2019年5月26日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
長年、アトピー性皮膚炎で悩んでいる方にとって、ステロイド剤治療の可否は、大きな課題と言ってよいでしょう。
本来、初期のアトピー性皮膚炎の炎症の多くは、慢性化することなく「沈静化」します。
おそらく、ステロイド剤使用の可否を問わず、初発のアトピー性皮膚炎に限れば、80%以上は、慢性化することなく「治癒」していると考えられます。
なぜなら、アトピー性皮膚炎の炎症にもっとも関わる免疫「IgE」は、本来、長期記憶を持たない免疫だからです。
詳しくは、専門家を取材した下記の記事をご覧ください。

▼2019年4・5月号電子版
痒みの素、IgEを減らすためのB細胞物語
http://www.atopinavi.com/eb/index.html

炎症から掻き壊しを生じた場合、そこに感染症など、二次的な要因が重なることで、炎症が慢性化するリスクは確かにありますが、初発のアトピー性皮膚炎の炎症自体は、IgEが関与する場合、急性の炎症でとどまることがほとんど、と考えてもよいでしょう。
もちろん、アトピー性皮膚炎の炎症、痒みは、痒みを知覚する神経線維の関与など、IgEが関与しない場合もありますが、長期化した場合、その炎症の主体はIgEが関与する場合がほとんどです。
しかし、ほとんどのアトピー性皮膚炎は、体内のIgEを作り出す「素因」が失われれば、長期記憶を基本的に有さないIgEは、その素因がなくなることで炎症も作らないようになるわけです。

しかし、実際には慢性化して、長期化しているアトピー性皮膚炎の方がいます。
そうしたアトピー性皮膚炎の方のIgEを調べると、本来、持たないはずの長期記憶を持ったB細胞が関与していることが分かります。
では、なぜこうした「自然と治るアトピー」と「治らないアトピー」の二つに分かれることになるのでしょうか?

そこには、上記の記事中で出てくる、mIgE陽性B細胞の関与が考えられます。
続きは明日にしましょう。

                      
おまけ★★★★東のつぶやき

免疫の研究を行っている先生方に取材すると、よく聞くのは、B細胞の研究は、他の研究の基礎となる部分なのに、あまり重視されていないことが多い、ということです。
特に、基礎ではなく臨床を行っている医師は、免疫の学者が基本として知っていることを知らないことも多く、研究の前提が一方向性を切り取っていることもあるそうです。
なかなか、研究の世界のことだけに、難しい部分がありますが、「正しい方向性」の研究につながるようにして欲しいところです。

2019年5月25日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
今日は、Webで見つけた記事を紹介するね。
       
        
●「首ポキッ」実は危険!? 米で『左下半身まひ』報道…関節や神経損傷の恐れも
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/life/fuji-lif1905220001.html
         
あなたもクセになっていないだろうか。米国で、男性が首を伸ばそうとしたところ、「ポキッ」という音がし、脳卒中を起こして左半身まひになったと報じられた。専門家によると、これは特殊なケースのようだが、肩こりや疲労の際に首を動かして音を鳴らす行為は「関節や神経を傷つける恐れもある」として危険性を指摘する声もある。
米CNNの報道によると、米オクラホマ州の男性が首に痛みを覚え、伸ばしたところ「ポキッ」と音がした瞬間、左半身がまひをし始めたという。男性は入院治療を受けたが、治療に当たった医師は「音が鳴った際、首の骨につながる動脈が破裂してしまった」と血管が切断されたとの見方を示したという。
これについて、「かなり特殊なケースだろう」とみるのは近畿大学奈良病院整形外科の戸川大輔准教授だ。
「腱がこすれたり、関節が適合性のある形に戻ったときに鳴ることも考えられるが、一概に危険ともいえない」という。
一方で、「基本的に加速度がついた動きはさまざまな力がかかる可能性がある。血管の中で固まっていた組織のかたまりなどが飛び、脳梗塞になったりする危険性はある」と戸川氏はみる。
普段の生活でも、肩が凝ったり、疲労を感じた際に首を曲げたり、回したりすると「ポキッ」と音が鳴ることもあるが、この動作にも注意が必要だという。
Kメディカル整体院東京神田院の黒木祐太朗院長は、首が鳴る音について「関節には滑液という『潤滑油』のようなものがあり、滑液包というシャボン玉のようなものが割れる音だ」と話す。
「鳴らし続ければ、潤滑油がなくなり関節が滑りにくくなる。場合によっては神経を傷つけたり、ひどければヘルニアなど神経症状の要因になることもある。鳴らすことで脊髄神経に負担がかかって、まひ的な症状になることも考えられる」というのだ。
「首ポキ」をやりたくなったときに適切な対処法はあるのか。
前出の黒木氏は「首をポキッとしたくなるときは、デスクワークなどで猫背になって、首が前に出ていることが多い。腕を後ろで組み、肩甲骨を内側にして胸を張ることで首の可動域が広がるので、ポキッとしたくなる気がなくなるのではないか」とアドバイスした。
一時的な快感以外のメリットはなさそうだ。
         
