2020年11月23日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

             
今日は今回のテーマの最後になります。
      
昨日までで、アトピー性皮膚炎の方に必要な「保水」について考えてきました。
       
文中でも述べましたが、水分ケアよりもオイルケアの方が肌に浸みづらいこともあり、アトピー性皮膚炎ケアの中心はオイルケアと考える方が多いようです。
これは、病院で渡されるスキンケアアイテムが保険が適用される「ワセリン」が主であることも関係しているかもしれません。
もし、ワセリンだけでなく、ローションやジェルが同時に病院から渡されていれば、そしてその併用が推奨されていれば、おそらく「薬の効果」も違った形で現れている可能性は高いでしょう。

つまり、乾燥から生じる痒みはスキンケアで、そして炎症が生じる痒みは薬で、といったように異なる原因の痒みを適切に対処できるようになるからです。
もちろん、薬剤の使用は、効果を得られる半面、副反応(副作用)もありますが、もともと塗布する薬剤は、服用する薬剤よりも、吸収の問題で、薬効を受けれる範囲は限定的になります(塗布よりも服用の方が効果が高い、ということ)。

少し話がそれましたが、いずれにしてもお肌の乾燥から生じる影響は、アトピー性皮膚炎の方と一般の乾燥肌の方では異なること、そしてアトピー性皮膚炎の方の「痒み」に関する部分で見れば、異なる要因、異なる原因がこのお肌の乾燥から発生していること(痒みの神経線維の問題、バリア機能の問題、皮膚の常在菌の問題など)を忘れないようにして欲しいと思います。

そして、冬の時期は、この「お肌の乾燥」による影響が、他の季節よりも強くなります。
特に、最近は室内の暖房としてエアコンを使用する家庭や職場が増えています。
そのため、湿度の低下はより顕著になりやすく、同時に、角質層からの水分蒸散量もより多くなることになります。

アトピー性皮膚炎を根本から治していくことを考えた場合、病院では炎症や痒みを重視した対策をとりますが(抗炎症作用を持つ薬剤がその対策にあたります)、アトピー性皮膚炎を取り巻く「原因」を考えた場合、もっとも大切になるのは「角質層の水分をいかに保持していくのか」ということになります。

もちろん、この乾燥状態が最初の原因でないアトピー性皮膚炎の方もいますが、炎症状態から生じる痒みは、多かれ少なかれ掻き壊しを伴うことでバリア機能の低下を招き、それは角質層からの水分蒸散量を増やす原因になります。

「保水」がアトピー性皮膚炎を克服していく上で重要なポジションにあることを忘れないようにしましょう。
次回の講座は、「保湿」について述べたいと思います。

                   
おまけ★★★★南のつぶやき

お肌の状態は個々人により異なります。
アトピー性皮膚炎のご相談についてはお気軽にアトピー相談室までお寄せくださいね。

アトピー相談室 フリーダイヤル 0120-866-933(受付10時~19時)

2020年11月22日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は、具体的にお肌に潤いを与える方法について考えましょう。
         
        
▼お肌に潤いを与える方法とは?
        
乾燥状態は、常に一定ではありません。
また、掻き壊しの度合いによっても、水分蒸散の関係で異なってきます。
そこで、お肌の乾燥度合いの状態別に、具体的なお肌への潤いの与え方について考えてみましょう。
         
●重ね塗り
       
もともと掻き壊しなどのダメージが少なく、乾燥状態が見られる肌の場合、水分系のアイテムでもあまり浸みることはありません。
お肌への負担なく、水分系のアイテムが使用できる場合には、「適切な水分」を与える方法としては重ね塗りがお勧めです。
一回のケアの量は、従来と同じで構いません。
その量が通常の乾燥肌に対して必要な量と考えた場合、アトピー性皮膚炎の方の「水分を保持する力弱い肌」に対して必要な水分は数倍必要になります。
そこで、これまでと同じケアで良いので、3回ほど重ね塗りを行うようにしてみましょう。
       
●コットンを使う
        
水分がお肌に少し浸みる、程度であれば、コットンを使うのも一つの方法でしょう。
具体的には、コットンに水分系のアイテムを浸みこませてから肌に乗せる、という方法です。
なお、コットンが乾燥すると再びお肌から水分を吸収しようとしますので、お肌に乗せたコットンは乾ききる前に外すようにしましょう。
        
●オイル系アイテムでプレケアを行う
         
掻き壊しがひどく、V字欠損も見られるような極端に乾燥した肌状態の場合には、コットンに含ませた水分でも肌に浸みることがあります。
そうした場合には、事前にオイル系アイテムでプレケアを行い、お肌に疑似的なバリア機能を形成させてから、保水を行うようにしてみましょう。
なお、プレケアでも浸みる場合には、チュビファーストを試してみても良いでしょう。
チュビファーストは筒状の人口シルクで作られた包帯で、二重に装着、一重目に水分を与えることで、体温で蒸散した一重目の水分が二層目とのわずかな空間に留まることで、ゆっくりと角質層に水分を補給できます。また、大気中の水分を吸収するような形のため、浸みることもほとんどありません。
ただ、蒸散した水分からの保水のため、その量は多くなく、浸みる状態が落ち着いてくれば、直接肌への保水も取り入れるようにしましょう。
         
       
明日は、最後のまとめです。

                     
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方のスキンケアについてよく見られる「誤り」とは、保水をどれだけしっかり行えていないのか、ということにあるのじゃが、それは冬の方がより顕著に現れやすい。
適切な方法で行って欲しいと思うの。

2020年11月21日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                
今日も続きです。
適切な水分の量について考えましょう。
         
        
▼「適切な水分」とはどういった量なのか?
            
