2019年10月16日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                             
今日は昨日の続きで、「保湿」ケアについてみていきましょう。

                       
●肌状態に合わせたオイルケアを

角質層の水分は、自然蒸散します。
この蒸散を減らすために行うのが、オイル系アイテムでのカバー、「保湿」になります。
オイルを塗布することで、お肌にカバーを「かける」わけです。
このオイルの塗布は、保水とは違い、たっぷり行う必要はありません。
最低限、薄く塗布するだけでも大丈夫です。
ただし、衣類が触れる部位は、摩擦によりオイルが落ちます。また、露出部位は空気に触れていることでオイルが酸化します。
基本的にスキンケアで用いられるオイル系アイテムは、時間の経過による酸化を防ぐため、酸化防止剤を配合していますが、それでも酸化を完全に防ぐことはできません。

このため、オイルについては、できれば一定時間で塗り直しを行う方がベターと言えるでしょう。
そのときの行動(安静にしているのか、エアコンの効いた部屋にいるのか、汗をかくような運動を行っているのか、など)により異なりますが、目安としては4~5時間に一度は塗り直しを行うようにすると良いでしょう。
塗り直しの前には、できればそれまで皮膚に塗布されていたオイル分を落としてから塗るのが良いのですが、外出時など洗浄が難しい場合には、お手吹きなどでぬぐってから塗り直しを行うようにしましょう。

そして、このときに使用するオイルですが、基本的には自分の肌状態に合わせたオイルを選ぶと良いでしょう。
オイルの種類は基本的に、植物から抽出された「植物性のオイル」(オリーブオイル、ホホバオイル、月見草オイル、など)、動物、魚類の皮脂から抽出された「動物性のオイル」(馬油、ラノリン、スクワランなど)、石油から精製された「鉱物系のオイル」(ラノリンなど)に分かれます。
「保湿力(カバー力)」でみると、鉱物>動物>植物の順番になりますが、オイルの精製度により、刺激性も異なります。
また、「合う合わない」という問題もあります。
肌状態によっても、乾燥肌、ジュクジュク肌、傷が多い肌によって、以前は合ったオイルが今は合わない、ということもありますから、「今の肌状態」に合ったオイルを選ぶようにしましょう。

目安は、炎症が出ていない皮膚に薄く伸ばしてみて、30分経過後に赤みなどが出ていないかを確認してみましょう。なお、傷がある部位は、傷に反応することがありますので、注意しましょう。

このように、保水のあとは、必ずその保水を「守る」ために保湿でカバーを行うようにしましょう。
秋の始まり、これからどんどん、大気は乾燥する方向に向かいます。
肌のバリア機能は、この角質層の「水分」に大きく左右されます。
肌状態に合わせた適切な「保水」「保湿」を行い、乾燥時期の始まりを乗り切るようにしましょう。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

スキンケアは、肌状態に合わせて大きく左右されます。
自分の今の肌状態に合わせてどのようなケアが良いのか分かりづらい場合には、お気軽にアトピー相談室までご相談ください。

●アトピー相談室 0120-866-933(受付時間 10時~19時)

2019年10月15日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                      
先週は、台風が日本各地に大きな被害をもたらしました。
「異常気象」が当たり前になりつつある昨今ですが、幸い、予報精度は上がっていますので、情報をしっかり得て、気をつけるようにしましょう。

さて、台風後、翌日は気温が上昇しましたが、すぐに天候は崩れ、肌寒くなりました。
気象庁のホームページで向こう一週間の予報を見ると、最低気温は10度台の前半、最高気温も20度台の前半、といった地域が多いようです。
        
▼気象庁のホームページ
https://www.jma.go.jp/jp/week/
        
台風前後のご相談内容も、やはりお肌の乾燥を原因とするものが増えています。
本来、秋の季節は、他の季節と比較しても、アトピー性皮膚炎の方には過ごしやすい季節です。
しかし、気温の低下に伴う、大気の乾燥から生じるお肌の乾燥状態への対処を上手に行わないと、冬の本格乾燥時期を前に、大きく肌状態を悪化させることもあります。
適切なケアをしっかりと行うようにして欲しいと思います。
       
       
●健常な方の3倍の保水を
       
汗をじわっとかく季節も終わり、角質層の水分蒸散量は増加し始めています。
「ムズムズ」「チクチク」した乾燥のサインともいえる違和感を感じ始める方も多いようです。
こうした違和感は、違和感を感じた部位を触ることで、触覚による刺激が加わり、本格的な痒みへと移行することもあります。
特に、髪の生え際や顔など、露出部位は注意が必要です。