        
ちょっと怖い記事だよね。
これは、首以外の部分も同じことが言えるかも。
「潤滑油」がなくなることは、その部位の負荷が大きくなることだから、該当する人は気をつけるようにしてね。

                         
おまけ★★★★南のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方で、無理な姿勢をとって「掻いている」場合、どこかの部位がつったりする話はよく聞きます。
もしかすると、こうした関節部位の負担が大きい人もいるかもしれません。
知らず知らずのうちに、無理をしていても、なかなか気がつかないこともあるでしょう。
注意するようにしましょうね。

2019年5月24日

ジョシュアです。


 

 

 

 

               
しばらく、夏日が続くようですね。
暑さの対策は、しっかり忘れずにおこなうようにしましょう。
今日のプレゼントは、夏に好評のプルルスカルプローションを3名様にプレゼントします。
       
            
                   
           
  
◆プレゼント
プルルスカルプローションを抽選で3名様に
             
詳しくは、下記でご覧ください。
   
 
     
◆プルルスカルプローション
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頭皮は髪の毛に覆われており、従来のスキンケアアイテムでは、十分な保湿や保護が行いづらいという声にお応えして、頭皮専用のケアアイテムを開発いたしました。
頭皮の乾燥によるフケや落屑をしっかり保湿し、また異物や雑菌が付着しやすい髪の毛を保護することで頭皮への刺激を緩和します。
容器も、先端が細くなった頭皮に塗りやすいものを採用。
しっとりと地肌を潤い、髪の毛はさっぱりとベトつかない使用感を実現しました。
頭皮のケアにお悩みの方はぜひお試しください。
  
 
◆あて先
info@atopinavi.com

 

◆必要事項
メールの件名に「プレゼント応募」と記入して、本文には、ご応募者の方の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送信してください。
当選者発表の際は、県名、お名前(フルネーム)、年齢で発表しますので、気になる人はペンネームも書いて下さい。
 

◆締め切り
6月2日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆抽選&発表
6月4日に抽選します。
当選者の発表は、6月6日のブログにて!

 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、ご住所などの必須事項は忘れずに!

   
じゃあ、またね!

               
 
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

プルルスカルプローションは、汗で頭皮に違和感が出る方にも好評いただいています。
これからの時期役立つアイテムです。
お気軽にご応募くださいね。

2019年5月23日

ジョシュアです。
 
  
  
  
  
  
 
 
 
 
             
 
 
 
 

今日は、5月10日のプレゼントの当選者の発表です!
いつもの通り、県名、お名前(ペンネーム)、年齢を表記しますので、チェックしてね!!
         
       
         
◆プレゼント
プルルプルンアップEXリキッドを抽選で3名様に
            
          
 
              
           

発表です!
当選者の方は、次の方々です!
          