一般的な乾燥肌でも「痒み」を感じますが、アトピー性皮膚炎の方と一般的な乾燥肌との違いは、角質層内で水分を保持するための因子にあると考えてよいでしょう。
角質層内で水分を保持するための因子はいろいろとあります。
セラミド、ヒアルロン酸、フィラグリンなどさまざまですが、その中で特にアトピー性皮膚炎の方に不足しているのがセラミドとフィラグリンであることが研究で分かっています。

京都大学の研究ではアトピー性皮膚炎のほとんどの方の角質層にフィラグリンが不足し、さらに半数程度の方はフィラグリンを生成するための遺伝子が欠損していることが確認されています。
セラミドも同様です。角質層内には数種類のセラミドが存在していますが、ユニチカ研究所の研究では、アトピー性皮膚炎の70%程度の方には、その中の三種類のセラミドが特に不足していることが確認されています。

一般の乾燥肌の方は、このセラミドやフィラグリンの不足状態がアトピー性皮膚炎の方ほどではないため、「お肌が乾燥する時期」は、「大気が乾燥する時期」と一致しています。
ちなみにアトピー性皮膚炎の方の場合、大気の乾燥度合いによって角質層の乾燥状態は変化しますが、基本的に痒みの神経線維に影響を与える程度には、常に乾燥した状態にあると考えてよいでしょう。

つまり、角質層内で水分を保持する力が違うことから、アトピー性皮膚炎の方には、より多くの水分を「与える」ことが必要になります。
一般の乾燥肌の方が、「保水」として行う水分ケアのスキンケアは、アトピー性皮膚炎の方には足りない状況であり、それが「適切な水分」の違いとなる、ということです。

アトピー性皮膚炎の掻き壊した肌状態は、水分はどうしても浸みやすいのですが、その「浸みる」という感覚は「痛み」を伴うこともあります。
そのため、浸みやすい水分系のアイテムは最低限で使用する、あるいは浸みづらいオイル系アイテムのみでケアをすることが多くなるのですが、これが、アトピー性皮膚炎の「慢性的な悪化因子」を生む一つの要因です。

これまで述べたように角質層に水分が不足した状態で、「痒み」を感じなくすることは、角質層そのものを動かない衣類などで密着させ、角質層に対する直接の肌刺激を緩和させた状態にしない限り難しくなります。
そこで考えたいのは、いかに多くの水分を角質層に与えるのか?という方法でしょう。
明日は、具体的なケアの方法について述べましょう。

                   
おまけ★★★★大田のつぶやき

実際にアトピー性皮膚炎の方のケア方法を見てみると、水分は少なめ、油は多め、という方が少なくありません。
述べたように、本来、乾燥肌に対して求められているのは、油分よりも水分の方が大切になります。
「適切な量」とは個々人によって異なりますが、アトピー性皮膚炎の方は、一般的な乾燥肌の方よりも多くの水分が求められていることを忘れないようにしましょう。

2020年11月20日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は昨日の続きで乾燥肌の対策について見ていきましょう。
          
         
▼どうすれば乾燥肌は痒くなくなるのか?

乾燥肌が痒みの一つの原因であること、さらに悪循環に至る一つの要因であることは述べたとおりですが、どのような対処を行えばよいのでしょうか?
答えは、角質層の乾燥による痒みに対する対処は「角質層の水分を保持すること」にあります。
角質層の水分保持は、「角質層に水分を与える」「角質層の水分が蒸散する量を減らす」という二つが組み合わされることで実現されますので、薬剤ではなく「保水」と「保湿」の両方の「スキンケア」をバランスよく行うことが大切になります。
角質層に一定量の水分が保持されることで、角質層内に伸びた神経線維は、再び真皮内へと戻り、皮膚への触覚刺激に対して過敏になることがなくなり、痒みが減ることになります。

アトピー性皮膚炎の痒みがもたらす掻き壊しは、皮膚のバリア機能を大きく損なうことがあります。
そうなると、シャワーを浴びただけで浸みる、ということがあるように、分子量が小さい水分は、掻き壊し(ダメージ)のある肌に対して刺激となります。
そのため、掻き壊しが多い場合のスキンケアとして、水分が多いローションやジェル系アイテムを浸みると言うことで敬遠して、分子量が大きいことで浸みづらいオイル系のアイテムをスキンケアとして好む方がいます。

この水分系よりもオイル系のアイテムを、という傾向は、お肌のダメージが大きい方ほどよく見られるのですが、オイル系アイテムは、角質層の水分が蒸散するのを抑えることはできても、水分を与えることはできません。
乾燥した砂場にシートをかぶせるだけでは、砂場が潤うことがないのと同じです。

