2016年7月25日

北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                
今日は、昨日の続きで後半部分と、解説について紹介しましょう。
        
         
●みんなのアトピー相談
(2016年7月号あとぴナビレターより)
      
        
■2016/05/14(土)
●K・J さん
おはようございます♪ Kの肌の状態が段々とよくなってきました(^^)
ぼこぼこして湿疹の目立っていた表面がツルツルしてきていい感じです♪
        
●山田修平 相談員
K . Jさん おはようございます。Kくんのお写真ありがとうございます。
2カ月ですごく綺麗になりましたね!お子さんがとても気持ち良くお風呂に入れるように、お母さんと楽しい入浴が出来たのでしょう。薬で抑えなくて良かったですね!
       
●K・J さん
ありがとうございます。
      
●山田修平 相談員
この春はアトピーが酷くて我慢が出来ずに、ステロイドを使ったら良くなったけど、塗るのを止めたらまた酷くなってしまったというご相談がありましたよ。
Kくんは痒みを我慢して、お風呂で治せたことを褒めてあげてくださいね。
        
●K・J さん
山田さんに連絡させていただいた時は本当に状態が悪くて、かなり悩んでいました。
痒みもひどく、夜中にボリボリ掻いたり、眠れず起きてきたり。一瞬皮膚科かなぁ~と思いましたが、まず薬を処方されるだろうなぁと思い、思いとどまりました。
不安もありましたが、今思えば本当に薬に頼らなくて良かったです!
ステロイドの副作用の怖さは自分が体感してよく知ってるので。まだ完全ではありませんが、夏には堂々とプールにも入れそうです。
         
●山田修平 相談員
そうですよ。薬を使っていないほうが、治りも速いので、これからはもっともっと良くなっていきますよ。
       
■2016/05/29(日)
●山田修平 相談員
こんばんは。今日も暑いですね!
汗をかきやすくなりましたが、痒みは大丈夫ですか?
          
■2016/05/30(月)
●K・J さん
返事が遅くなりすみません。昨日は子供と一緒に寝ちゃってました…
今のところ肌の状態は落ち着いていますが、汗をかき体温が上がるとちょっと痒そうな時はあります。けど、本当に良くなってきていて嬉しいです!
    
●山田修平 相談員
おはようございます。今朝は雨が降って涼しくなりましたが、晴れると夏みたいな暑さになりますから、汗をかいたらまめに拭いてあげてくださいね。
今の段階で落ちついているようですから、これからも汗に気をつけていたら大丈夫でしょう。
        
●K・J さん
ところどころ掻いてしまっていますが、全体的には肌はキレイです。触った感じはツルツルしていて、ザラザラ感はなくなりました。
         
●山田修平 相談員
ありがとうございます。
いつもの明るい笑顔、最高です!!
       
●K・J さん
半袖が着れないかも…と心配していたので、夏までに落ち着いてきて嬉しいです。
          
        
<<解説>>
    
▼小児のステロイドの継続使用は要注意
       
最近では、食べ物などが、バリア機能の低下した肌で先にアレルギー反応が起きてしまうと、その食べ物を食べたときに、激しい食物アレルギーを起こす可能性があるということで、「ステロイドでまずは肌を治しましょう」という説明を受ける患者が増えています。
それは、正しい場合もあり、正しくない場合もあるということです。
正しい場合とは、ステロイドを塗って、そのまま肌が治ったというお子さんです。正しくない場合とは、1週間、1カ月塗っても「炎症やかゆみがひかない」、「むしろだんだん広がっている」、「数カ月経つが、まだ止められない」という方で、その後の継続使用は考えたほうが良いといえます。
というのも、「ステロイド使うと、IgEの数値が上がる(=アレルギーが強くなる)」ことがわかっているからです。
下の図をみてください。小児14名が1カ月ステロイドを使用したら、使用前と比べて変わらずの1名を除き、残りのすべての小児のIgE が増えたという結果です。中には2倍近く増えたという小児もいます。ステロイドの継続使用でIgEが上昇することは、良く知れた事実です。
また、ステロイドの継続使用により皮膚免疫が低下しますので、皮膚の細菌叢の乱れも重なり、黄色ブドウ球菌などが優位になることが分かっています。そうなると黄色ブドウ球菌の排泄物であるデルタトキシンもIgEを増やす作用がありますので、アレルギーを強めてしまいます。
つまり、継続使用をしていくと「アトピーを治そうと治療していたら、かえってアレルギーを強くしていた」ということが起きる可能性があり、実際に、長年病院を転々としながらも、同じステロイド治療を繰り返すことで、非常に重いアレルギーになっている方も多いのも事実です。
先ほども述べたように、ステロイドをちょこちょこと使って、知らない間にそのまま治ったという小児も多くいることは事実です。しかし、一方で長期間使って症状は悪化しているという小児が多いのも事実です。後者に関しては上記の点からも深刻で、やはりステロイド治療からの離脱は、アトピーを治すことにおいては重要なポイントとなります。
         
