2018年10月20日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
春は花粉症など、「アレルゲン」を意識する方も多いと思います。
秋も、ブタクサなどアレルゲンとなるものは多いのですが、その一つで注意が必要なのが、「ダニ」です。
新聞記事を紹介しましょう。
          
          
●ダニ 秋こそ要注意 フンや死骸 アレルギー原因物質が増える季節
(朝日新聞 2018年9月26日)
          
ダニは、高温多湿の梅雨から夏場がピークのイメージがありますが、実は秋こそ要注意。夏に増えたダニのフンや死骸から生じる「ダニアレルゲン」は、これからの季節に最も多くなるからです。特に、じかに肌に触れる寝具などは、どうダニから守ればいいのか。専門家に聞きました。
          
▼「好む環境」作らないために こまめな換気や除湿が大切
          
家にいるダニの多くは、体長0.5ミリ以下。肉眼で見つけるのは難しいが、どんなに清潔な家にもダニはいるとされる。
ダニは気温25度前後、湿度60~80%程度を好むため、最も増えるのは夏だ。ただ最近は、気密性が高い住宅や、PM2.5や花粉の侵入をおそれ、窓を開けての換気を控える家庭も増えている。そのため、室内の温度や湿度が一定に保たれ、ダニが一年を通して生息しやすい。夏に限らず年中、対策が必要だ。ダニによる主な被害は、刺されたり、皮膚に寄生されたりすることで起きるかゆみと、ぜんそくや鼻炎などのアレルギー症状を引き起こすこと。前者は生きているダニによる被害だが、後者は、ダニのフンや死骸が、アレルギーの原因物質「アレルゲン」になることで起きる。
そこで、ダニ対策は、①生きているダニ②フンや死骸、の両方を取り除いていく必要がある。
おおもとの対策になるのが、生きているダニを減らし、さらに増えないようにすることだ。クッションなどにスプレーできるダニ駆除剤なども市販されているが、ダスキン開発研究所の前田親男さんは「いったん増えたダニは、なかなか完全には駆除できない。普段から、ダニを増やさない環境にすることが大切です」と話す。
日頃から、こまめに換気をする習慣をつけて、部屋の湿度を下げることが大切。湿度55%以下の環境だと、ダニは増えないという研究結果もある。よく人が触れるため、ダニがすみつきやすい布製のソファやクッションを、革製などに替えることでも効果があるという。
         
▼冬もの寝具 使う前に駆除 ○丸洗い・乾燥機 △天日干し
             
生きたダニが減っても、アレルゲンは残る。肝心なのがフンや死骸の除去だ。特に、アレルゲンが多くなりがちな、寝具のダニ対策には力を入れたい。
これから秋冬ものの寝具を出す時は、押し入れなどでアレルゲンが増えた可能性があるので、使う前に洗濯したい。ダニのフンは水に溶けるので、特に丸洗いは効果が高い。大型の寝具は丸洗いしてくれるサービスを利用する手も。丸洗いで、フン由来のアレルゲンは約9割を取り除けたという研究結果もある。
できれば乾燥機も使おう。寝具に生きたダニが残っていても、50度の熱に20分あてると、ほぼ死滅するからだ。NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所の白井秀治班長による実験では、コインランドリーで布団を洗濯して乾燥機にかけると、ほとんどのダニは死んだ。家庭用の乾燥機でも効果はあった。
天日干しは、ダニが好む湿気を取り除く効果はあるが、布団の中のダニには熱が届きにくい。アース製薬(東京都)が2017年に主婦600人にインターネット上で行ったアンケートでは、53%が「布団を天日干しすれば生きたダニを駆除できる」と思っていたが、直接の効果は小さいという。布団たたきは、アレルゲンが布団の表面に出てきてしまう恐れがある。
寝具を洗ったり乾燥したりした後は、必ず掃除機をかけて、残ったフンや死骸を吸い取る。
汗やアカがたまった布団はダニの天国。敷きっぱなしにせず、使ったら上げておく。上げ下ろしでアレルゲンが空気中に舞い上がり、吸い込みやすくなるため、布団を敷くのは寝る30分前までに。その際、換気も忘れないようにする。織り目が細かい防ダニ寝具カバーなどもある。ダニの出入りを防ぎ、アレルゲンも出てきにくい。
寝具以外では、カーペットなど、毛足が長く、人がよく触れるものはダニやアレルゲンが多くなる。掃除機をかければ、アレルゲンを減らせるほか、人のフケなど、ダニのエサを取り除く効果もある。部屋全体に、ていねいに掃除機をかけることが大切だ。「1平方メートルあたり20秒間」を目安にかけることが望ましいという。
子どもが触れる機会が多いぬいぐるみにも注意したい。ダスキン開発研究所によると、買ってから3年間、一度も洗っていないぬいぐるみを調べたところ、せきやくしゃみなどの発作が起きる目安とされる量のアレルゲンが見つかった。気になる場合は、買う前に洗えるかどうかを確認する。
        