     
神奈川県 ミドリさん(48)
神奈川県 ぷるるんさん(51)
香川県 しげりんさん(46)
    
         
        
         
            
           
        
        
以上、3名の方が当選しました!
おめでとうございました!
        
         
商品の発送は、来週中の予定です。
お楽しみに!!

                
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

明日も僕が登場です。
お楽しみに。

2019年5月22日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
今日は、Webで見つけた興味深い記事を紹介するね。
        
         
●男性も日傘を! 呼び掛けへ=熱中症対策で初キャンペーン-環境省
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000009-jij-pol
      
環境省は熱中症対策として、男性も日傘を使うよう呼び掛ける初のキャンペーンを始める方針を決めた。
全国の百貨店と協力し、暑さよけの効果をアピールする資料を売り場に置く。日傘に抵抗感を持つ男性にも使ってもらおうと、同省は6月16日の父の日に向け「子どもからお父さんにプレゼントしてほしい」と訴えている。
環境省が日本工業大学などと行った実験によると、日傘を差すと帽子をかぶるのに比べ、汗の量が約17%減る効果がある。夏に街中を歩く際、上着を脱いだ上で日傘も使うと、暑さによるストレスを約20%軽減できるという。
同省はこれまで、日傘を無料で貸し出すイベントを自治体と協力して行うなどしてきた。ただ「日傘は女性のもの」というイメージが強く、男性の利用はあまり広がっていない。
そこで同省は、男性をターゲットとした初のキャンペーンを展開する。男性が日傘を差すイラストや、日傘の効果を示す実験結果を強調した資料を作成。百貨店の傘売り場や、父の日グッズを集めたコーナーなどに目立つように置き、アピールする。
                       
         
記事にあるように、日傘は女性のもの、というイメージは一般的じゃないかな。
でも、環境が大きく変わりつつある今、男性もそこから受ける影響は無視できなくなっている、ということだよね。
状況を見ながら、対応することは大切なのかもね。

                     
おまけ★★★★南のつぶやき

紫外線は、アトピー性皮膚炎の方にとっても、皮膚のランゲルハンス細胞に影響を与えるというマイナス要因になります。
紫外線自体が、ヒトへの負荷が大きくなっているのであれば、男女を問わずに適切な対処を行いたいですね。

2019年5月21日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、理化学研究所が発表した記事を紹介しましょう。
            
          
●ストレスでたんぱく質の合成が止まる?!理研が仕組み解明
https://newswitch.jp/p/17716
         
理化学研究所の伊藤拓宏チームリーダーらは、紫外線などのストレスで生体に必要なたんぱく質の合成が止まる仕組みを解明した。細胞内でたんぱく質の合成にかかわる因子の複合体の構造に着目。細胞にストレスがかかるとリン酸が結合し変質する「リン酸化」が起き、異なる構造をとることが分かった。アルツハイマー病などの神経変性疾患の解明に役立つと期待される。成果は米科学雑誌サイエンスに掲載された。
正常な状態では、細胞内の因子「eIF2」は、別の因子「eIF2B」と結合することで活性化し、細胞内のたんぱく質の合成を始める。だが、細胞がストレスを受けると、リン酸化がeIF2に起こり、eIF2Bの機能を阻害する。
eIF2のリン酸化によってたんぱく質の合成が止まる仕組みは知られていたが、両因子がどのような複合体を形成し、リン酸化によって複合体の構造がどのように変わるのかは不明だった。
研究グループは、両因子の複合体の立体構造に注目。電子顕微鏡やX線を利用して解析した。eIF2にリン酸が結合すると、リン酸化したeIF2の51番目のアミノ酸であるセリンと、eIF2Bの139番目のアミノ酸であるグルタミン酸がぶつかり合い、結合できなくなることが分かった。そのためeIF2はeIF2Bへの結合の向きを反対側に切り替え、eIF2Bの機能を阻害することを突き止めた。
          