          
ステロイド剤の治療は、ある意味、諸刃の部分を含んでいます。
これは、ほとんど全ての薬剤について言えることですが、薬剤は「プラス」と「マイナス」の両方を持っており、使用期間が長引くことで、マイナスの要因が現れやすくなります。
ステロイド剤の場合も、短期使用では大きな問題が見られなかったものが、長期連用を続けていくことで、体の内部と皮膚そのものに影響を示すことがあります。
そういった点から見れば、やはり薬は「使い方」がポイントになるのでしょう。
そして、ステロイド剤は、アトピー性皮膚炎により生じる「症状」の治療は行えても、アトピー性皮膚炎という疾患そのものの治療を直接行えるわけではありません。
治療の「順位」というもののも治療法を考える際には、大切な要因となります。
リスクを出来る限り避けられるよう気をつけたいですね。

                     
おまけ★★★★北のつぶやき

今回紹介した記事は、電子版でもご覧いただけます。
実際の症状の変化なども写真で掲載されていますので、興味のある方はご覧ください。

●あとぴナビ電子版(2016年7月号)
http://www.atopinavi.com/eb/index.html

2016年7月24日

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
今日は、今月のあとぴナビレターに掲載された「アトピー相談」の記事を紹介しましょう。
        
         
●みんなのアトピー相談
(2016年7月号あとぴナビレターより)
       
▼触った感じはツルツルしていて、ザラザラ感はなくなりました。
薬に頼らなくても、本当に良くなってきて嬉しいです!
       
       
・ご相談者のプロフィール
お母様ご自身がオムバスの自宅温泉湯治でアトピーを克服された経験をお持ちです。
ステロイドには頼りたくない思いから、Kくん(4歳)をスキンケアと入浴で治してあげようと奮闘中です。
        
・ライン相談の内容
■2016/03/07(月)
●K・J さん
丁度山田さんに相談したいなと思ってたところだったので、電話に出て下さって、以前相談していたことも覚えていてくださっていてとても嬉しかったです。
息子の肌状態の写真です。
        
●K・J さん
元気いっぱいなのですが、痒みは結構強いみたいで無意識に掻いていることも多いです。
夜間時々眠りが浅いときに痒い~!と起きることがありますが、その時以外は睡眠はよくとれています。
      
●山田修平 相談員
K . Jさん LINE のご登録ありがとうございました。
寒暖の差が大きい春は、肌トラブルも多くなり、いつもは3月から調子を崩される方も、2月から調子が悪く痒みが出てきたというご相談が増えましたよ。急にからだが温まると痒みが出やすく
なりますから、お風呂の温度は38℃にして入ってみてください。15 分、20分ぐらいから温まってくるぐらいの温度だと、入浴中の痒みも少ないと思いますから、アクアゲインに同梱している湯温計で38℃を確認してくださいね。
お風呂上がりや保水をする時には、同梱された箱根の源泉2リットルをローションのように使ってください。携帯スプレー容器に箱根の源泉を入れて、その中にオイルがありましたら数滴入れて使うと更に良いですよ。保湿は源泉で保水をした後にAPクリーム+SDを塗ってあげてくださいね。
      
●K・J さん
早速のアドバイス、ありがとうございます。試してみますね!
山田さんに相談できて本当に心強いです(^^)
皮膚科で薬づけにはなりたくなかったのですが不安でした。
これからもどうぞよろしくお願いします。
      
■2016/03/08(火)
●K・J さん
こんばんは。今日早速アクアゲインのレンタルセットが届きました。先程取りつけてみましたが、接続部も問題なく只今お湯はり中です。中には丁寧な説明書や温泉水等も同梱してあり、とてもありがたいです!
ミニサイズのボディーソープ等も使用してもいいのでしょうか?
これからの湯治が楽しみです。早めに追加の重炭酸湯や温泉水を頼んで続けてみたいと思います。子供も興味津々で、湯温計を片手にお風呂を待ってます。いろいろとありがとうございます。
       
●山田修平 相談員
取り付け完了ですね。スキンケアのミニセットは全部お試し用で使ってみてください。
今日は暖かいので、アクアゲインのお湯と入浴剤を使うと、いつもよりかなり温まると思いますから、気持ちぬるめぐらいの方が長く入っていられると思いますよ。
久しぶりにK . JさんのFacebookを見せていただきましたが、お弁当に感動しましたよ。
可愛いお弁当だけではなく、色々な行事からモノづくりまで、子どもたちに喜んでもらえるように、最高のお母さんですね。
         
●K・J さん
いえいえ…。大人げなくしょっちゅう喧嘩しちゃってる、まだまだママなんです。子供のことは大好きなんですけどね。楽しんで湯治してみますね。わからないことや不安なことがあったらまた連絡させていただきます!
          