         
特に、子どものアトピー性皮膚炎の場合、ハウスダストへの反応が見られるときは、注意が必要です。
ダニは、梅雨の時期、というイメージを持つ方が多いのですが、ダニがアレルゲンとして認識されるのは「糞」や「死骸」に含まれるタンパク質です。
「ダニ」の対策は、そうした「後始末」もしっかり行うことが大切ですので、気をつけるようにしましょう。

                            
おまけ★★★★大田のつぶやき

ダニは、寝具だけではなく、記事にあるようにぬいぐるみなど、布製品が関係することもあります。
また、ペットを飼育している過程は、換毛の時期で、抜けた毛がハウスダストとなることもありますので気をつけましょう。

2018年10月19日

ジョシュアです。


 

 

 

 

                    
今日は、かなり冷え込むみたいですね。
風疹とかも流行っていますし、外出の際には、気をつけるようにしましょう。
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当選者発表の際は、県名、お名前(フルネーム)、年齢で発表しますので、気になる人はペンネームも書いて下さい。
 

◆締め切り
10月28日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆発表
10月30日に抽選します。
当選者の発表は、11月1日のブログにて!
 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、ご住所などの必須事項は忘れずに!

   
じゃあ、またね!
                    
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

安然宣言スキンオイルオメガは、スキンクリーム、スパローションとともに、最も古いスキンケアアイテムです。
大勢の方が使われたロングセラーのアイテムなので、お気軽にご応募くださいね。

2018年10月18日

ジョシュアです。
 
  
  
  
  
  
 
 
 
 
 
                
 
 
 

前回のプレゼント(10/5)は、先月リニューアルされた、スキンケアうるおいシートを先着200名様に、1枚ずつプレゼント、というものでした。
応募いただいた先着200名の方に、昨日、スキンケアのうるおいシートを発送しています。
あたった方は、ぜひ、お使いくださいね。

寒くなってきたので、皆さん、風邪を引かないように気をつけてくださいね。

                         
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

明日も僕が登場です。
お楽しみに。

2018年10月17日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                          
今日は昨日の続きです。
まず記事の後半部分を見ていきましょう。
          
             
●睡眠時間は短すぎても長すぎても認知症リスクが高まる
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/050800004/092600095/
          