同様のことはステロイド軟膏、プロトピック軟膏を使っている方にも見られます。
軟膏は、基本的にオイル系アイテムをベースに作られていますので、水分が含まれていません。
そうした薬だけを使用している方は、角質層の余計な水分蒸散は防げても、角質層が乾燥した状態そのものを改善することが難しい状況です。

軟膏系のお薬を使う前、あるいは浸みないオイルアイテムを使う前に、お肌の乾燥状態を和らげるための「水分を与える行為」、つまり「保水」は、乾燥が強まるこれからの時期、重要なケアと言えるでしょう。

いずれにしても、お肌の乾燥状態が、「炎症から生じる痒み」とは別の痒みを誘発すること、そして、その解決のためには、角質層内の水分を保持させる「工夫」を行うことが大切になる、ということです。

その工夫とは、最初に「適切な水分」を角質層に与えることから始まります。
この「適切な水分」が、まずはポイントになります。

明日は、この「適切な水分」について見ていきたいと思います。

                          
おまけ★★★★南のつぶやき

お薬を使っている方も、「スキンケア」という観点からみれば、その薬剤が果たす役割はあるのですが、それは「保湿」であって「保水」ではありません。
「保水」が肌に大切なことを忘れないようにしましょう。

2020年11月19日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
季節は、かなり冬に近づいています。
気温と同時に湿度も大きく下がり、アトピー性皮膚炎の方にとって、肌のバリア機能を低下させる要因が増える時期です。
今回は、これからアトピー性皮膚炎の方にとって大切な冬の時期の対策について必要な要因についてみていきたいと思います。
まず最初はスキンケアの保水から考えてみましょう。
           
         
▼なぜ、お肌の乾燥すると痒くなるのか?
            
アトピー性皮膚炎の方を悩ます「痒み」ですが、その正体はヒトが知覚する「情報」と言えるでしょう。
この痒みという情報が、どのように「生まれるのか」というと、その一つが炎症です。
体内の免疫反応により生じた炎症の一部から、痒みの情報が作られ、神経を伝って脳が認知します。
もう一つが、痒みを知覚する神経線維の働きによるものです。
痛み、熱い、冷たい、と同じように「痒い」も皮膚にそれを知覚する神経線維が存在しています。
通常であれば、その神経線維は真皮内までしか伸びていませんが、真皮の上に角質層内の水分が少なくなると、その神経線維が角質層内に侵入してきます。
角質層内まで伸びた神経線維は、皮膚に触れた触覚刺激で痒みを情報として伝達することになります。

アトピー性皮膚炎に限らず、一般の方でもお肌の乾燥でかゆくなる、という原因の一つは、これが理由です。
また、アトピー性皮膚炎の方で、痒くないのにお肌を触っていたら、いつの間にか掻いていた、という現象も、この触覚刺激によると言えるでしょう。

そして、本来、この角質層の乾燥による痒みには、ステロイド剤やプロトピック、あるいは新薬「デュピクセント」などは、もともと炎症による痒みを抑えることが役割となりますので、触覚刺激による痒みを抑制することはできません。
ただ、いったん痒みを知覚して皮膚を掻くと、そこに炎症が生じます。
この二次的に生じた炎症から発生する痒みに対しては、それらの薬剤は有効ですので、乾燥による痒み(実は、掻いたことにより追加された分の痒み)にも効果があると感じる方が多くなります。

しかし、実際には薬剤によって抑えられる痒みと、この乾燥から生じる痒みは、もともとの原因が異なります。
そのため、薬剤を使用して後発的な痒みは抑えられても、先発の痒みの対処が十分でないため、繰り返し痒みを誘発することになり、少しずつ肌状態が悪化することになります。

本来、アトピー性皮膚炎自体は、「軽症」の皮膚炎です。
昔は子供の疾患で、成長と共に自然治癒することが多いとされていました。
ところが最近では、成人以降の発症も目立つようになり、また難治化するケースも増えてきました。
その理由の一つが、複数の原因のうち、対処できていない原因を抱えている、そしてその原因による痒みが反復することで、結果的に炎症が作られ続け、二次的な痒みも誘発され続ける、という悪循環が生まれていることです。

もちろん、これは逆のケースもあります。
乾燥から生じる痒みのケアは上手く行えても、アレルギー的な要因による炎症から生じた痒みへの対処が行えておらず、肌の掻き壊し状態が続き、バリア機能を低下させることで乾燥状態を増長させている、という悪循環もあります。

アトピー性皮膚炎の悪化を増長させる要因と言うのを正しく理解し、そしてその要因に対して「一つ一つ対処していく」ことで、悪循環を防ぐことができます。
これから冬の時期、この要因の一つとなる「乾燥」への対処がキーポイントとなることを認識しておきましょう。
明日は、乾燥肌に対する対策について述べたいと思います。

                         
おまけ★★★★大田のつぶやき

一般の方でも、冬になるとチクチクムズムズしてくる、痒みが出てくる、というのは、基本的に、この「乾燥状態」による原因が関係しています。
ただ、アトピー性皮膚炎の方は、水分を保持する因子が少ない分、それがより顕著に現れています。
一般の方の乾燥肌よりも多くの「水分」が必要であることを考えましょう。