■2016/03/09(水)
●K・J さん
こんにちは。今日はこちらは冷たい雨です。
昨日早速みんなでアクアゲイン+重炭酸湯にはいりました。
想像していた以上の体の温まり具合にびっくり! です。お風呂から出てしばらくたっても手足がぽかぽかでした。
38℃ 未満でこの温まり具合はすごい!!
子供もまだ一度しか入っていませんが、今朝は乾燥の仕方が違っていました。
       
●山田修平 相談員
こんにちは!こちらでも雨が降りだして、寒くなってきました。
アクアゲインと濃縮温泉や重炭酸湯の相性はとても良いので、ぬるめの温度でも温まって気持ちが良いですね。
重炭酸湯は温まりやすく、汗をかきやすいお風呂になります。濃縮温泉は肌がなめらかに感じるお湯です。どちらでも好きな方でお風呂を楽しんでいただくと、順調な回復になりますよ。
        
●K・J さん
ありがとうございます♪
         
■2016/03/18(金)
●山田修平 相談員
Kくんの痒みはいかがですか?
       
●K・J さん
子供は少し痒みが落ち着いてきたようで、夜中に痒くて起きることがなくなりました。
全身に湿疹が広がってカサカサはしていますが、いい感じです!
          
●山田修平 相談員
夜中の痒みが減って、眠れるようになって良かったですね。
         
■2016/03/22(火)
●K・J さん
おはようございます♪
朝保湿やクリームを塗る前の状態です。
夜中に痒くことは随分へってきました。
乾燥はしていますが、一時期激しかった赤い発疹は減ってきました。
一番ひどかった右肘内も落ち着いてきました。
         
●山田修平相談員
おはようございます!二週間ですごく良くなりましたね。今週また寒くなるようですから、乾燥対策に油断はできませんが、お花見など楽しんでくださいね。
         
●K・J さん
ありがとうございます!
アクアゲインを使用し始めて、湯船にじっくりつかるようになりました。Kに便乗してみんなも満足です。
        
■2016/03/27(日)
●K・J さん
こんばんは。2週間のレンタルありがとうございました。実際使用することができ、安心してアク
アゲインデビューできました。Kはついこの前すごく調子が良くなったと思ったら、掻きぐせがついてしまってるみいでまた少し湿疹が目立ってきました。
痒み自体は軽減されてるようで、夜間痒みで起きることは全くなくなり、日中も痒いと大騒ぎすることもなくなりました。ただ、完全に肌がアトピー肌で、滑らかではなくなってしまっています。
継続してお風呂で治療を続けていきたいです。
         
●山田修平 相談員
また少し寒くなっていますから、それで肌がカサついて痒みが出ているのでしょう。
これからお風呂でからだの芯までしっかり温まって汗をかくことが増えたら、肌の新陳代謝も活発になりますから、ツルツルした元の肌に戻りますよ。
         
■2016/04/04(月)
●K・J さん
今日クリーンシャワーが届きました!
お得な情報ありがとうございました。クリーンシャワーがない間以前我が家で使用していたビタミンのシャワーヘッドを使っていましたが、1度クリーンシャワーを使うと水の感じが大分違って感じました。
今日から使えて嬉しいです。
       
■2016/04/22(金)
●山田修平 相談員
急に暖かくなってきましたから、夜中に暑くて汗をかき、目覚めることもありますが、これからは暑過ぎないようにパジャマや布団も気をつけておきましょう。
お風呂の温度も熱かったら1℃下げておいてくださいね。
        
●K・J さん
わかりました。今日も本当に暑かったですね。
        
       
全文は長いので、今日はまず4月までのライン相談の内容について紹介しました。
最初は、冬から春の時期でしたから、乾燥なども見られましたが、上手な入浴を行うことで、肌状態は大きく変化し始めました。
状態が落ち着いてくると、夜の睡眠も取れやすくなり、夜の睡眠がとれるようになると、お肌の状態もさらに良くなる・・・といった「好循環」を形成できます。
アトピー性皮膚炎は、症状の悪化要因をどれだけ防いで、どれだけ悪循環に陥ることを防げるのかが大きなポイントの一つですので、こうした「良い積み重ね」を一つずつ行っていくことは非常に大切だと言えるでしょう。

明日は、後半部分を紹介します。

                         
おまけ★★★★大田のつぶやき

入浴を行う際、「入浴環境」と「入浴の方法」は、状態を良い方向に向かわせるか、悪い方向に向かわせるか、両極端の傾向を示すことがあります。
良い方向に向かわせる入浴をしっかりと取り入れて欲しいと思います。

2016年7月23日

東です。

 

 

 

 

 

                  
7月も下旬に入り、本格的な夏はすぐそこまで来ています。
日常生活には、この暑さの中、エアコンが必須になっていますが、エアコンによる冷え症に関する記事がありましたので、紹介しましょう。
         
       
●熱中症も心配だけど、クーラーによる、「夏の冷え性」にもご注意!
http://news.goo.ne.jp/article/tenkijp/life/tenkijp-13951.html
       
いよいよ夏本番ですが、暑さが本格的になると、室内でも熱中症にかかってしまうことがあります。
7月に入ってすでに約5000人近い人が病院に搬送されており、この数字は去年同期比3倍以上だそう。
室内にいるから安心と油断せず、冷房を使って上手に体温調整したいところですが、冷房ばかりに頼っていると、知らないうちに「冷え性」体質に変わってしまいかねません。
「万病の元」といわれていれる冷えは、体にどのような悪影響をもたらすのでしょうか?
      