ケアの基本は、乾燥の場合、「保水」になります。
たっぷりとした「水分」を肌に与え、その水分を肌にとどめるための「保湿」ケアをプラスしましょう。
保水の際の注意点は、「最低限の保水」では足りていないことが多い、ということです。
お肌に水分をなじませるケアは、健常な方にはちょうど良くても、アトピー性皮膚炎の方には足りていないことが多く、この「保水」が不足していることによるお肌の悪化も、ちょうど今の季節に良く見られる傾向の一つです。

では、どれくらいの「保水」の量が良いのでしょうか?
目安としては、お肌に水分をなじませるケアを、3回続けて行うようにしてみましょう。
いわゆる「重ね塗り」です。
健全な角質層を維持するための基本は、角質層内の「水分保持」が大きなポイントです。
当然、水分保持のためのセラミドやフィラグリンなども「保水」の状態には関係してきますが、そもそも保持するための水分が足りていない状況では、スキンケアのスタートラインにも立てていないことになります。
そして、このスタートラインに立てていないアトピー性皮膚炎の方が非常に多いのです。

まずは、水分を「アトピー性皮膚炎の方に必要な量」をしっかり与えること、これが全てのケアのスタートであることを忘れずに行うようにしましょう。

明日は、与えた水分を保持させるための「保湿」ケアについてみていきましょう。

                       
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎の人は、水分が掻き傷に浸みると、どうしても浸みづらいオイル系アイテムに頼ってしまいやすい。
肌に水分がなぜ必要なのかをしっかり考えた上で、浸みる場合にはどうすれば浸みづらくなるのかを工夫していくことも大切じゃの。

2019年10月14日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                 
Webが身近になったことで、簡単に多くの専門情報にアクセスが可能になりました。
そういった情報は、全てが「正しい」とは限らないわけです。
また、状況によって「正しい情報」になったり「正しくない情報」になったりすることもあります。
そうした「情報」の精度を高めるためには、医療情報であれば、「医学的な知識」が必要になることは確かでしょう。
今日は、一つの記事を紹介しましょう。
          
          
●あまりに大量すぎる医薬品情報に翻弄される医療従事者と患者さん
http://healthpress.jp/2019/10/post-3899.html
        
今回は、医薬品情報が多様化且つ複雑化する昨今、その「情報」に翻弄される医療従事者と患者さんについて考えてみたいと思います。
       
▼健康フェアにはたくさんの思いを抱え込む患者さんが
         
●事例1
多職種が集う仙台市民向け健康フェアに、薬剤師として参加した時のことです。僕は薬剤師会のブースで、健康相談員として、希望する市民に対してお薬のことを中心に何でも話を聞く担当となりました。
初めに先輩薬剤師に言われたのは、「こういう健康イベントに、統合失調症の方とかがよくいらっしゃいます。こういったブースで何十分もお話をされていきますので、そうなると順番が全て狂います」でした。
初め、相談にいらっしゃったのは高齢者ばかりでした、世間話に始まり、お薬のことや健康上の不安のことなど色々お話をされていきました。
すると、20~30代くらいの男性が僕の隣の薬剤師の前に座りました。その後、10分以上は話していたでしょうか。断片的に聞こえてきたのは、「私は、○○の添加物は一切取らないようにしているんです」、「睡眠薬というのは、???」、「私、OTC薬は信用できないんです」といった内容を延々と話されています。対応した薬剤師は笑顔を崩さず、辛抱強く耳を傾けていました。男性は最後に、「お薬とは関係ない話をしてたくさんの時間を取ってしまってすみませんでした。ありがとうございました。」と言って帰って行かれました。
対応した薬剤師は、「こういう場でしか色々話せないんだろうね。ひたすら耳を傾けるしかないです。」と話していました。
「先輩薬剤師の言ったことは本当だったんだ!」と驚いたと同時に、たくさんの思いを自分の中に抱え込むしかない精神疾患の患者さんに思いを馳せた経験でした。
         

(中略)
          