最長10年の追跡期間中に294人(男性110人、女性184人)が認知症を発症しました。うちアルツハイマー病は197人、血管性認知症は76人でした。死亡したのは282人でした。うち66人の死因は心血管疾患(心筋梗塞、脳卒中など)で、108人はがん、42人は呼吸器感染症でした。
睡眠時間が5時間~7時間未満の人々を参照群として比較すると、年齢と性別を考慮した認知症の発症率と死亡率は、5時間未満の人々と10時間以上の人々で高くなっていました。BMI(体格指数)や高血圧、糖尿病、飲酒習慣、喫煙習慣なども考慮してそれぞれのリスクを算出したところ、睡眠時間が短い集団と長い集団におけるリスク上昇は明らかでした。5時間~7時間未満の人々に比べ、5時間未満の人の認知症のリスクは2.64倍、あらゆる原因による死亡のリスクは2.29倍でした(図1)。
同様に、睡眠時間が10時間以上の人の認知症リスクは参照群の2.23倍で、死亡のリスクは1.67倍でした。認知症のタイプがアルツハイマー病だった人、血管性認知症だった人を分けて、それらの発症と睡眠時間の関係を調べても、同様の関係が認められました。
最後に、認知症と死亡のリスクに睡眠薬の使用が及ぼす影響について検討しました。睡眠時間は問わずに、睡眠薬を使用していた人を1つのグループとして、睡眠時間が5時間~7時間未満で睡眠薬を使用していなかった人々と比較したところ、認知症のリスクは1.66倍、死亡のリスクは1.83倍で、いずれも統計学的に有意なリスク上昇が見られました。
今回得られた結果は、高齢者の認知症と死亡の予防において、適切な睡眠時間を維持することが重要であることを示唆しています。
論文は、2018年6月6日付のJournal of the American Geriatrics Society誌電子版に掲載されています(*1)。
          
             
結果は、5時間未満と10時間以上の方に影響が見られることとなりました。
長すぎる睡眠時間も良くないことは、これまでも言われてきたことですが、統計的なデータでみると、毎日の積み重ねである分、適切な形になるように工夫したいところです。
睡眠時間の不足による影響は、他の研究からも分かりやすい面はありますが、過剰な睡眠による影響は、これからの研究で明らかにして欲しいですね。

                         
おまけ★★★★大田のつぶやき

今回の研究結果で、気をつけたいのは、ここでの対象は、乳幼児など若い人たちを含んでいない、ということです。
睡眠時間は個人差がありますが、全体的な傾向で見れば、年齢により、必要な量が異なると言われています。
若い年齢の人は、今回の集計とは別の結果が出ることも考えられます。
自分にとって必要な睡眠時間を確保するようにして欲しいと思います。

2018年10月16日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
アトピー性皮膚炎の方にとって、睡眠は、かなり重要なウェイトを占める生活習慣の一つです。
どれくらいの時間、寝ることが大切なのか、最終的には個人差があるようですが、エビデンスを元にした研究が記事になっていましたので紹介しましょう。
          
             
●睡眠時間は短すぎても長すぎても認知症リスクが高まる
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/050800004/092600095/
         
1日の睡眠時間が5時間未満の人や10時間以上の人は、5時間~7時間未満の人に比べて認知症や死亡のリスクが高いことが、わが国の高齢者を対象にした研究で明らかになりました。
        
▼60歳以上の日本人約1500人のデータを10年間追跡
        
先進国の高齢者には、寝つきの悪さ(入眠障害)や、夜中に目が覚めて眠れなくなる(中途覚醒)などの睡眠障害に悩む人が多く、睡眠薬が処方されることも少なくありません。睡眠時間が短いことは、健康にどのような害を及ぼすのでしょうか。また、睡眠薬はそうした害を軽減するのでしょうか。
これまでに行われたいくつかの研究では、睡眠時間が短い、または、長いことが、死亡リスクの上昇と関係することが示唆されています。睡眠時間と認知障害の間にはU字形の関係があると報告する疫学研究もありました。しかし、東洋人における睡眠時間と認知症発症の関係は、十分に調べられていませんでした。
そこで九州大学の小原知之氏らは、日本の高齢者を対象として、毎日の睡眠時間と認知症および死亡の関係を調べるために、日本を代表する大規模疫学研究である「久山町研究」のデータを分析しました。対象となったのは、福岡県糟屋郡久山町に暮らす60歳以上の人々で、登録時には認知症ではなかった1517人(男性667人、女性850人)です。
登録時に自己申告された、昼寝も含む1日の睡眠時間に基づいて、人々を以下の5群に分けました。
         