2020年11月18日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、昨日の続きです
         
          
●入浴科学者・早坂信哉先生が教える「免疫が上がりやすい入浴法」
https://news.yahoo.co.jp/articles/484393347e1bc1fe535abf033eb94497e511af4b

■免疫の上がりにくい42℃以上の入浴をしている人は約3割いることが判明
          
秋冬の時期に浴槽に浸かると答えた方に、入浴する際に何℃のお湯に入るかを聞いてみました。その結果40℃のお湯に入浴する方が約3割と最も多い結果となりました。一方で免疫が上がりにくい42℃以上のお湯に浸かっている人も約3割いることが判明しました。
入浴の温度について都道府県別に比べてみると、入浴温度が日本一高い熱風呂県は「鳥取県」、日本一入浴温度が低いのは「宮崎県」という結果になりました。
         
【早坂先生コメント】
だいぶ40℃の適切湯温の方が増えてきた印象です。一方3割以上の方が未だに42℃以上の熱い湯で入浴されていることが分かりました。熱風呂県の方は、もう少しぬるい湯も試してみてください。40℃でも意外としっかり温まります。
      
■コロナ禍にストレスが増えたと感じた方が多かったのは「神奈川県」、入浴がストレス解消につながっていると答えた方が最も多いのは「東京都」
        
新型コロナウイルスの影響によるストレスについて調査しました。その結果、過半数の方が「ストレスが増えた」と答えました。また、都道府県別で比べるとコロナ禍で最もストレスが増えたと感じている人が多かったのは「神奈川県」、続いて「福岡県」が多いという結果になりました。
また、入浴とストレスの関係についてもきいたところ、入浴がストレス解消につながっていると答えた方は過半数という結果になりました。都道府県別で比べてみたところ、入浴がストレス解消につながっていると答えた方が最も多いのは「東京都」という結果になりました。
        
【早坂先生コメント】
コロナの感染者数が多かった首都圏でストレスを感じる方が多いという結果になりました。特に東京では遠方への外出自粛期間も長く、自宅で手軽にできるストレス解消法として入浴が改めて見直されたことが明らかになりました。在宅勤務の時は、入浴の後は仕事はしない、など生活のメリハリにお風呂を活用するといいですね。
       
■冷え性に悩んでいる方が多いのは「東京都」「群馬県」「宮城県」、入浴時にスマホを持ち込む方は約2割
        
冷え性の悩みについて調査したところ、冷え性に悩んでいると答えた方が約3割という結果になりました。また、都道府県別で比べたところ冷え性に悩んでいる方が多い都道府県は「東京都」「群馬県」「宮城県」という結果になりました。
浴槽に浸かって入浴すると答えた方に、入浴の際にお風呂にスマホを持ち込むかどうかを調査したところ、スマホを持ち込む方は約2割という結果になり、また、スマホを持ち込んだ時は平均約12分入浴時間が伸びるという結果になりました。
        
【早坂先生コメント】
冬に多い悩みの1つが冷え性です。宮城県が一番悩んでいる人が多い結果となりましたが、宮城は浴槽利用者も多いことから、冷え性改善のために浴槽に積極的に浸かっているのかもしれません。
        
      
記事は以上です。
入浴に対して免疫アップ、アトピー性皮膚炎の方ならばスキンケアといった、何らかの「働き」を求めていく場合、こうしたことに気をつけてみると良いでしょう。
これから入浴は心地よく感じる時期です。
せっかくなので、「効果」が期待できる形で実践しましょう。

                           
おまけ★★★★博士のつぶやき

「ながら入浴」は決して悪いわけではないが、スマホを操作し続けることは、ブルーライトの問題など、マイナスの影響もあるじゃろう。
「良い入浴」を実践して欲しいと思うの。

2020年11月17日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
今日は、Webで見つけた免疫に関わる話を紹介しましょう。
         
          
●入浴科学者・早坂信哉先生が教える「免疫が上がりやすい入浴法」
https://news.yahoo.co.jp/articles/484393347e1bc1fe535abf033eb94497e511af4b
        
今年も、冬が近づいてきました。気温も低くなり、冷えが気になる季節です。そこで、健やかな暮らしを提案するリンナイ株式会社が、入浴に関する意識を探るべく、入浴科学者・早坂信哉先生の監修のもと、全国47都道府県の20~60代の男女計2,350名を対象に調査をしました。
       
さて、皆さんは免疫力が上がるような入浴ができているでしょうか? 実践できているかどうかを確かめる簡易チェックシートを早坂先生が作成したので、確認してみてください。チェック数が5個以下の方は免疫が上がりにくい入浴をしてしまっている可能性大ですよ。
        