▼全ての病院・医療機関に専門のカウンセラーを
        
三つの事例をまとめます。薬物治療を取り巻く情報は複雑多様化し、我々医療従事者はしばしば翻弄されます。さらに、患者さんはインターネットや書籍で必死になって情報を探します。重要なのは、病気の治療は「患者さんの生活」そのものであるということです。疾患は慢性化し、病気の治療には、医療従事者だけでなく家族や友人などの近しい人達も併走します。仕事や趣味もこれまで通り続けたいでしょう。そうなると、「納得して薬物治療を受ける」という思いに至るまでには複雑な経過をたどります。
しかしながら、言い訳がましいかもしれませんが、色んな業務を実施しながらの中途半端な説明では患者さんに納得してもらうには不十分です。また、忙しさから配慮を欠いた発言をし、知らないうちに不安を助長させてしまうこともあろうかと思います。
ただ、医師にとって、病状説明の時間が膨大な時間外業務の一因となっている現状があります。薬剤師も、薬局で待つ患者さんのプレッシャーを常に受けていますので(「早くしろ!」と怒り出す方もいます)、十分な説明の時間を取れません。だから、事例1のように精神疾患の患者さんは健康フェアといった気楽な場でしっかりお話ししたいんだろうなと思いました。理想は、全ての病院・医療機関に専門のカウンセラーを配置することです。専門的なカウンセリング技術で患者さんとその近しい人により添って欲しいと切に願っています。そうすることで、医師は治療に、薬剤師は処方鑑査と薬物治療のフォローに専念でき、患者さんもその恩恵を享受できます。
最後に、今の日本は、「がんゲノム医療」や、「先駆け審査指定制度(医療ニーズが高い医薬品を優先的に審査する制度)」、「公知申請(日本では適応外だが海外では頻用されている適応について、書類審査のみで承認する制度)」、「医薬品副作用被害救済制度」などと制度ばかりが先行している印象です。実際、各制度の存在すら知らない医療従事者はたくさんいます。こうした状況を放置し続けていれば、そのツケを最終的に払うのは患者さんである、ということを我々は忘れてはいけません。どうすれば良いか、みんなで一緒に考えてみませんか。
            
        
記事の最後の方にあるように、実務の中では「説明の時間がとれない」という薬剤師の方の状況は、同時に、その説明を「自己解釈」してしまう患者の方とのズレが問題の一つになってくるのでしょう。
その前提には、患者側も一定の「知識」を持っている(と勘違いしていることもありますが・・・)からですが、いずれにしろ、そうしたズレによる弊害は、結局のところ患者自身へと向かいます。
難しい問題でしょうが、自分にとって「必要な情報」の見分け方、というのはこれからのネット社会の中で重要になってくるのかもしれません。

                            
おまけ★★★★東のつぶやき

こうした「情報」そのものも、その「真偽」は読まれた方が判断するしかありません。
相反する情報に接した場合、どちらが「正しい」のか、一つの判断材料としては「発信者の利益に誘導」していないかを見てみるとよいケースもあるでしょう。
あるいは、専門の知識を持つ第三者の意見を聞いてみるのも良いでしょう。
正しい情報を選別できるようにしましょう。

2019年10月13日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は、寒冷じんましんの記事があったので紹介するね。
         
            
●かゆい…寒冷じんましんを理解してもらえないつらさ描く漫画 夫の優しさに「泣けます」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191011-00050689-otonans-life
           
自身のアレルギーについて描いた漫画「アレルギー」がSNS上で話題となっています。小学生の頃、寒暖差によって起こる「寒冷じんましん」というアレルギーがあることが分かった女性。周囲からは、そのつらさをなかなか理解されませんでしたが…という内容で「つらさ分かる」「癒やされました」「優しさに泣けます」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
        
▼アレルギーのある、多くの方から意見
        
この漫画を描いたのは、ぴよ(ペンネーム)さん(20代後半)です。イラストレーターとして活躍されています。
           
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
         
ぴよさん「2018年4月ごろからです。自身の精神疾患について、多くの方に知ってもらおうと思ったからです」
          
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
          
ぴよさん「アレルギーと向き合う大変さや、周囲の理解がどれだけありがたいかということを、身を持って体験したことがきっかけです」
         
Q.旦那さまは、アレルギーの症状が出た場合、こうやって待っていてくれるのですか。
         
ぴよさん「どんなときでも待ってくれています」
         
Q.初めてこのような対応をされたとき、どんなお気持ちでしたか。
          
ぴよさん「なかなか理解してもらえないので、とてもうれしかったです」
          
Q.子どもの頃は、どのように対処していたのでしょうか。
         
ぴよさん「体を温めて、落ち着くまで動かないようにしていました」
          
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
          
ぴよさん「数多くのアレルギーをお持ちの方から、『理解者が一人でも近くにいることはありがたいことですね』とご意見を頂きました。また、同じような症状に悩んでいる方が『アレルギーだと気付くきっかけになった』とおっしゃってくださったり、アレルギーの対処法について意見をくれる方もいました」
          