5時間未満(32人、平均年齢71.6歳、男性が50.1%)
5時間以上7時間未満(405人、68.9歳、33.2%)※参照群
7時間以上8時間未満(446人、69.1歳、40.2%)
8時間以上10時間未満(522人、70.8歳、51.0%)
10時間以上(92人、73.8歳、65.6%)
          
        
続きの部分は、明日、紹介したいと思います。
睡眠時間の長短が、健康に影響を与えることは、(短すぎても長すぎても、良くない)他の研究などでも見かけますが、標本数を多くした研究として、信頼性は高くなるのではないでしょうか?
睡眠がもたらす役割を考えると、アトピー性皮膚炎にとって、内分泌、自律神経、そして掻き壊した皮膚の修復、と多くの点が関わってきます。
過多、過小ともに影響が見られるようですが、自分にとって適切な睡眠時間はしっかり確保したいですね。

                     
おまけ★★★★南のつぶやき

睡眠時間は、アトピー性皮膚炎の症状に左右されることも多々あります。
症状が悪いから睡眠がとれないのか、睡眠がとれないから症状が悪いのか、コロンブスの卵のような問題ですが、いずれにしろ悪循環の輪は、どこかで断ち切るような工夫はして欲しいですね。

2018年10月15日

今日が、今回のテーマの最後じゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
体の自然治癒力を「活かしていく」ために、そして病気を治してくための「条件」とはどういったことなのかを最後に見ていきたい。

その「条件」とは、毎日の生活習慣のことになる。
睡眠、運動、食事、入浴、ストレスの解消など、繰り返される毎日のごく当たり前の行動じゃ。
そして大事なのは、それらの生活行動の結果は、「生命維持」「健康維持」そして「健康の改善」に分けられることになる。
睡眠時間が3時間でも生命維持はできるかもしれん。じゃが、3時間が続けば続くほど健康維持すら難しくなり、健康改善までは及ばないことになる。
食事も、食べる量、内容、質によって、当面の生命維持はできても、健康の維持すらできない、という例は良く分かることじゃろう(過食で、メタボになる、など)
アトピー性皮膚炎を克服したいならば、上手なサポートを行うことと同時に、まずは自分の自然治癒力が最大限、「良い形」で働いてくれる内容の生活を送り、そして生活環境を整えることが大切になってくる。

アトピー性皮膚炎は、いやほとんどの病気は、医師や薬が「必ず治す」ということはできん。
じゃが、自然治癒力が最大限、正しく働けば、それらの病気は「必ず治る」ことは可能じゃ。

ヒトによって、病気に対するアプローチの選択は異なることじゃろう。
しかし、病気を治すための自然治癒力を「高める」生活習慣の構築は、どのようなアプローチを選択したとしても、しっかり意識して行っていて欲しいと思う。
生活習慣の構築は、自分がやるしかない。
他人のアドバイスを受けることが出来ても、最終的に、その行動は自らでしか行えない。
アトピー性皮膚炎を治すための「基本」を忘れないようにしたいものじゃの。

                       
おまけ★★★★博士のつぶやき

病気に対するアプローチの選択が、ヒトによって異なって良いことは最後に述べた。
一つ、注意するならば、そのアプローチは、「今の自分」の状態にとって必要なものかどうかは、しっかり判断することが大切じゃ。
昨日の自分には合っていても、今日の自分には合っていないことも、忘れてはならんじゃろうの。

2018年10月14日

今日も続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
体の治癒力が正しく働くことで、病気が治った状態になることを昨日は書いた。
では、自然治癒力が正しく働かないときは、どのようになるのじゃろうか。

アトピー性皮膚炎で考えると、免疫反応は薬剤の抑制を受けている間は、抑えられた状態を維持できるが、薬剤の効果が少しでも薄れてくると、常に炎症反応=痒み、を起こすことになる。
痒みの神経線維も、治癒力が働かなければ、角質層がいくら潤っても真皮内に戻ることはない。
当たり前のことではあるが、「良くなる過程」で起きた出来事は、全て自分の体の力によるもの、ということじゃな。