◆免疫が上がりやすい入浴方法 チェックシート
         
1.入浴前、入浴後にそれぞれコップ1杯以上の水分を飲んでいる

2.湯温は41度までにしている

3.汗が出るまで浴槽に浸かる

4.湯上りはクーラーや扇風機に当たらない

5.寝る1~2時間前に入浴している

6.入浴剤を使っている

7.入浴中はスマホは持ち込まないようにしている

8.肩までしっかり浸かる

9.入浴前に浴室暖房をかける、シャワーでかけ流しをして浴室をあたためる

10.浴槽で深呼吸をする、歌を歌う

11.浴槽からでるとき、水を体にかけない

12.毎日浴槽に浸かっている
        
■免疫が上がりにくい入浴をしてしまっているのは「沖縄県」
          
全12項目の「免疫が上がりやすい入浴法」簡易チェックシートについて、最もチェック数の少なかった項目は、「浴槽で深呼吸をする」、続いて「入浴前に浴室暖房をかける、シャワーでかけ流しをして浴室をあたためる」となりました。また、「汗が出るまで浴槽に浸かる」という方も少ないことが分かりました。
また、「免疫が上がりやすい入浴法」簡易チェックシートにおいて、チェック数が5個以下で免疫の上がりにくい入浴をしてしまっているのは「沖縄県」という結果となりました。一方で、免疫が上がりやすい入浴(チェック数9個以上)を最も実践できているのは「栃木県」「千葉県」という結果になりました。
          
【早坂先生コメント】
免疫力の上がりにくい入浴法トップが沖縄県だったのはシャワー文化の影響が大きいですね。深呼吸をする人は少なく、お風呂の「湯気」の効果を意識している人がとても少ないことが分かりました。湯気を吸い込む方法は欧州の温泉療法ではよく行われる方法です。
         
■秋冬の時期に毎日「浴槽に浸かる」方は約4割
          
秋冬の時期にどれくらいの頻度でお風呂に入るかを聞いてみました。その結果、毎日浴槽に浸かると答えた方が約4割、1週間に1回以上浸かる方は約7割となりました。一方、毎日シャワーのみですませる方は約3割と、秋冬の時期は浴槽に浸かる方が多いことが分かりました。
また、都道府県別で比べたみたところ、毎日浴槽に浸かる人が日本一多いのは「宮城県」、毎日シャワーのみですませる方が最も多いのは「沖縄県」となり、続いて「宮崎県」など比較的暖かい地域が上位にランクインしました。
        
【早坂先生コメント】
寒い地域で浴槽、温かい地域でシャワーが多い傾向にあり、浴槽派、シャワー派の違いは、気温に影響されているようです。普段、シャワー派の多い県の方も、この冬だからこそ、ぜひ浴槽に浸かっていただきたいです。
       
          
今日は、まず前半部分の記事を紹介します。
明日は続きです。

                     
おまけ★★★★大田のつぶやき

チェックシートの内容は、基本的にアトピー性皮膚炎の方を対象にしたものではなく、一般の方向けです。湯温もアトピー性皮膚炎の方は、もっと低い必要があります。
ただ、傾向として、こうしたチェックシートの内容と逆のことはしない方が良いのは確かかもしれませんね。

2020年11月16日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日はWebで見つけた健康に関わる記事を紹介するね。
            
         
●免疫力アップにも効果的。「ひまわりの種」の健康メリット 5つ
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a84eefc41f47355b8d2004e8988e22501c16117
          
おいしくて手軽に食べられるひまわりの種には、体にとって大切な栄養素がたくさん詰まっている。その栄養価の高さから、免疫力を高めたり、心臓を守ったりする効果も期待できるとか。
さらに研究機関「グッド・ハウスキーピング・インスティチュート」の登録栄養士であるステファニー・サッソスさんによると、ひまわりの種はアレルゲンフリー食材なので、アレルギーの人でもピーナッツなどの代わりとして食べることができるという。
そんなひまわりの種がもつ、5つの健康メリットをご紹介!
            
▼目の健康に良い
ひまわりの種は、抗酸化物質として働くビタミンEが豊富。研究によると、加齢黄斑変性のような目の病気を予防する効果が期待できるとか。
「ワンス・アゲイン」の「オーガニック・サンフラワー・バター(無糖)」を、全粒パンのトーストに塗って、スライスしたりんごやバナナ、ベリーなどをトッピングしてみてはいかが?
          
▼筋肉の維持に役立つ
健康的な筋肉を維持するには、たくさんのたんぱく質が必要。ひまわりの種にはこの大切な栄養素がたっぷりと詰まっている。
サッソスさんいわく、「ひまわりの種の約20%はたんぱく質」だそう。また殻を取った状態の種1カップ分には、10gほどのたんぱく質が含まれるとか。ギリシャヨーグルトと一緒にスムージーに加えれば、ダブルで良質なたんぱく源を摂取できる。
          
▼心臓の健康に良い
「ひまわりの種はおいしいだけではなく、多価不飽和脂肪酸を豊富に含みます」とサッソスさん。
これらの良質な脂肪は、血中の悪玉コレステロール値を下げ、心臓発作や脳卒中のリスクを軽減してくれるので、心臓の強い味方と言えるかも。
            