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
          
ぴよさん「自分の経験や、多くの方に知ってほしいことなどを積極的に発信していきたいと思っています」
          
        
気温差で症状が出てくる寒冷じんましんって、普通の人にはなかなか分かってもらえないのかもね。
アトピー性皮膚炎の人にも多いみたいだけど、これから寒くなる季節、気をつけるようにしようね。

                          
おまけ★★★★大田のつぶやき

寒冷じんましんは、あとぴナビの会員の方にも珍しい症状ではありません。
寒い時に外に出た時の気温差や、運動したときに急激に体温が上昇して発疹出るなど、寒い、暑い、両方のパターンを目にします。
原因がはっきりはしているので、ある程度の対処は可能ですから、あせらずに取り組むようにしましょう。

2019年10月12日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
他のスタッフがストレスに関する話題を取り上げていましたので、関連する記事を紹介しましょう。
            
          
●心の不調は栄養問題の可能性も 心療内科医「患者の9割以上が低血糖症」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191002-00000048-sasahi-life&p=1
         
ストレスや年齢のせいだと思っていた不調は栄養不足の可能性がある。自分に足りない栄養素を知ることが、心身の健康のカギになる。AERA 2019年10月7日号に掲載された記事を紹介する。
            
不安だ、やる気が出ない、物忘れをする……。こうした症状も食べ方が原因となっている可能性がある。
「心療内科に来た患者さんに『あなた栄養が足りないわよ』と言うと最初はびっくりします」
そう話すのは、心療内科医で「ひめのともみクリニック」(東京都品川区)院長の姫野友美医師だ。もともと姫野医師は心身症やうつ病、パニック障害などの患者に対し、薬やカウンセリングなどを用いたスタンダードな治療を行っていた。ところが、薬を投与すればするほど症状が悪化していく人がいる。別の治療法があるのではないか……。そんな時に出合ったのが「分子整合(オーソモレキュラー)栄養医学」だった。栄養素と食事によって心と体を改善する療法で、1960年代にカナダの医師が提唱し94年には国際学会が発足、国内でも注目を集めつつある。姫野医師によると、薬でも認知行動療法でも治らなかった患者に変化があらわれ、薬なしで治ってしまう人もいるという。
「たとえばうつ病の治療には足りなくなったセロトニンを体内で効率よく使い回すSSRIなどの薬を用いますが、自分の体内で毎日新鮮なセロトニンを作ることができれば、薬も少量で済み、副作用も抑えられます」(姫野医師)
ここ数年で目立つのは、「低血糖症」の患者で、精神症状を訴えて姫野医師のクリニックを訪れる患者の9割以上が低血糖症だという。低血糖症は糖質に偏った食生活によって引き起こされることが多い。
「キレやすい、急に気分が落ち込む、わけもなく不安になったりイライラしたりする人は、糖質のとりすぎを疑ってください」(同)
糖質のとりすぎ以外にも、栄養不足によって引き起こされる症状はたくさんある。
例えば、注意力がない、寝起きが悪い、些細なことが気になる場合は、鉄不足の可能性があるという。鉄は主に酸素を全身に運ぶ働きがあるが、鉄分が足りないと脳内神経伝達物質も足りなくなり、メンタル面に影響を与える。
「特に女性は鉄不足の人が多い。クリニックに『うつ病かもしれない』と来た女性のうち、約8割が鉄不足でした」(同)
鉄不足を防ぐには何を食べればいいのか。姫野医師いわく、「まずはヘム鉄です」。
鉄には動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」があるが、吸収率が高いのはヘム鉄。レバーや牛肉、鶏肉、鶏の砂肝、カツオ、アサリなどに多く含まれる。
都内の会社員の女性(43)は最近、論理的な思考ができなくなったと嘆く。
「年のせいかなと思うのですが」
思考がまとまらない、アイデアが思い浮かばない、会議中に話の流れがわからなくなる、何度も同じ話をしてしまう……そんな場合は、たんぱく質が足りていない可能性がある。
脳は基本的にたんぱく質と脂質でできているが、脳のエネルギーとなる神経伝達物質の原料もたんぱく質だ。さらに、ホルモンや神経伝達物質と結合する細胞膜受容体もたんぱく質からできている。不足すると神経と神経がうまくつながらなくなり、頭の回転が鈍くなってしまうのだ。
1日にとりたいたんぱく質の目安は、体重1キロあたり1~1.5グラム。体重50キロの人なら約50~75グラムが目安となる。卵1~2個、肉や魚各100グラム、豆腐半丁、納豆1パック、豆乳200cc、間食にナッツや小魚。これでだいたい1日分だ。複数種類のたんぱく質を3回の食事と間食にわけてとるのが理想だという。
「たんぱく質を含む食品の多くは、ビタミン・ミネラルも豊富です。また、必要量のたんぱく質をとると満腹感が得られ、結果的に糖質のとりすぎを防ぐことができます」
            