風邪を治すのも、骨折を治すのも、頭痛を治すのも、その「治った」という本当の状態を考えた時、そこには全て自然治癒力がないと、成し得ない、ということじゃ。
最初に述べた通り、その「治った」状態を広義に考えれば、薬の働きなど「サポート」による影響を加味できる。
じゃが、自然治癒力が「正常に働かない」状態を考えれば、そうした「サポート」はどれだけ与えても無意味となることもあるのじゃ。
「再生」という体の機能が働かなければ、骨折は治らん。
頭痛が起きる原因を抱えたままでは、薬の効果が切れるたびに、再発する。
アトピー性皮膚炎も、ステロイド剤を塗布後、しばらくの間は痒みが抑えられても、やがて炎症や痒みが再び皮膚に現れることになる。

ヒトは、病気になると、病院に行ったり、薬を服用したりするのが当たり前な時代になった。
もちろん、そうした「技術」が、多くの人を救うことになったのも事実じゃ。
じゃが、最終的に、病気を治すためには自らの治癒力が「基本」であることは忘れてはならん。
風邪を引いたら寝る、お腹が痛くなったらお腹に手を当てる、骨折して痛みがあれば動かない、こうした「行動」は、自分の体で「異常な状態=病気」を治すために行われていることじゃ。
もちろん、その自然治癒力の働きが間に合わなければ、病は治ることはなく悪化するこもあるじゃろう。そうしたことを防ぐために、病院があり、薬がある。上手なサポートを行うことを考えれば、アトピー性皮膚炎の場合、スキンケアやサプリメントなども火皮てくることはあるじゃろう。

じゃが、そうしたサポートに「プラスして」、体の自然治癒力がアトピー性皮膚炎を治すための「条件」をしっかりと体に与えることも大切、ということじゃな。
では、そうした「条件」はどのように得られるのじゃろうか。

明日は、今回のテーマの最後じゃ。

                         
おまけ★★★★大田のつぶやき

抗生物質の発明は、ヒトの寿命を大きく伸ばすことに貢献しました。
こうした医療の「技術」の恩恵が大きいことは確かですが、その「技術」は、まだ全てをカバーするには至っていません。
車の作り方を理解していなくても、車は運転できます。
でも、車の構造を正しく理解してなければ、故障した車を治すことは難しいでしょう。
ヒトの体を治す仕組みも、正しく理解することは大切だということです。

2018年10月13日

今日も続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                           
自然治癒力について、もう少し考えてみたい。

昨日、書いたように、アトピー性皮膚炎を「治す」ことを目的で考えた場合、ステロイド剤やプロトピック軟膏などの薬剤は、痒みや炎症を一時的に抑えることはできても、アトピー性皮膚炎、という病気自体を「直接治す」力はない、ということじゃ。
じゃが、患者は、どうしても、医者や薬がアトピー性皮膚炎を「治してくれる」と思いがちじゃ。
もっといえば、いろいろなアトピー性皮膚炎の治療やケアとして販売されているアイテム(スキンケア、洗浄、サプリ、健康器具、食品などありとあらゆるアイテム)も、全ては「脇役」であって「主役」ではない。
じゃが、残念ながら、そういった販売しているメーカー(治療を行っている医師も)の多くは、それらの「モノ(薬も含めて)」がアトピー性皮膚炎を治してくれる、と「宣伝」しておる。
もちろん、特に医師においては、薬がアトピー性皮膚炎を治しているのではなく、薬は自然治癒力がアトピー性皮膚炎を治すために、最大限のサポートをしてくれているだけ、ということは、良く承知しておる。
しかし、それを患者に上手に説明することはできておらん。
患者が、「薬」を塗れば、アトピー性皮膚炎が治る、と「曲解」するように誘導しているのではないか、と思われることすらある。

