、最低限の影響に留められます。また、42度ぐらいの高い温度で機能するヒートショックプロテインなど、プラスの働きもあるでしょう。
しかし、ことアトピー性皮膚炎の方に限って言えば、そうした影響は、バリア機能の低下に直結することで、小さな影響であっても、毎日の積み重ねが少しずつ負荷を蓄積していきます。
アトピー性皮膚炎の方にとって、入浴法でもっとも気をつけて欲しいのは、「入浴温度」です。この入浴温度が、入浴という行為をアトピー性皮膚炎にとってプラスに導くか、マイナスへと向かわせるのか、大きな境界線となっていることを忘れないようにして欲しいと思います。

これから寒くなっていく季節、知らず知らずのうちに、入浴温度が高くなっている方が結構多く見受けます。
心地よい、と感じる入浴温度が大切なのは確かですが、それは「時間」と比例してくることも忘れてはいけません。血流をよくして、ジワッとした皮脂を伴う汗をかくために必要な入浴時間は、最低でも20~30分、必要になります。
その入浴時間に合わせた入浴温度で考えると、40度以上での反復継続した毎日の入浴は、マイナス面を抱えている、ということです。
繰り返しますが、入浴温度は、アトピー性皮膚炎の方にとって諸刃の剣です。しかも、その「刃」はとても鋭く、影響も大きいため、プラスの面に向いた入浴温度で入浴を行うように注意しましょう。

明日は、入浴環境について触れてみたいと思います。

                   
おまけ★★★★大田のつぶやき

これまでブログなどでも何度も書いてきましたが、「入浴温度」はアトピー性皮膚炎の方にとって、症状を左右させるもっとも大きな要因と言えるでしょう。
体の反応は、ある意味、「正直」に現れます。
その反応が皮膚に現れた結果、どうなっていくのか、しっかり見極めて、皮膚と体が必要としている正しい「入浴方法」を選択して欲しいと思いますね。

2017年10月14日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は、入浴について詳しく見ていきましょう。

                                       
●アトピー性皮膚炎の方が行う入浴の目的とは?

アトピー性皮膚炎の方の入浴について、皮膚科医の中には、基本的に行わないように指導する方もいます。
その大きな理由が、入浴により「皮脂」をとられることで、入浴後の乾燥を促進、バリア機能の低下につながるから、というものです。
しかし、入浴という行為は全て、この「皮脂」をとられることになるのかというと、そうではありません。
後述しますが、入浴温度、洗浄の部分が大きく関係しているだけで、入浴という行為そのものは、逆に「皮脂」を出す働きも促進してくれます。

皮脂とは、汗腺の中にある「皮脂腺」から汗とともに分泌され、その後、皮脂と乳化することで皮膚を覆う「皮脂膜」を形成してくれます。
つまり、皮脂が分泌されるためには汗が必要であること、汗と皮脂が出ることで、自分の力でスキンケアを行うことが可能になる、ということです。
ただ、汗そのものは、同時に、気化熱により体温を調整する働きがありますから、角質層内の水分を蒸散させていることにもつながりますので、自分の力でスキンケアを行う働きと同時に、肌を乾燥させる方向に向かわせている場合もあります。

話を戻して、では、アトピー性皮膚炎の方が入浴を行う目的とはどこにあるのでしょうか?

一つは、今述べた、「皮脂を伴うジワッとした汗をかいて、皮脂膜の形成を促す」というスキンケアの働きがあります(但し、入浴温度を誤ると、角質層内の水分蒸散を促す方が多くなりますので注意が必要です)。
もう一つは、昨日述べた「冷えの改善」効果です。
血流を良くする行為を反復継続して行うことで、体の隅々までしっかり体熱を届けられれば、自覚する「冷え」の症状は緩和します。冷えが緩和した状態とは、血流が良くなっている状態ですので、抹消の細胞に必要な酸素、栄養素、内分泌などがスムーズに運搬され、また細胞から出る老廃物も滞ることなく「回収」され、炎症につながる免疫の働きを予防してくれます。

角質層の乾燥状態を緩和し、血流を良くすることで皮膚の細胞の代謝を促進したり、細胞間脂質などを増やしてバリア機能を正常化させる、これらの働きは、直接、アトピー性皮膚炎の症状を緩和するだけでなく、他に生じている悪化要因の減少にもつなげられることができます。
「入浴」という行為は、多くの人が日常生活習慣の一部として定着している行為です。
アトピー性皮膚炎の方の場合、この「入浴」という行為を、入浴環境を含めてアトピー性皮膚炎に対して良い状態で行うことができれば、大きなプラスを生むことができます。
逆に、アトピー性皮膚炎の方に適さない入浴を行うと、毎日の生活習慣である分、マイナス点も蓄積されることで、症状の悪化につながることもあります。
一部の例外を除いて、入浴そのものは、アトピー性皮膚炎に対してプラスを生むか、マイナスに陥らせるか、の諸刃の剣といった側面があり、アトピー性皮膚炎に対して良くも悪くもない、という方法は基本的にはありません。

では、どういった入浴を行えば、アトピー性皮膚炎に対してプラスの要因を生み出し、どういった入浴がマイナスの要因に繋がっているのでしょうか?
続きは明日です。

                         
おまけ★★★★博士のつぶやき

最近は、皮膚科の間でも、「入浴」という行為がアトピー性皮膚炎に悪いのではなく、アトピー性皮膚炎の人によくない「入浴方法がある」ということが分かってきたようじゃ。
単に「入浴」というひと括りの中で考えるのではなく、年齢、性別、生活環境、さまざまな要因が絡むことで、その「アトピー性皮膚炎の方にとって最適な入浴方法」が、個人ごとに異なることも意識して対応することは大切じゃろうの。