          
身体の細胞は、外部からの材料、「食」により原料を得て作られています。
脳で情報を伝達する神経物質も同様で、一定の成分が不足すれば、十分な「製造」ができないこともあるでしょう。
そういった点において、こうした「食」に気をつけることは、精神的な部分にも影響を与える、ということです。
今回の記事では、「糖質」が取り上げられていますが、不足は問題ですが摂りすぎも問題になります。
これは、他の栄養素も同様です。
「バランス」を意識した食を心掛けて欲しいと思います。

                        
おまけ★★★★南のつぶやき

心の問題は、生活面全てに少しずつ関わってきます。
食や睡眠、運動など、他の行動がストレスに与える影響を大きいものがあります。
そして、その「中身」も大切です。
心身によい食事を心がけましょうね。

2019年10月11日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、ちょっと面白い動画を見つけたので紹介するね。
        
          
●地球温暖化の影響を“鳥の視点”で見ると…
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20191010-00425360-fnn-int
          
地球温暖化の影響を鳥目線でアピール。
ヨーロッパ・アルプス山脈の雄大な景色。
この映像は、オジロワシの体に小型カメラをつけて撮影されたもの。
環境の変化から、絶滅の危機に瀕しているオジロワシ。
そして、アルプスも地球温暖化の影響で、氷河が溶け出している。
ワシの保護育成をしている団体は、「『鳥目線』で現状を見ることで、自然環境の変化に危機感を持ってほしい」と話している。
(フジテレビ)
          
         
動画はリンク先で見てほしいと思うけど、地球温暖化の様子を見てほしいのではなく、興味深かったのは「鳥の視線」。
動画を見るとわかるけど、鳥って飛んでいる間、首を左右上下に動かしているんだね。
人も歩いているとき、周囲に注意を向けているから、鳥も同じで当たり前なんだけど、下から鳥が飛んでいる姿を見ていると、「キョロキョロ」している、っていうイメージは少ないと思うんだ。
どちらかというと、優雅に前だけを向いている、っていうイメージを持っていたんだけど、首を左右に動かしても飛ぶバランスが崩れないのは面白いよね。

昨日は、家族間のストレスのことがブログの話題に出ていたけど、「自分の視点」と「他人の視点」は、同じところもあり、そして違うところもあるわけだけど、自分で「見えている」ことが全てだと思うと、いろいろ「衝突」することもあるんじゃないかな。
家族が自分を見ている「視線」を、自分の視線に置き換えてみると、少し違った風景が見えてくることもあるかも。
あるいは同じ風景でも「意味が違う」ことが分かるかもしれないね。

ヒトの関係は難しいけど、「許容」することはお互いができることを忘れないようにしたよね。

                                 
おまけ★★★★南のつぶやき

これまで相談を受けている中で、不思議なことに、アトピー性皮膚炎が「治ったきっかけ」が、「治すことをあきらめたとき」というケースは少なくありません。
肩の力が抜けるからなのか、ストレスから解放されるからなのか、その理由は分かりませんが、「治そう、治そう」とする心の持ち方から影響を受けていることもあるのかもしれませんね。

2019年10月10日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
アトピー性皮膚炎の症状悪化の原因の一つがストレスです。
今日は、ストレスと皮膚症状に関する記事がWebに出ていたので紹介したいと思います。
            
           
●対人ストレスで発疹が出る? えなり「共演NG」報道から考える処方箋
https://news.yahoo.co.jp/byline/umiharajunko/20191007-00145606/
          
俳優のえなりかずきさんがテレビドラマ撮影で「会うと発疹が出る」などとして主役との共演を拒否したことが報道され問題になっています。報道が事実かどうかはさておき、「人間関係の問題で発疹が出るのですか?」という質問を受けたのでその解説をしようと思います。
        