薬を塗布することで、結果的に「アトピー性皮膚炎が治る」ことは確かにある。
じゃが、誤解してはいけないのは、薬を塗布したことで症状が抑えられたことと、アトピー性皮膚炎という病気が治った、ということはイコールの関係ではない、ということじゃ。
関連性はあるじゃろう。
痒みが治まれば、睡眠もとれるようになるし、掻き壊しも減る。掻き壊しが減れば、皮膚のバリア機能が正常な状態を保つことになり、皮膚機能が関わるアトピー性皮膚炎の原因といえる細菌叢も乱れた状態から健常な状態へと変わっていくじゃろう。
しかし、それらにより、「アトピー性皮膚炎が治った」という状態になるのも、全ては、体の治癒力が「正しく」働いたおかげじゃ。

もし、体の治癒力が働かなかった場合には、どうなるのじゃろうか?
続きは明日じゃ。

                         
おまけ★★★★南のつぶやき

病院が行う「治療」を主役として感じてしまうことは、患者として仕方がないことかもしれません。
でも、そこを誤って把握していると、治療を続けた結果、生体にマイナスの影響として現れる可能性があることまで気がつかないこともあります。
「サポート」が適しているかどうかは、自分でも判断できるようにすると、なお良いかもしれませんね。

2018年10月12日

昨日は、病気を「治す」ための主役は、病院や薬ではなく、「自然治癒力」であることを述べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       
アトピー性皮膚炎の場合も同じじゃ。

病院でアトピー性皮膚炎の「症状」に対して行われる治療法は、基本的に「投薬」じゃ。
塗り薬だったり、場合によっては飲み薬やシール(貼付)などもあるが、その目的は、皮膚に生じた「痒み」を抑えることにある。
ヒトが痒みを感じる原因はいろいろあるのじゃが、アトピー性皮膚炎の場合は、主に二つじゃ。
一つは、IgEなどの免疫の働きにより、炎症反応から痒みを感じる場合。
もう一つが、皮膚の角質層内に侵入した痒みを知覚する神経線維が、皮膚への刺激などにより「痒みを感じた」場合じゃ。
ステロイド剤やプロトピック軟膏など、現在、アトピー性皮膚炎の「治療薬」として処方される薬剤は、最初の「免疫の働きにより、炎症反応から生じる痒み」に対応するものじゃ。
後者の、痒みの神経線維から感じる痒み自体は、ステロイド剤やプロトピック軟膏など、免疫を抑制する働きを考えると、その痒みを抑えることはできない。じゃが、痒みを感じて「掻いた」段階で、皮膚下においては炎症が生じることになるから、そこから生じた二次的な痒みに対しては効果を発揮する。
いずれにしても、皮膚科医や内科医などにおいて処方される薬剤の目的は、アトピー性皮膚炎、とうい「病気」を治す目的ではなく、アトピー性皮膚炎により生じた痒みという「症状」を抑える目的じゃ。
薬では「症状」に対して影響(抑えるなど)を与えることは可能じゃが、「病気」に対する直接の効果は望むことができん。
痒みを知覚する神経線維が角質層内に伸びた際、その伸びた神経線維が刺激を感じないようにする薬剤はあるかもしれん。じゃが、伸びた神経線維を元の真皮内に「戻す」という働きは、体の働きであって、外部の力によるものではない。もちろん、角質層に「水分を与える」という外部の働きがあれば、神経線維は真皮内に戻ることがあるが、この「戻る」こと自体は自分の体の働きを持ってしなければ、成し得ない、ということじゃな。
炎症反応から生じる痒みも同じじゃ。いくら炎症そのものを低下させることで、炎症から生じる痒みを抑えることができたとしても、「炎症が作り出される原因」そのものを解消しないと、ステロイド剤やプロトピック軟膏の効果が弱まった段階で、再び炎症が作り出されることになるといえるじゃろう。
明日は、もう少し自然治癒力について考えていきたいと思う。