▼冷え性による体への影響は?
       
「冷え性」になると、血のめぐりが悪化し、その結果全身に栄養がいきわたらず、基礎代謝も下がってしまいます。
基礎代謝は主に脂肪を燃焼する働きがあるのですが、基礎代謝が下がると……
        
■太りやすく、痩せにくい体質に
■ 免疫力が下がって、感染症などの病気にかかりやすくなる
■腸が冷えて、お腹にガスが溜まり、便秘や下痢を繰り返すことも
■女性の場合は子宮や卵巣が冷えて、不妊につながってしまう可能性も
■首や肩、腰などの身体の各部位の凝りや関節痛を引き起こす原因に
■顔色が悪くなったり、目の下のくすみやクマの原因に
        
ここまで読んで思い当たる節がある方は、早速、自宅やオフィスの冷房設定温度を確認しましょう。
26度以下の場合、その設定温度の中で1日中室内にいると体へかなり負担がかかってしまいます。
とはいえ、「職場は私一人じゃないし……」という方も多いでしょう。
では、そうした方はどのような対策を取ればよいでしょうか。
       
▼あなたは大丈夫? 冷え性チェック
      
まず、「冷え性」と「寒がり」が異なることを理解しましょう。
自分が冷え性なのか寒がりなのかわからないという方も案外多いので、冷え性かどうか次の項目でチェックしてみてください。
      
1.肩凝りや首の凝りがある
2.足がむくみやすい
3.疲れやすい、疲れが取れにくい
4.冷房のきいた部屋で過ごすことが多い
5.冷たい飲料や食べ物が好き
6.コーヒーを1日に3杯以上飲む
7.トイレの回数が少ない
8.頭痛が起こりやすい
9.のぼせやすい
10.腰痛持ちである
11.イライラしやすい
12.ストレスを感じることが多い
13.甘いものが好き
14.シャワーで済ませることが多い
15.素足で過ごすことが多い
16.下半身が太っている
17.運動不足である
18.便秘気味である
19.寝起きが悪い
20.睡眠時間が毎日6時間以下である
      
チェックされた項目はいくつありましたか?
      
●1~5個の場合
冷え性予備軍です。
症状は少ないものの、私は大丈夫と過信せずにチェック項目を改善する対策を取りましょう。
    
●6~12個の場合
冷え性確定です。
そうはいっても、冷えを自覚していない方もいるかもしれません。
でも、今の生活習慣では様々な体調トラブルを引き起こす可能性があります。
ご自身の生活を見直し、改善に向けた対策をとりましょう。
         
●13~20個の場合
完全な冷え性です。
様々な体調のトラブルを抱えていませんか? そうした方はすぐに冷え性改善に向けた対策をとり、体調トラブルを解消する努力を!
      
(以下、省略)
          
       
文章が長いため、後半部分を省略しましたが、記事の全文をご覧になりたい方は、リンク先でご確認ください。
記事に書かれているように、エアコンでの生活が定着した現代においては、冷房による「冷え症」は、増加している傾向にあるようです。
「冷え」とは、これまであとぴナビで何度も述べてきたように、「手足が冷たい」ことを指すのではなく、血流が悪い状態を指します。血流が悪くなることで、体の熱も運ばれる量が減り、結果的に抹消部位に熱が届かない=冷たくなる、という現象が生じるわけです。
冷えは、アトピー性皮膚炎という疾患から考えても、掻き壊した肌の修復、免疫をコントロールする内分泌など、炎症や痒み、そしてバリア機能にも関わってくる要因です。

アトピー性皮膚炎の方は、汗による症状の悪化が見られやすく、汗をかかない=エアコンの使用頻度が増える、というケースも多いようですが、エアコンの温度設定を上手に行わないと、血流を悪くすることで「冷え」の状態を生み出し、結果的にアトピー性皮膚炎に対しても悪化要因の一つとなることがあるようです。
現在、「冷え」を感じている人は、その対策も行うようにしましょう。
          
         
おまけ★★★★博士のつぶやき

夏は、汗対策でエアコンを使うと、今度はエアコンの問題点が関係してくる、といった具合に、日常生活の調整が難しいことが多いようじゃ。
とはいえ、エアコンを「使わない」ことは、特に都市部においては、生体そのものに悪影響を及ぼすことがある。
エアコンの場合は、「冷え対策」そして「乾燥対策」、アトピー性皮膚炎の方は、この二つを意識するようにして欲しいと思うの。