            
ストレスによりたんぱく質の合成が止まる、というのは、少し注意が必要かもしれません。
記事では、紫外線などのストレス、とありますが、アトピー性皮膚炎の方の場合、皮膚のたんぱく質合成が阻害された状態では、掻き傷の修復、しいては皮膚の再生、という部分に影響がでることで、バリア機能が低下した状態が続くことも考えられます。
ストレスが心身に与える影響は、少しずつ明らかになっていますが、こうした皮膚に対する直接のダメージなどにも気をつけた方が良いのかもしれませんね。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

ストレスは、目に見えない心身の負荷要因ですが、こうした科学的に明らかな影響は、その部位に関係する疾患の方は注意が必要でしょう。
ストレスの解消は、個々人のレベルでしか行えません。
原因の解消も含めて、対応を考えていくようにしましょう。

2019年5月20日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

                 
小さいころに嫌いだった食べ物が大人になったら、逆に好きになった、という経験は誰しももっているんじゃないかな。
          
          
●「食べ物の好み」が変わり続ける理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190507-00010000-womensh-life
        
幼い頃、野菜を毛嫌いして母親に怒られていた経験は誰しもあるはず。
現在に話を早送りしてみると、ランチには大皿のサラダを食べている私。食べ物の好みって変わるのものなの? アメリカ版ウィメンズヘルスがその疑問の答えを導き出した。
       
▼第一に、味蕾(みらい)って何?
           
味蕾は自分の目で確認できる。舌上面の表面に舌乳頭(ぜつにゅうとう)と呼ばれる小さな突起が存在しており、そこに多くの味蕾が集まっている。また、咀嚼や発声、口の中の洗浄作用を助ける役割も果たしているという。
味蕾が存在しているのは舌の表面だけではない。「味蕾は、飲み込む前に味を感じる50~100個の味細胞が集まってできたもの」だと説明するのは、コーネルの官能検査センター長を務めるロビン・ダンドー医学博士。
食べ物が唾液に溶けると、細胞の先端にある受容体が活性化して、甘味や塩味、酸味や苦味、旨味をはっきりと区別する。受容体は、正確な味を伝達するために脳にシグナルを送っている。
       
▼味蕾の変化とその頻度
          
味蕾の寿命は短く、数週間ごとに再生を繰り返す。舌の火傷や食べ過ぎによって味蕾は簡単に壊れてしまう。幸いにも、味蕾はすぐに再生される。舌を火傷した後のコーヒーの甘味を数日間感じにくいのはこのため。
味蕾のターンオーバーの周期は、年齢が大きく関連している。「加齢と共に、味覚や嗅覚受容細胞を含め、全ての細胞の再生スピードが低下するため、味蕾の減少が起こる」と説明するのは、ペンシルベニア州立大学で食品科学の助教授、ヘレーネ・ホップファー医学博士。
味蕾の変化や消失が起こる時期は確定されていないものの、ある研究者は60歳あたりから症状が出やすいと話している。
特定の薬を服用したり、化学療法や放射線療法を受けている場合は味蕾が壊れることがあるとダンドー医学博士。しかし、薬や治療を終えると味蕾は再生されるとのこと。
       
▼食べ物の好き嫌いは味蕾に関与している?
          