                           
おまけ★★★★東のつぶやき

これまで多くの医師を取材してきましたが、臨床に関わる医師と基礎に関わる医師では、その立ち位置が微妙に異なっています。
もちろん、両者ともに、患者に「治って欲しい」という思いを抱いていることは間違いありませんが、病気を治すことと症状を治すことの違いは分かっていても、それを口に出した場合、その違いを相手に伝えようとはしないことも多くありました。
医師の常識が、患者にとって非常識、となるケースもありますので、「何が正しいのか」は、患者側もある程度の知識をつける必要があるのかもしれません。

2018年10月11日

今日は、昨日の続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   
昨日は、医者や薬は「主役」ではなく「名脇役」に過ぎないことを述べた。
では、「主役」とは、何なのか?

答えは、「自然治癒力」ということになる。

例えば、骨折して病院に行くと、レントゲンなどで確定診断がなされれば、症状がひどければ手術を行い、その後、ギブスで固定されることになる(保存療法)。
では、骨と骨が元の状態につながるのは、手術のおかげなのか、あるいは保存療法のおかげなのか?
否、骨折が治るのは、自らが持つ「再生」の機能のおかげじゃ。
当たり前のことのように思うかもしれんが、この「再生」の機能が低ければ、治るまでに時間がかかるし、再生の機能が強く働く人は早く「治る」ことになる。
もし、「保存療法」や「手術」が、骨折を直接治しているのであれば、それらの治療法後には、すぐに動かせる状態になっていてもおかしくはない。
じゃが、保存療法や手術の直後に、その部位を「普通」の状態で動かすことはできない。
なぜなら、それらの治療法で、すぐに骨折がひっついた状態になったわけではないからじゃ。
「再生」という自然治癒力が機能しない限り、骨折した状態が元に戻ることはない。

頭痛も同じじゃ。
市販されておる頭痛薬は、基本的に、痛みの物質(プロスタグランジン)を作る酵素(シクロオキシゲナーゼ)の働きを阻害する、というものじゃ。さらに、頭痛薬の中には、痛みの感覚を麻痺させる成分が含まれておるものもある。
では、頭痛が治まるのは頭痛薬のおかげなのじゃろうか?
一時的に頭痛が治まるのは、確かに頭痛薬のおかげ、と考えても良いじゃろう。
じゃが、頭痛薬の服用後も、頭痛がもう起きていない場合には、シクロオキシゲナーゼなどの酵素を新たに作り出す必要がない状態にした、ことが頭痛を治した原因と言える。
頭痛薬は酵素の働きを阻害しているだけで、酵素を「作り出そう」とする働きを抑えているわけではない。酵素を作り出す「原因」が「治っていない」状態にあれば、体は常に酵素を作る出そうとするじゃろう。薬剤の成分の効果が現れている間は、作り続けられた酵素の働きは確かに抑えられる。じゃが、薬剤の成分の効果がなくなれば、酵素自体は作り続けられておるから、酵素からプロスタグランジンの生成が再び始まることで、頭痛が「再開」することになる。
投薬後に「頭痛」が起きない状態にまでなったのは、大元の原因を体の自然治癒力が治した、からに他ならないのじゃ。
偏頭痛、二日酔い、風邪・・・・頭痛を引き起こす原因はさまざまあるのじゃが、いずれも、「元の原因」を体自身が解消することで、「頭痛は治る」ことになる。逆に言えば、元の原因を体が解消できない場合には、頭痛は薬剤の効果が切れることで、再発することになる、ということじゃ。

アトピー性皮膚炎はどうじゃろうか?
続きは、明日じゃ。

                    
おまけ★★★★大田のつぶやき

自然治癒力とは、目に見えそうで見えないと感じる方も多く、非科学的なイメージを抱く方もいるようです。
しかし、自然治癒力は生体のみが持っている力であり、死んでしまった体では、その機能が働くことはありません。
当たり前の力ですが、健康と言う観点から見ると、とても大切なことは忘れないようにしましょう。