2016年7月22日

ジョシュアです。


 

 

 

 

 

                    
西日本は梅雨明けして、東日本もそろそろ梅雨明けでしょうか?
天候が悪い日と良い日で、少し気温の差があるようです。
湿度が高いため夏バテしやすい状況ですが、気温の変化についていけないと、その傾向は強まります。
エアコンをお使いの方は、気温を見ながら温度設定を上手に行うようにしましょう。
とはいえ、本格的な夏は目の前です。
そこで今日は、汗をかいて髪の毛が蒸れて、痒みにつながる、といったお悩みの方のケアに最適なプルルスカルプローションをプレゼントします。
       
                                
            
  
◆プレゼント
プルルスカルプローションを抽選で3名様に
      
頭皮は髪の毛に覆われており、従来のスキンケアアイテムでは、十分な保湿や保護が行いづらいという声にお応えして、頭皮専用のケアアイテムを開発いたしました。
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◆あて先
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◆必要事項
メールの件名に「プレゼント応募」と記入して、本文には、ご応募者の方の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送信してください。
当選者発表の際は、県名、お名前(フルネーム)、年齢で発表しますので、気になる人はペンネームも書いて下さい。
 

◆締め切り
7月31日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆抽選&発表
8月2日に抽選します。
当選者の発表は、8月4日のブログにて!

 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、ご住所などの必須事項は忘れずに!

   
じゃあ、またね!
                                 
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

頭皮も、髪の毛が生えているだけで「皮膚」の一部であることに違いはありません。
つまり、プルルスカルプローションは、「お肌」に使えますので、頭皮以外でも、感染症が気になる部位につかっている方もいます。
詳しい使い方は、アトピー相談室まで尋ねてくださいね(0120-866-933 受付時間 10時~19時)

2016年7月21日

ジョシュアです。
 
  
  
  
  
  
 
 
 
 
 
 
 
               
 

今日は、7月8日のプレゼントの当選者の発表です!
いつもの通り、県名、お名前(ペンネーム)、年齢を表記しますので、チェックしてね!!
         
       
         
◆プレゼント
箱根の温泉うるおいソープを抽選で3名様に
 
 

 
              
           

発表です!
当選者の方は、次の方々です!
          
     
千葉県 あすかさん(48)
奈良県 オレンジさん(42)
広島県 ミンミンさん(46)
              
        
        
以上、3名の方が当選しました!
おめでとうございました!
        
         
商品の発送は、7月28日頃に行います。
お楽しみに!!

                          
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

明日も僕が登場です。
お楽しみに。

2016年7月20日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      
昨日は東さんが、睡眠とアトピーの記事を紹介していたけど、熱帯夜が続くと、なかなか眠れなくなってくるよね。
今日は「熱帯夜のエアコンの上手な使い方」の記事があったので紹介するね。
          
        
●切タイマーで9割が中途覚醒!睡眠時は28度のエアコンつけ放しがベスト
https://news.nifty.com/article/item/neta/circl-17785_1/
         
蒸し暑く寝苦しい、夏の夜。エアコンをつけないと暑くてなかなか寝付けない日々が続く。でも夏の間じゅう、朝までエアコンをつけっぱなしにするのは、冷房代もかかるし体にも悪そう……とお悩みではないだろうか。
そんな夏の夜の冷房の悩みを解決する答えを教えてくれる研究が公開された。研究によると、夏の夜はエアコンを28度に設定してつけっぱなしにするのが、最も経済的には優れた選択のようだ。
冷房代はもちろんかかるが、睡眠の質が向上するため、翌日の作業効率がはかどり、電気代を上回る経済的なメリットがあるためだ。
         
□睡眠と省エネを貨幣価値に変換 経済的にベストな選択は?
      
慶応義塾大学と東京ガス、鹿島建設などの共同研究グループは、睡眠時の冷房の経済的にベストな選択を調べるため、睡眠と省エネを貨幣価値に変換することで、数値化して比較した。
冷房をつけると、エネルギー消費が増加し、冷房費用も増加するという経済的なデメリットがある。
しかし、冷房をつけないで睡眠をとることで、寝苦しい夜を過ごすことになり、睡眠の質が低下して翌日に響く、というデメリットがある。そこで、どうすれば一番経済的なのかという疑問が出てくるのだ。
この関係を明らかにするため、20歳の健康な男子学生が研究に参加した。環境条件の良い2階建てアパートのメゾネットタイプの部屋を使い、2013年と2014年に実験をしてデータを取った。
        
□睡眠の質向上には、省エネのメリットを上回るメリットがある
        
実験はエアコンを連続運転26度(ケース1)、連続運転28度(ケース2)、そして自然送風のみ(ケース3)の3つの条件で睡眠を取り、翌日の作業効率に与える影響を比較した。
3つの条件の睡眠効率を比較した結果、ケース2の28度のエアコン設定が、最も睡眠効率が良かった。26度の温度設定では、睡眠には温度が低すぎるようだ。
         