これに関しては、味蕾だけの問題ではないよう。参考までに、嗅覚が味に与える影響は大きい。味覚ではなく、風味を認識して味わい、「脳が味覚、嗅覚、音の複数の感覚を構成することによって味を判別している。」とホップファー医学博士。
多くの人が味に対して似たような感覚を持っている一方で、習慣や生い立ち、文化、記憶、状況などさまざまな要素によって個人的な嗜好が発達していくのだそう。例えば、幼い頃からサーモンが嫌いな人がいる。理由はサーモンを食べて食中毒を起こしたから。サーモンと聞くと、どうしても当時の吐き気を思い出してしまうよう。
あなたは芽キャベツが大の苦手なのに妹は大好き。この場合も、食べ物による経験が2人の間で異なるから。
だからと言って、特定の食品が一生苦手だとは限らない。嫌いな食べ物を頻繁に食べて、好きになるよう脳を鍛え直すことは可能ということ! 新しい食べ物を好きになるように味を慣らすのと同じく、嫌いになるよう味覚を変えることもできるらしい。例えば砂糖。「最近ソーダを飲まないように努めた結果、久しぶりに飲んでみると異常な甘さを感じた」とダンドー医学博士。
正直、数年前まで特定の食べ物を毛嫌いしていた理由は未だに不透明な部分が多い。だけどこれは、特定の食べ物を新しい食べ方でトライする(例えば、蒸しキャベツの代わりにローストしたキャベツを食べる)のと同じくらい単純なことかもしれないとホップファー医学博士。さらに「脳は思考を変えることができる」ので、思考や知覚(味覚や嗅覚)は絶えず一生を通じて変化していく。
         
▼結論
          
味蕾は数週間ごとに再生を繰り返すけれど、新しい食べ物に対する好き嫌いを決定づけるのは、絶え間なく変化するあなたの思考癖や個人的な経験に基づいている。
         
          
味覚の「記憶」って、変化するみたいだね。
アトピー性皮膚炎の場合、IgEが症状に関係するけど、IgEは本来、長期の記憶は持っていないはずが、なぜかアトピー性皮膚炎の人はその長期の記憶を持っていることが原因の一つとして考えられているみたい。
味覚を感じる味蕾が、再生を繰り返して、記憶が変化するように、免疫を支配する何かが、そうした免疫の記憶を左右させている部分があるのかもしれないね。

                    
おまけ★★★★東のつぶやき

IgEと記憶の関係は、あとぴナビの特集として専門の先生を取材していますので、興味のある方は電子版で、4・5月号をご覧ください。

●痒みの素、IgEを減らすためのB細胞物語
http://www.atopinavi.com/eb/index.html

2019年5月19日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
今日は、健康に関する話題として、Webから紹介しましょう。
        
        
●名医が教える「朝、1杯の水を飲む」だけで健康でいられる理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190515-00017387-mimollet-ent&p=1
      
「自律神経」や「腸」など、健康に関する数々のベストセラー本を手がける、順天堂大学医学部の小林弘幸教授。小林教授によると、病気を寄せつけず、いくつになっても元気な“病に嫌われる人”には、必ず毎日コツコツと続けている習慣があると言います。
そんな習慣の代表が“朝起きたらコップ1杯の水を飲むこと”なのだとか。これがなぜ健康につながるのか、『病に好かれる人 病に嫌われる人』の著者である小林教授に伺いました。
          
▼朝のコップ1杯の水が腸の動きをよくし、自律神経も整える
        
病に嫌われる人が、毎朝必ず行っていること。そのひとつが、朝起きたときコップ1杯の水を飲むことです。
これは、私も毎朝続けている習慣です。
水を飲むという行為は、私たちの体にとても大きな影響力をもっていて、飲むタイミング次第で、体の機能を高めることができます。
そして必ず飲んでいただきたいタイミングが朝です。
朝起きたときに水を飲むことは、寝ている間に失われた水分を補給するうえで大切なのですが、さらに重要なのは、「胃結腸反射」を誘導するためです。
胃結腸反射とは、簡単に言えば、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す反応のことです。
この胃結腸反射を、コップ1杯の水を飲むことで生じさせることができます。
朝はまだ腸が動いていない時間帯ですが、このときに水を飲むと腸が目覚めます。そして胃に水の重みが加わると、胃の下の大腸の上部にまで刺激が伝わり、胃結腸反射が起こって、腸の蠕動運動が活発になり、自然な便意が誘発されるのです。水分によって便が柔らかくなり、スムーズに出やすくなる効果もあります。
便をため込まず、腸をよい状態にしておくことは、病気に嫌われるためには最も重要です。
腸は、消化と排泄を行うだけでなく、食べ物から栄養を取り込み、血液の質を決定づける重要な器官だからです。
私たちは、食事から栄養分を吸収し、その栄養を含んだ血液を全身に行き渡らせることで全身の細胞を養っています。
この血液を作るのが腸管なのですが、腸の動きが悪くなると、腸内でうっ血が起こり、血流が悪くなります。すると腸から必要な栄養素を十分に吸収できず、汚れた血液しか作れなくなるため、栄養素が細胞に運ばれにくくなります。そのため、全身の不調につながります。
このような事態を防ぐためにも、毎朝コップ1杯の水を飲んで腸の動きを活発にしていただきたいのです。
            