▼会議がある日、必ず顔に発疹
       
対人関係のストレスが引き金になり皮膚症状が出るのは珍しいことではありません。
ある企業で中間管理職になったAさん(女性)は、週1回の戦略会議がある日に必ず顔に発疹が出てかゆくなり、かゆみ止めを塗って抑えていたと言います。会議の日が過ぎると発疹はなくなるのですが、また翌週になると出るという状態が続き、これはおかしいということで相談を受けました。
お話を伺ったところ、会議の緊張とともに一人苦手な上司がいてその上司に指摘されるのが非常に怖い、この上司がいると思うだけで前日からゆううつになり当日の朝になると発疹が出てかゆくなるということでした。発疹を隠すために化粧がつい厚塗りになるせいで「化粧が濃い」と噂されていると聞き、さらに会議に出るのが嫌でたまらない、ということでした。
         
▼引き金は苦手な人の存在や言葉
         
明らかに会議がストレス要因になっていましたが、「怖い、苦手」と思う気持ちを抱えながらその思いを我慢して誰にも話せなかったことで、症状が出ていたことがわかりました。
会議が苦手で皮膚症状が出るのは女性だけではありません。男性でも同様です。
外資系企業で働く40代の男性は、テレビ電話による会議がある月曜の朝になると蕁麻疹(じんましん)が腕に出てかゆくてたまらないということでした。立場が上の海外の女性の言葉がきつくて会議のたびに落ち込むのだそうです。
        
▼「条件がそろうと発症」心当たりは
        
ストレスによる皮膚症状としては、要因となる場所に出掛けたり要因となる人に会ったりすると顔や身体に発疹が出ます。また顔のニキビが悪化したり蕁麻疹が出たりということも起こります。かゆみはある場合もない場合もあります。
ストレスがあってもつらいと言えない、ノーと言えない、というような場合や自分の感情を抑えているときに症状が起きる場合が多いといえます。我慢する傾向が強い方、自分の弱みを見せられない傾向が強い方、立場が弱くて言い出せない場合は要注意です。自分ではそれほどストレスではないと思っていても急に症状が出てびっくりするケースもあります。
皮膚に症状が出るときは皮膚科を受診しますが、薬を処方されてもなかなか治らず、「ある条件がそろうと症状が出る」など因果関係が思い当たる場合は、主治医にそのことを伝えて相談することが必要です。自分で適当に市販薬を購入し使っても改善せず、発疹をかいて化膿させ症状を悪化させることもしばしばですから注意してください。
         
▼まず距離を置く、そして徐々に慣れる
        
対策ですが、まず症状が非常に強い場合はストレス要因から距離を置くことが必要でしょう。ただ症状が改善してきたら、ストレス要因の何が苦手でどうすれば気持ちが楽になるか―という根本的な対策を考えていくことも必要です。そのうえでサポートを受けながら不安や苦手なことを避けるのではなく少しずつ慣れていくような方法をとることで、苦手なことや苦手な人と関わっていくことができるようになるものです。また苦手という範疇を超えてハラスメント的な要素がある場合は組織の相談窓口などに相談して環境改善することは不可欠です。
前述の女性は、上司の言葉を感情的な指摘と仕事上必要な指摘に分けて「感情的な指摘には反応しない」というトレーニングを重ねて自分に自信をつけることで症状が改善してきました。
ストレスによる皮膚症状は、自分の心に抑え込まれたつらさや怒りや悲しみ、くやしさなどの表現であることが多いのです。それに気づき対策を立てることが必要です。
              
          
対人関係でのストレスによる症状の悪化を経験された方は、少なくないことだと思います。
これまでのご相談を見ていると、「家族間」「職場」「友人」といった関係によるストレス症状が多いのですが、やっかいなのは「家族間」でしょう。
職場や友人関係は、ある意味、距離を置くことが可能な「関係」です。
しかし、家族の関係を断つことは難しいでしょうし、同居した家族からの影響を受けている場合には、その頻度は「毎日」のことになります。
とはいえ、そのストレスについて放置した状態のままでは、アトピー性皮膚炎の症状に対しても良くありません。
第三者を入れる、もし可能ならば一人暮らしをしてみるなど、可能な範囲を見つけて対処するようにしましょう。

                                  
おまけ★★★★博士のつぶやき

家族間のストレスは、本人も家族も、相応の言い分があるため、その解消を行うことはなかなかに難しい。
じゃが、症状悪化の原因がストレスにある場合、その解消は必要になる。
最初の解決の糸口のきっかけを見つけるまでが大変じゃが、「妥協」も最初は一つの選択肢になることをお互いが理解できるようにして欲しいと思うの。