□睡眠効率が1%減少するごとに作業効率も1.1%減少
          
翌日の作業効率は、睡眠効率が1%減少するごとに1.1%減少していた。省エネと睡眠の質を数値化して検討した結果は、睡眠の質が上がったときの経済的影響は省エネのメリットを上回る、というものだった。
特にエアコンの設定温度28度には、最高の経済的な価値があった(※1)。
          
□多くの人がやる「タイマー設定」。9割が中途覚醒
          
もう一つ気になる冷房条件は、寝入りばな2時間くらいのみ冷房をオンにして、時間になると自動的にオフにできるタイマー設定だ。冷房をつけるかつけないかの折衷案でもあり、寝付けば暑さは気にならないと思いタイマー設定を使っている人も多いだろう。
環境省によりまとめられた家庭の睡眠状況の調査報告書によると、約6割の人が入眠時にタイマー設定をして就寝している。しかし、タイマー設定はタイマーが切れた後の暑さが原因で、約9割の人が中途覚醒している。暑さが原因で中途覚醒する人は、若い世代の方が多い(※2)。
冷房をつけるなら、つけっぱなしにした方が中途覚醒しなくて睡眠の質は良くなるといえるだろう。
        
□熱帯夜には、睡眠障害が増加
        
夜の気温が25度を超える熱帯夜になると、睡眠障害になる人が増えることが分かっている。気温が1度上がると睡眠障害が7%以上増加し、30度になると8割が寝苦しく感じるようだ(※3)。
睡眠の質の低下は、病気やうつ、生活習慣病のリスクを高める。また、前日の睡眠不足が翌日の昼間の眠気につながり、交通事故の危険を増し、作業効率を低下させる。睡眠の質の低下は、時に取り返しのつかない損失につながる恐れもあるのだ。
できるだけ睡眠環境を整えることは、経済的にも損失を上回るだけのメリットがある。エアコンがある環境のときは、研究結果を生かして睡眠改善をしてほしい。
         
         
記事にあるように、もっとも効率が良いのは、28℃で設定、つけっぱなし、のようだね。
タイマーが有効なのは、夜に「気温が低下」することが前提の環境にある地域だろうね。
夜の温度差があまりなく、明け方まで高い気温が続けば、中途覚醒はしやすいと思うし、寝苦しさも出てくると思う。
アトピー性皮膚炎の人は、エアコンの使用を嫌う人も多いようだけど、熱帯夜も、エンドレスで続くわけではないから、睡眠をとる、ということを前提に考えるならば、適度なエアコンの使用も考えてみると良いだろうね。

                       
おまけ★★★★南のつぶやき

夜、エアコンをつけっぱなしで寝る場合に注意して欲しいのは、「保湿」です。
アトピー性皮膚炎の、乾燥から生じるバリア機能低下、という点で考えると、エアコンの問題点はやはり湿度の低下による角質層の水分蒸散量が高まること、にあるといってよいでしょう。
エアコンをつけっぱなしにすることで、皮膚の乾燥が進めば、それ自体がアトピー性皮膚炎の悪化要因になることも考えられます。
エアコンをつけっぱなしで寝る場合には、就寝前に少し強めに保湿ケアを行うようにしましょうね。

2016年7月19日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
蒸し暑い日が続いています。
関西以西は梅雨明け、関東地方も間もなく梅雨明けでしょうか。
夜も寝苦しい日々が続きますが、睡眠不足とアトピーに関する記事を見つけたので紹介しましょう。
        
        
●注意!治ったはずのアトピー、不眠で再発=「大人アトピー」増加中。
https://news.nifty.com/article/item/neta/circl-17752_1/
       
アトピーと聞くと、子どもの病気をイメージする人が多いだろう。実はこのアトピー、成人になって再発することもあり、「大人アトピー」と呼ばれているそうだ。今回は、不眠症が原因となることもある大人アトピーについて紹介しよう。
         
□アンケートで明らかになった現代女性の肌トラブル
        
国際統合治療協会により、20代後半~30代後半の女性が実感している体の不調に関するアンケート調査が行われた。アンケートで、体の不調をワースト3まで挙げてもらったところ、以下のような結果が出た(※1)。
      
1位 湿疹
2位 アトピー
3位 ニキビ
4位 不眠症
5位 ストレス・頭痛
         
□不眠症が、最近増えている「大人アトピー」の原因に

アンケートによると、女性の体の不調の1~3位を肌トラブルが占め、4位に不眠症、5位がストレス・頭痛という結果になっている。
実は、この結果を反映するかのように、近年「大人アトピー」は増加しているらしい。アトピーは、遺伝因子のある子どもに見られ、アレルゲンによって症状が現れるが、年齢とともに改善するケースもある。
しかし最近、いったん症状が治まった子ども時代のアトピーが、成人した後に再発してしまう「大人アトピー」の患者が増えている。
大人アトピーの再発には、睡眠不足やストレスなどの生活習慣の乱れが関与しているという(※2)。
         