▼加齢とともに低下しやすい副交感神経を刺激して自律神経のバランスを整える
         
朝に水を飲むことのメリットはそれだけではなく、副交感神経を刺激することもできます。
自律神経の交感神経と副交感神経は、一日の中でリズムをもって動いています。体を興奮モードにする交感神経は、朝から優位になり始めて、昼をピークに夕方に向かうにつれて下がっていきます。一方、体をリラックスモードにする副交感神経は、昼からゆっくりと上がり始めて、夜に向けて優位になっていき、夜中にピークとなって、明け方に向かうにつれて下がっていきます。
朝は、副交感神経優位な状態から、交感神経優位に切り替わる時間帯で、副交感神経が低下しやすくなります。このとき副交感神経が過度に低下すると、朝からイライラしやすくなるので、下がりすぎを防ぐほうがよいのですが、これに一役買ってくれるのがコップ1杯の水です。
胃も腸も、自律神経のうちの副交感神経にコントロールされている臓器なので、水を飲んで胃腸を活発に動かすと、副交感神経を刺激することができ、下がりすぎが抑えられて、自律神経のバランスが整うのです。
加齢とともに副交感神経は低下しやすくなるので、その意味からも毎朝、コップ一杯の水を飲んで副交感神経を刺激することはおすすめです。
胃にある程度の重みを与えることが必要なので、水の量が少な過ぎたり、少しずつ飲むのでは効果は得られません。
コップ1杯程度(200~250ml)を一気に飲むようにしましょう。
簡単な方法なので、ぜひ習慣にしてください。
          
        
人の体は、生体リズムの中で、さまざまな「活動」を行っています。
その活動の周期に合わせて、ホルモンの産生も行われています。
たとえば、アトピー性皮膚炎の炎症にかかわる副腎皮質ホルモンは、午前4時~7時にかけて産生のピークを迎え、そのピークを高くするためにはその前の睡眠が重要だといわれています。
今回の記事にある「朝、一杯の水を飲む」ということも体の働きをどのように「行わせるのか」ということを考えると、重要な要因といえるかもしれませんね。

                    
おまけ★★★★南のつぶやき

せっかく、水を朝、一杯飲むのなら、質の良い水にしたいですね。
ジュースなどは、他の働きを生じる可能性があるので避けた方が良いかもしれませんね。

2019年5月18日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

                 
糖質ダイエットって良く耳にするけど、東北大が気になる実験をしてたので紹介するね。
       
        
●極端な糖質制限、寿命に影響か=動物実験が示唆-東北大
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000012-jij-soci
          