2019年10月9日

北です。

 

 

 

 

 

 

                      
今日は、今回のテーマの最後になります。
         
        
●秋冬に向けた万全ケアを始めましょう
(2019年10・11月号あとぴナビより)
         
・正しい入浴のためのチェック
         
正しい入浴が行えているかどうか、次のチェックを行ってみましょう。
         
◆入浴温度
    
39度以内での入浴が行えているかをチェックしましょう。
40度以上の入浴は、アトピー性皮膚炎にとって大きな負荷となります。また、自動給湯の場合、実際の温度よりも低く表示されることがありますので、少し気になる場合には水温計などを使って測ってみるようにしましょう。
       
◆入浴時間
             
汗をかく、冷えを解消する、といった効果を十分に得るためには、一定の負荷=一定の入浴時間が必要になります。
お肌の状態、体調、年齢などにより異なりますが、一般的には1回の入浴で、成人ならば20~30分、子どもならば10分前後は入浴するようにしましょう。
               
◆入浴環境
                 
浴水は、直接肌に触れますので、皮膚にマイナスの影響がある要因はできるだけ排除するようにしましょう。
特に、水道水中の遊離塩素は、入浴が毎日反復継続して行われる習慣であることを考えると大きな負荷要因となります。
塩素の除去はしっかりと行うようにしましょう。
また、活水器アクアゲインなどを使って、水道水の酸化還元電位を下げると、お肌に優しい入浴につながります。
入浴環境は整えてから「攻めの入浴ケア」を実践しましょう。
    
◆有効成分
        
入浴による効果は、浴水に加える成分にも左右されます。
温泉が体に良いとされる大きな理由は、含有成分にあります。
自宅での入浴を理想的にするためには、すでに改善実績のある濃縮温泉「はこねの湯」や薬用重炭酸湯などの入浴剤を上手に活用するようにしましょう。

           
         
入浴環境も意外と大きなポイントです。
特に、水道水中の塩素は、アトピー性皮膚炎の症状に対してマイナスの面が大きいので要注意です。
入浴自体を「攻めのケア」で利用する場合、毎日の生活習慣の一部であることから、実行しやすい「ケア」と言えますが、毎日の生活習慣だからこそ、マイナスの要素を含んでいると、お肌へのダメージも積み重なりやすいものです。
気をつけるようにしましょう。

                     
おまけ★★★★博士のつぶやき

これから寒くなる時期、入浴は「心地良い」という側面も持っておる。
体感として「気持ち良い」部分は大切ではあるが、だからといって、高い温度での入浴を行ってしまうと、バリア機能に対して悪影響をもたらすことがある。
入浴温度、そして入浴環境には、十分注意を払いたいものじゃ。

2019年10月8日

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日も昨日の続きで、入浴についてみていきましょう。
              
        
●秋冬に向けた万全ケアを始めましょう
(2019年10・11月号あとぴナビより)
       
▼入浴ケア
          
・スキンケアだけではなかなか改善しない方には、あとぴナビの入浴ケアが効果的です
         
アトピー性皮膚炎の方にとって、入浴は「攻めのケア」として重要な日常生活習慣の
一部です。
アトピー性皮膚炎の方は汗をかきづらい方が多いのですが、汗をかかないことは、肌のバリア機能にとって大きなマイナスです。
もちろん、かいた汗を放置すると、マラセチア菌の関係などで炎症が生じやすくなりますが、自分の力で行うスキンケア、「皮脂膜」は、汗と汗をかく際に分泌される皮脂が乳化して作られていて、汗をかかないと、スキンケアの力が弱まる=バリア機能が高まらないことにつながります。
このように汗は、アトピー性皮膚炎にとって「悪化」と「回復」の両面をもっているのですが、エアコン下で生活して運動を行いづらい私たちの生活環境は、汗をかきづらい状況を生み出しているといってよいでしょう。
そこで、毎日の生活習慣である入浴を有効活用して、「汗」をしっかりかく「訓練」を行うことが大切になってくるのです。
ただし、入浴も「汗」と同様に、アトピー性皮膚炎に対しては「悪化」と「回復」の両方の側面を持っています。
アトピー性皮膚炎の方が入浴が良いと聞いて自己流で行っていて、なかなか症状が良くならない、どんどん肌が乾燥して状態が悪くなっている、といった場合に多いのが、「入浴温度が高い」ということです。
ここでいう「高い」は、健常な方が行う一般的な入浴温度(40度以上)でも該当してしまいます。
入浴温度が高いことで、入浴後の乾燥、そして深部の冷えの状態を生み出しやすくなるため、乾燥状態からバリア機能の低下へとつながります。
健常な方の入浴とアトピー性皮膚炎の方に求められる入浴の「方法」はまったく異なることをよく理解しておくことが大切です。
これから少しずつ気温が下がって冬に向かいます。
入浴自体も、夏より気持ちよく感じることが多くなるでしょう。
これからの時期、入浴を「攻めのケア」として、アトピー性皮膚炎の改善のために積極的に取り入れるようにしましょう。
         