▼免疫力アップに役立つ
体の健康を維持するには、高い免疫力が必須。ビタミンEが豊富なひまわりの種は、免疫力を高めるのに心強い味方と言えそう。
またひまわりの種は微量だけど亜鉛とセレンを含んでいて、この2つも免疫力を高めてくれる栄養素。サラダやローストした野菜に振りかけたり、ほかのナッツと合わせたりしておやつとして楽しんでみて。
          
▼体重のキープを助ける
食物繊維やたんぱく質が豊富なひまわりの種。この2つの栄養素をたくさん摂ることは、ダイエットや健康的な体重の維持に効果的だという。
というのも、食物繊維とたんぱく質を摂取すると、満腹感を持続させてくれる。さらに食物繊維は便秘を解消し、血糖値を一定に保つ助けをしてくれるそう。
         
         
ビタミンEが豊富ということで抗酸化、免疫力アップの効果が高いみたいだね。
微量の亜鉛を含んでいるのも、アトピー性皮膚炎の方向きかも。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

一つ注意があるとすれば、記事の最初の方に書かれている、ヒマワリの種はアレルギーフリー、という部分です。
確かに、食物アレルギーのような即時型の反応を示すものに対しては大丈夫なのかもしれませんが、アトピー性皮膚炎の炎症のようなアレルギーまで否定できるものではありません。
注意しましょう。

2020年11月15日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
さて、今日はコロナ関連の記事を紹介します。
             
          
●ぜんそく患者「コロナ禍で急減」という衝撃事実
https://news.yahoo.co.jp/articles/e507bec09cc53348529989077abd8c889eecf860?page=1
          
新型コロナウイルス(COVID-19)流行期に、「ぜんそく(喘息)」による入院患者数が急減したことがわかった。
気管や肺に感染するウイルスは一般に、ぜんそくを悪化させると知られている。そこで、新型コロナも同様にぜんそくのコントロールを増悪させると考えられ、医療関係者の間では、新型コロナ流行当初、ぜんそくの入院患者数が増加する可能性が危惧されていた。
これは大規模診療データベースを分析する研究で判明した事実だ。大規模診療データベースの研究による想定外の結果は、これまで医療で“当たり前だったこと”を見直す機会になるかもしれない。
       
■手指消毒やマスク着用が効いている? 
   
この診療データベース研究は、東大大学院医学系研究科・公衆衛生学教室の宮脇敦士助教らのチームと、データック代表取締役CEO兼医師の二宮英樹氏が共同で行ったものだ。ぜんそく入院患者数の減少は、新型コロナからの感染予防行動だった手指消毒や、マスク着用による花粉などのアレルゲンへの暴露(さらされること)の減少が主な要因だと推測される。
 (外部配信先ではグラフを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
今回の研究では、メディカル・データ・ビジョンの国内最大規模の診療データベースを用いた。この研究の論文は、アメリカアレルギー・ぜんそく・免疫学会(AAAAI)の公式学会誌『The Journal of Allergy and Clinical Immunology:In Practice』誌オンライン版に2020年10月13日付(日本時間)に掲載された。
公衆衛生を専門にする宮脇助教は新型コロナが流行する中で、世界的に知られる医学雑誌『The Lancet』の姉妹誌である『Lancet Respiratory Medicine』の記事で、アメリカの小児病院の救急外来でぜんそくにより受診する患者が減ったとする調査研究を目にし、驚いた。その後、欧州の人口200万人超のスロベニアにある小規模病院でもぜんそくの入院が減少していることなどを耳にした。
ところが、これらの研究の中には、年齢別の傾向などがはっきりしないものもあった。そのため宮脇助教は大規模診療データベースを用いて、年齢階層別などの詳細な研究をしたいと考えていた。
今回の診療データベース研究は全国272病院の2017年から今年(2020年)の1月から5月の間にぜんそくを主病名に持つ入院患者数の週ごとの推移を調べた。例年、春先(年初からの第9週=3月上旬以降)から初夏にかけて、ぜんそく入院患者数は増加する傾向があるにもかかわらず、今年はちょうど同時期にあたる、新型コロナ流行期のぜんそく入院患者数は、例年に比べ約半減した。この傾向は、18歳未満の子ども、成人ともに認められた。
新型コロナ流行期にぜんそく入院患者数が大幅に減少したことについて宮脇助教は、「ぜんそくに対する薬剤は、吸入ステロイド剤が一般的になっている。コロナ禍で、同剤の効能が急激に改善したとは考えられない。そうするとぜんそく患者が減ったのは、感染予防行動の波及効果や患者の服薬コンプライアンス(薬剤規定どおりに服薬すること)が向上したことも理由として挙げられる」と分析している。新型コロナが、患者の行動変容を引き起こしたと考えてもいいだろう。
宮脇助教は公衆衛生の研究をする一方、医師として臨床の現場にもいる。統計的に見て、季節性インフルエンザはすでに例年に比べて急減しているが、宮脇助教は外来診療をする中で、「明らかに発熱患者が減っている」と肌で感じている。今回の新型コロナの流行で国民が感染症を予防するために、手洗いや手指消毒のほか、密閉、密集、密接を避けるいわゆる3密を回避するなどの予防行動を徹底している。個々人の行動変容が起きている。
大規模診療データベースの研究に手応えを感じている宮脇助教は、「新型コロナはある意味、大規模な社会実験かもしれない」と話す。今後の課題としてコロナ禍による診療パターンの変化により、検査数値の改善度合いといった「アウトカム」にどのような影響を及ぼしたかを調べてみたいと意欲的だ。
        