内臓脂肪の減少などに効果がある糖質制限も、極端な制限を長期間続けると老化を早める可能性がある-。
東北大大学院農学研究科の都築毅准教授(食品機能学)らの研究グループが、動物実験を通じてこんな結果をまとめた。糖質制限は手軽なダイエット法としても人気があるが、都築准教授は「専門家の管理下で行うべきだ」と警鐘を鳴らしている。
都築准教授らは寿命が1年程度の実験用マウスを3グループに分け、それぞれ(1)標準的な栄養割合の餌(2)脂肪の多い餌(3)炭水化物を減らし、たんぱく質を増やした糖質制限食-を与えて飼育。糖質制限食は炭水化物によるカロリーが全体の2割程度と、人間が1日3食とも主食を取らない状態に相当する厳しい制限とした。
その結果、糖質制限食を食べたマウスの寿命は標準的な餌のグループと比べ8~9週短いなど、他の2グループと比べ短かった。飼育開始から約1年後に記憶力を測ったところ、標準的な餌のグループの半分程度に低下していた。
糖質制限をしたマウスの腸内では悪玉菌が増える一方、善玉菌は減少しており、老化に影響を与えた可能性がある。人間も短期の糖質制限で腸内細菌のバランスが崩れることが分かっており、都築准教授は「人間でも十分に起こり得る」と推測する。
都築准教授は、糖質制限は糖尿病対策などに有益としつつ、「医療の一環として専門家が介入してやるべきもの」と指摘。「短期間は問題ないが、ずっと続けると悪影響の可能性がある」と忠告した。
研究成果は静岡市で開かれる日本栄養・食糧学会で、19日に発表される。
         
        
老化を早める、というのは気になるよね。
皮膚も老化が進むと、角質層の水分保持能力が低下するから(老人の肌のように)、乾燥しやすくなって、バリア機能は低下するから、アトピー性皮膚炎にとっては良くない、といえるからね。
対象の人は気をつけようね。

                   
おまけ★★★★大田のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方は、食事アレルギーの関係もあって、さまざまな制限を行っているケースがあります。
糖質ダイエットが長期間になった場合、皮膚への影響も考えられますので、注意しましょう。

2019年5月17日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                
今日は、昨日の続きです。

アトピー性皮膚炎の方は、大別すると、冬に悪化しやすい方、夏に悪化しやすい方に分かれます。
これは、おもに、皮膚の「乾燥度合い」と関係しています。

冬は湿度が低下する季節ですので、皮膚も乾燥しやすい状況になります。
皮膚の乾燥状態は、バリア機能の低下につながり、アトピー性皮膚炎の症状悪化の原因の一つになります。

夏は、気温が上昇して湿度も上がります。この時期に悪化しやすい方は、おもに汗による悪化が原因となるケースが多いようです。
汗を引き金に、かゆみが増えて、かくことでバリア機能が低下、また湿度が高いことから、日和見菌による感染症も増え、ジュクジュクした炎症を伴います。

こうした季節による悪化要因を抱えている方の場合、冬に悪化する方は、夏の季節、お肌の調子が良くなる、ということが多いのですが、最近は、夏でも冬と同じような症状、という方を多く見受けます。
その原因が、昨日の記事にあるように、「エアコンの使用による乾燥状態」にあるものと思われます。

対策は、夏であっても、冬と同じような保水を重視したスキンケアをおこなうことが挙げられます。
そして、もう一つ考えられる対策が、先日の記事にあった「気密性の高い住宅の場合」の対処でしょう。
昨日の記事を読むと、ホテルは気密性が高いことで、エアコンを使用すると湿度が下がりやすい、ということになります。
であれば、一つの対策として、「気密性を悪くする」という方法が考えられます。
エアコンの効率は下がるかもしれませんが、ほんの少し窓や扉に隙間を作っておく(開けておく)、1時間に2回ほど、空気の入れ替えを行う、などの対策です。
ちょっとした対策ですが、最近、夏は猛暑になって、ほぼ毎日エアコンが必要な環境になっています。
四六時中、エアコンの湿度低下の影響を受けているのと、湿度を上昇する「波」を生活の中に取り入れるのでは、乾燥によるお肌のバリア機能の低下にも、影響を与えることになるでしょう。

これから梅雨、そして夏を迎えるにあたり、こうした生活環境内で、お肌への「負荷」を減らすことも、立派な「アトピーケア」といえます。
思い当たる方は気をつけるようにしましょう。

                    

おまけ★★★★博士のつぶやき

生活内の環境の対処は、毎日の生活にかかわる分、ちょっとしたことがお肌に与える影響が大きくなりやすいものじゃ。
できるだけ、お肌の負荷が少ない「環境」を求めていきたいものじゃの。