□大人アトピーと不眠症 悪循環の関係性
        
アトピーの症状は、肌がかさついて細かなぶつぶつができ、非常に強いかゆみを生じる。症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返し、慢性的な経過をたどる皮膚の病気だ。
かゆみがひどい場合は、強い薬の一つであるステロイド剤が処方されるケースも多い(※2)。ステロイド剤は炎症を抑える作用がある半面、不眠などの副作用もある(※3)。また、かゆみの症状により、寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなって途中で起きたりするなど、不眠症を引き起こす原因にもなりかねない。
そして、睡眠不足によって体の免疫力が低くなったり、寝ている間に無意識に行うかきむしり行為により、アトピーの症状が悪化したりする可能性もある(※4)。
要するに、アトピーは不眠症を引き起こしやすく、不眠症がアトピーを悪化させるという悪循環の関係にあるのだ。
かゆみは身近である割に、苦痛の強い症状の一つだ。子ども時代、アトピーに悩まされていた人は成人になったからと安心せずに、睡眠をしっかり取り、ストレスをためないようにして、アトピーの再発を防ぐ必要があるだろう。
           
         
記事内では、「ステロイド剤で不眠の副作用」「アトピーは遺伝因子のある子どもに見られる」など、実際のエビデンスについて疑問が残る部分もありますが、少なくとも「睡眠がアトピー性皮膚炎の症状に与える悪影響」については、エビデンスもありますから、関連性は確かでしょう。
アトピー性皮膚炎→睡眠がとれない→アトピー性皮膚炎の悪循環、といった人もいれば、睡眠がとれない日が続く→アトピー性皮膚炎が悪化→さらに睡眠がとれない→アトピー性皮膚炎の悪循環、という人もいるでしょう。
最初のきっかけが、アトピー性皮膚炎による痒みなのか、睡眠不足なのかは別にしても、そこから「睡眠に影響を与える」と、アトピー性皮膚炎が悪化する悪循環を招く、ということは確かだと思います。
寝具やエアコン、いろいろと工夫しながら、これからの猛暑を乗り切るようにしましょう。

                           
おまけ★★★★大田のつぶやき

睡眠は、内分泌に大きな影響を与えます。また、掻き壊した傷の修復も、主に睡眠時に行われます。
痒いから寝れない、寝れないから痒くなる・・・なかなか難しい問題ですが、就寝前の環境や、日中の行動で、夜の睡眠を改善することが可能なこともあります。
いろいろとチャレンジしてみましょう。

2016年7月18日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
今日は昨日の続きで、梅雨の時期の感染症対策について、「皮膚の対策」と「汗の対策」の二つに分けて考えていきたいと思います。

                   
■皮膚の対策
皮膚の対策は、「洗浄」と「汗対策」になります。

▼洗浄
汗をかきやすい時期ですので、乾燥時期と比べると、洗浄による乾燥というマイナス点は受けづらい状況です。
汗がたまりやすい部位を中心にしっかり洗浄は行うようにしましょう。
なお、洗浄後に乾燥を感じる場合には、適切な保湿ケアも行うようにしましょう。
また、乾燥しやすい方はバリア機能が低下する恐れがありますので、ソープや純石鹸ではなく、界面活性剤が完全に含まれない洗浄剤を使うようにしましょう。
※あとぴナビのアイテムでは「APゼロウォッシュ」

                      
▼汗対策
汗は、皮膚の「スキンケア」からバリア機能につながる大切な役割を持っていますが、同時に、炎症から痒みに繋がるマイナス点も抱えています。
今の湿度が高い時期は、角質層からの水分蒸散量は抑えられますから、マイナス点を重視して対策を行うようにしましょう。
具体的には、「かいた汗は拭きとる」ことです。
「温泉のおしぼり」を何本か用意して、水筒や保冷容器に入れて持ち歩くなど汗を拭きとれる「対策」を行いましょう。
また、汗をかいて帰宅した後は、早めに入浴を行い、汗を流すようにしましょう。

◆体の対策

                  
▼睡眠
皮膚の免疫も、「体の免疫」の一部です。
そして、免疫機能は「内分泌機能」と「自律神経」の影響を強く受けています。
そこで、「免疫機能を高める」要因として考えるならば、内分泌機能、自律神経機能に関わる「睡眠」は、しっかりとれるようにしましょう。
寝汗をかいて夜の睡眠が取れづらいことが、感染症を誘発するきっかけになっていると思われるケースも多くなっています。
寝具や衣類を工夫し、エアコンや扇風機などを上手に活用して、睡眠対策を行いましょう。