        
昔は皮膚科の医師は、アトピー性皮膚炎の方に入浴を避けるように指導することが多かったのですが、その原因は入浴後の「乾燥」によるバリア機能の低下が、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させるからです。
そして、この「乾燥」させる要因が「温度」にあります。
入浴は行っているのになかなか良くならない・・・という初めてのご相談をいただく方の状況に多く共通しているのは41℃前後での入浴です。
普通の人には「普通の温度」であっても、アトピー性皮膚炎の方の「ケア」を前提として考えた場合には適していない温度であることを忘れないようにしましょう。

                      
おまけ★★★★大田のつぶやき

入浴は上手に行えば、アトピー性皮膚炎の症状を改善する「攻めのケア」に変化します。
同時に、上手に行えないと、今度はアトピー性皮膚炎の症状を悪化させる、という諸刃の面を持っています。
適切な入浴かどうか心配な方は、お気軽にアトピー相談室(0120-866-933、受付時間10時~19時)までご相談ください。

2019年10月7日

北です。

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、昨日の続きです。
         
        
●秋冬に向けた万全ケアを始めましょう
(2019年10・11月号あとぴナビより)
        
・改善しにくい方は、水分の与え方が十分ではない
       
アトピー性皮膚炎の方の肌状態は、そうでない方と比べると、バリア機能が低下しやすい状況にあることが分かっています。
したがって、一般的な「乾燥肌」「敏感肌」向けのケアでは足りていない、というケースを良く目にします。
単なる乾燥肌でお悩みの方の肌状態における水分不足を「1」とした場合、アトピー性皮膚炎で乾燥状態にある方の肌状態は最低でも2倍、掻き壊しが強い状態ならば5倍から10倍の人もいます。
単なる乾燥肌の方のスキンケアでは、アトピー性皮膚炎の方にとっては不足状態にあることをまず認識するようにしましょう。
では、どのようにスキンケアを行えばよいのでしょうか?
        
◆重ね塗りを推奨
         
アトピー性皮膚炎の方の「誤ったスキンケア」としてもっとも多いのが「水分が足りていない」という状況です。
分かりやすく説明すると、これで良いと思ったスキンケアを最低でも2~3回は重ねて行って、ようやくお肌の状態はケアに必要な「スタートライン」に立てます。
単なる乾燥肌の方が行うスキンケアをイメージすると、「土」です。一定の水分を与えれば表面は湿った状態になってくれます。
これに対してアトピー性皮膚炎の方の肌状態は「砂」をイメージすると良いでしょう。
土で十分と思った量の水分を与えても、すぐに吸収してしまい砂は乾いたままです。
「砂」を十分に潤わせるための「量」は、「土」を潤わせるための量とは全く違うのです。
        
◆どのような水分を与えるのが良いのか?
        
水分を含んだケアアイテムは化粧水、ローション、ジェル、クリームなど多様です。
どのアイテムが良いのか、基本は自分の肌に合うアイテムを選ぶことが大切ですが、せっかく使うのであれば、自分の肌状態に不足しているものを補う「機能性」を意識すると良いでしょう。
          
         
アトピー性皮膚炎の方のケアのポイントは、「保水が足りない状況を改善すること」です。
健常な方の肌状態と、アトピー性皮膚炎の方の肌状態は、全く異なります。
アトピー性皮膚炎の方に「必要な」保水を行うように心がけましょう。
明日は、入浴について考えてみます。

                       
おまけ★★★★南のつぶやき

「楽」なケアは、刺激が少ない分、オイル系に偏りがちです。
でも、肌に必要なのは「水分」ですので、オイル系ケアだけ行っている方は、乾燥状態が抜けきれないことが多いものです。
何が「必要」なのかをしっかり考えてケアしましょう。