       
(中略)
       
      
ぜんそく患者は、新型コロナウイルスの悪影響を受けやすいとされていましたので、今回の研究記事は興味深いところです。
原因は、今後の検証を待つ必要がありますが、一つ考えられるのは、ぜんそく患者の治療があるでしょう。
ぜんそく患者は、その予防として、症状の有無に関わらず、シムビコートなどのステロイド剤の吸入を行うことがあります。
新型コロナウイルスの治療としてステロイド剤が気管支の炎症悪化を防ぐことで重症化しづらいデータがありますので、そうしたことが関係しているのかもしれません。
今後の、新型コロナウイルスの治療につながるデータが出てくると良いですね。

                      
おまけ★★★★博士のつぶやき

ぜんそくについては、海外でもよく似た研究がおこなわれているようじゃ。
予防行為、あるいは予防治療、いずれにしてもぜんそく患者が行う何らかの「行為」が重症化を防いでおるのであれば、それが他の人の治療や予防につながることもあるのじゃろうの。

2020年11月14日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
今年は、新型コロナの関係で、手洗いの頻度が多いことから、手荒れの相談が多いみたいだけど、主婦性湿疹に関係する記事を見つけたので紹介するね。
          
          
●家事をする女性に多い「主婦湿疹」、どうしたら治せる? 予防には手袋?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0010d753965bac14156bbccbf7e6af2cb1be3d0

水仕事などの家事をする機会が多い女性が悩むのが「主婦湿疹」と呼ばれる手の湿疹です。特に、空気が乾燥する秋から冬にかけて、症状が悪化しやすいともいわれており、夜に眠れないほどのかゆみに襲われることもあるようです。ただ、病院で診療を受けても「(治すには)家事をやめるように」と言われたり、処方薬が効きにくかったりするなど対処が難しい病気として知られています。
ネット上では「永遠に治らないのかな」「10年以上悩まされている」「家事はやめられない」など悲痛な声が寄せられていますが、主婦湿疹を治す方法はあるのでしょうか。アヴェニュー六本木クリニックの皮膚科医・太田理会さんに聞きました。
       
▼頻繁な手洗いや消毒で
         
Q.「主婦湿疹」の原因や主な症状を教えてください。また、女性だけでなく男性や子どもが発症することもあるのでしょうか。
          
太田さん「主婦湿疹(主婦手湿疹)は接触皮膚炎の中で『刺激性接触皮膚炎』に分類、もしくは皮疹(皮膚に出る発疹)の形態によっては『進行性指掌(ししょう)角皮症』というものに分類される湿疹です。
これは手洗いや消毒、洗剤の使用などで皮膚に何らかの刺激が繰り返し与えられることで、皮膚のバリアー機能が低下し、皮膚が傷ついて炎症を起こすものです。特に家事をする女性に多く見られますが、日常生活や仕事で手洗いや消毒を頻繁にしたり、洗剤などをよく使用したりする人は男女・年齢にかかわらず発症しやすいです」
          
Q.主婦湿疹は肌が乾燥しやすい冬に症状が悪化しやすいのでしょうか。
        
太田さん「確かに、冬はお湯を使う機会が増えるため皮膚に負担がかかり、また、皮膚自体が乾燥するため悪化しやすいです。ただし、継続的に皮膚に刺激を与えることで発症するため、年間を通して起こり得ます」
             
Q.主婦湿疹とみられる症状が出た場合、どのように対処すればいいのでしょうか。家事を一時的にやめた方がいいのでしょうか。
            
太田さん「繰り返し湿疹が出る、あるいは症状の悪化が認められる場合は皮膚科への通院をおすすめします。医師が診察して、他の病気や原因がないかも含めて判断します。もし、主婦湿疹と診断された場合、外用薬や内服薬の処方のほか、保湿剤によるケアや手をできるだけ使わないこと、手袋の使用などの生活指導を受けるかと思います。
しかし、主婦湿疹は治りにくく、湿疹を繰り返してしまうことがあります。その結果、症状が悪化する恐れがあります。皮膚のバリアー機能が低下し、皮膚が傷ついて炎症を起こしてしまうこと自体が一番の問題ですから、家事などをしないようにすれば、一時的な改善は見込めるかも知れません。しかし、家事を再開すれば発症する可能性もあり、あまり現実的ではありません」
          
Q.では、家事を続けながら治療するにはどうしたらいいのでしょうか。
            
太田さん「主婦湿疹を悪化させず、また、家事と両立するために私はいつも患者さんに次のことをお願いしています。

【手を使ったり洗ったりするたびにしっかり保湿剤を塗り、皮膚のバリアー機能を保つこと】
        
『ベタベタする』『手触りが悪い』『他の場所や誰かに保湿剤がついてしまうのが心配』と相談してくる人がいますが、時と場合に応じて保湿剤の種類を変えたり、塗り方を工夫したりするよう説明しています。保湿の方法やケアの回数を変えるだけで改善することもあります。
       
【湿疹が悪化したときはその都度、早めに治療すること】
      
『処方された薬が合わない』『効果がない』『使用するのが心配』『長期的に使って大丈夫?』などと感じた場合は、早めに医師に相談することが大切です。中には、不安になって自己流の薬の使い方をしたり、使用をやめてしまったり、いろいろな皮膚科を受診して多くの薬をもらい、どうすればいいのか分からなくなる人もいますが、症状を悪化させるだけです。
主婦湿疹は手を使う限り、繰り返し起こり得るもので、放置すると悪化し、全身に湿疹が出る『自家感作性皮膚炎』などを発症する恐れがあります。困ったときや疑問に思ったときは皮膚科医に相談し、自分に合った治療やケアをしてください。皮膚科では、実際に処方される外用薬を塗り、塗り方やコツ、頻度、量、注意点などを知る外用指導を受けることができます。これにより、普段のケアが合っているかどうかの確認やケアに関する疑問を解決できます。
          
【日頃から使用している洗剤やせっけん、化粧品、薬剤、またはよく触れている物やよく使用する物で悪化している可能性も】
            
これらの製品が原因で悪化している場合、低刺激の製品や香料などの成分が入っていない製品、皮膚に優しい製品などへの変更をお願いすることもあります。また、使用中の製品がきっかけで、かぶれ(アレルギー性接触皮膚炎)を起こして悪化している場合もあります。その可能性が考えられる場合、アレルギー検査、パッチテストなどをすすめることがあります。原因物質が分かれば、それらが入っていない製品を選んで使用するようお願いしています。
以上ですが、患者さんによって生活習慣や手を使う頻度も違うため、人により、ケアや治療方法も違ってくる場合があります。通院先の皮膚科医に必ず相談してください」
             
Q.主婦湿疹を予防するのに手袋は有効なのでしょうか。それとも、逆効果なのでしょうか。
             
太田さん「手袋は水仕事を行うときは特に使用をおすすめします。もちろん、家事以外のときもぜひ使用してください。手袋で皮膚を保護することで症状の悪化を防いだり、かぶれが起こるリスクを防いだりすることができます。ただし、手袋自体で悪化してしまうこともあり、注意が必要です。特に長時間の使用は気を付けてください。
皮膚を保護するために手袋を使用する場合はコットン(綿布)手袋の上から装着することをすすめます。その場合、事前に保湿剤を塗るとよいでしょう。また、まれにゴム製品でかぶれてしまう人もいるので、この場合も皮膚科医に相談し、必要があれば検査したり、使用可能な製品を相談したりしてください」
         
コロナ禍でさらに増加?
         
Q.コロナ禍で主婦湿疹に悩む人が増えたという話を聞きますが、実際にそのような傾向はあるのでしょうか。
         
太田さん「やはり、新型コロナウイルスの影響で、手洗いや消毒、掃除などで主婦湿疹を発症する人が増えています。また、主婦だけではなく、老若男女問わず、さまざまな人が発症するケースが増えています」
        
Q.主婦湿疹の人が手をうまく消毒する方法はあるのでしょうか。また、公共施設で消毒液の使用を要請されたときはどのように対処すればいいのでしょうか。
          
太田さん「繰り返し申し上げますが、主婦湿疹は皮膚に継続的に刺激を与えることで皮膚のバリアー機能が低下し、炎症を起こすことで発症します。湿疹がある状態でアルコール消毒を繰り返すと症状が悪化する恐れがあるため、状況に応じて消毒と手洗いを使い分けること、その都度、保湿ケアをしっかりして悪化しないように対策することが基本になります。
ただし、アルコールそのものにアレルギーがある場合は、今後のために他の消毒薬などの使用や対策について皮膚科医と相談しておくのも大切です。公共施設などでアルコール消毒を要請された場合は、現状を説明し、基本的には手洗いをして対策すればよいと思います。面倒ではありますが、事前に利用施設の対応を確認しておくのも手かもしれません」
        
Q.主婦湿疹と似た病気はあるのでしょうか。
        
太田さん「『汗疱(かんぽう)』や水虫などの病気と症状が似ています。また、まれですが、皮膚の一部が銀白色になって剥がれ落ちる『乾癬(かんせん)』などと診断されるケースもあります。適切に治療するためにも、まずは皮膚科で診察を受けてください」
        
          
記事にあるように、主婦性湿疹の主な原因は、「皮膚に継続的に刺激を与えることで皮膚のバリアー機能が低下し、炎症を起こすことで発症します」とあるように、継続的な刺激=水仕事が多い主婦に見られやすい湿疹、ということが言えるみたい。
そして、治療の基本はやはりスキンケアにあるみたいだね。

                                
おまけ★★★★大田のつぶやき

これから冬を迎えて乾燥しやすい時期になるので、新型コロナウイルスの影響で手洗いの頻度が多いことからも、手のケアはしっかり集中的に行う必要があるかもしれません。
油分がべたつくこともあるかもしれませんが、保湿も忘れず行うようにしましょう。