                          
▼食事
食事も「体の対策」として、大切な要因です。
皮膚も細胞が集まって構成されています。そして細胞は、血液から栄養物質や酸素を受け取って正常に分裂、活動します。
血液から受け取る栄養物質は、体内で生成できるものもあればできないものもあります。
できないものは、外部から補給するしかなく、そうした点で考えると、「食事」という要因は、大きな役割を担っていると考えてよいでしょう。
理想的な食事のポイントは、対象となる部分(掻き壊し対策なのか、痒み対策なのか、など)により異なりますが、今の時期、特に気をつけたいのは、「バランス」です。
暑い時期、食欲が落ちてくると、さっぱりした食べ物を好み、結果的に、脂質やタンパク質が不足してた、という例もあれば、飲み物ばかり摂取していたため、ミネラルやビタミンの補給ができていなかった、という例もあります。
例えば、糖質や脂質は皮膚にとって、不足してもマイナスですし、過剰でもマイナスとなります。必要な量を摂取することが大切ですので、そのためには「バランスの良い食事」を考えることが近道でしょう。
具体的なお勧めは、和食を中心に、ご飯とおかず、そして野菜類を万遍なく、摂取することです。
体に「必要な」食事を摂取できるように工夫しましょう。

                             
今回は、梅雨の時期に気をつけたい感染症の対策について、簡単にまとめてみました。
夏に向けて、感染症から悪循環の輪に入りこまないように、注意していきましょう。

                           
おまけ★★★★大田のつぶやき

梅雨があけると、今度は紫外線の対策も重視する必要がありますし、個々人の症状と生活環境により、必要な対策が異なります。
自分の症状に合わせて、どういった対策が必要なのかについては、アトピー相談室までお気軽にご相談ください。

●アトピー相談室
フリーダイヤル 0120-866-933(受付時間:午前10時~午後7時)

2016年7月17日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                   
さて、真夏のゲリラ豪雨が各地で発生していますが、まだ本州を中心に、梅雨の時期は続いています。
湿度が高い状況のため、汗をかいても蒸散しづらく、乾燥した肌状態に対してはプラス面が確かにありますが、マラセチア菌による痒みの影響など、汗が抱えるマイナス点も受けやすい状況です。

先月下旬ころから、感染症と思われるご相談は増加しており、現在も続いています。
お子さまのトビヒ(黄色ブドウ球菌)、成人の方のヘルペスやカポジ水痘様発疹症、年齢性別に関係なく生じやすい真菌の感染症などが疑われる症例が多く、実際に病院で受診を受けると、ほとんどの例で、抗生物質や抗ウィルス剤、抗真菌剤の処方を受けています。

このように、今の時期、アトピー性皮膚炎を悪化させる要因となっている感染症ですが、多くは日和見菌が原因となっています。
つまり、日常生活内にどこにでもいる菌、ということです。
本来、皮膚は無菌状態ではありません。腸内と同じく、生体に無害な菌が、フローラ(群生)を形成しています。他の菌が定着するスペースをないように皮膚全体を菌で覆うことが「防波堤」の役割を担っています。
つまり、この「無害な菌のフローラ」が、有害な菌の増殖する余地をなくしていることも皮膚のバリア機能や免疫機能と合わせて、感染症を防いでくれる要因となっています。

このように、感染症に「罹らない」ためには、

・バリア機能
・免疫機能
・皮膚の常在菌

の3つが上手く機能していることが大切であると言えるでしょう。
そして、今の時期、「紫外線」と「汗」の二つが、皮膚の常在菌のバランスを乱すことで感染症の「きっかけ」を作りやすくしている恐れがあります。
紫外線は、皮膚の免疫を司る指令塔の役割を持つ「ランゲルハンス細胞」を無力化させますし、汗はマラセチア菌の関係で炎症を生じさせやすくします。
いったん、感染症のきっかけを得る=有害菌の皮膚における増殖や定着、が行わると、そうした菌の毒素や生成物による炎症から、「掻き壊し」「バリア機能の低下」を招き、炎症が慢性化していくことがあるわけです。

アトピー性皮膚炎の方は、もともと乾燥状態など、皮膚のバリア機能が低下しやすいケースが多く、いったん「悪循環」を作り出すと、その輪からなかなか抜け出すことができません。
したがって、今の時期、「感染症」の対策は意識して行うようにしましょう。

梅雨が明けるまでは、具体的な対策は「皮膚の対策」と「体の対策」の二つです。
皮膚の対策は、「洗浄」と「汗対策」、体の対策は「睡眠」と「食事」です。

長くなったので、具体的な対策は、明日に続きたいと思います。

                                

おまけ★★★★博士のつぶやき

昨日の記事と同じく、皮膚の常在菌の問題は、アトピー性皮膚炎にとって、「大元の原因」として関わってくることが多い。
腸内もそうじゃが、ヒトは菌との共生で「バランス」を保っておる部分がある。
「良いバランス」を保てるような生活行動は大切じゃろうの。

2016年7月16日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
さて、今日は海外の研究ですが、子どもの指しゃぶりにアレルギー予防の効果が見られた、という記事を紹介しましょう。
         
         
●子どもの指しゃぶり、アレルギー予防に効果か NZ研究者ら
http://news.livedoor.com/article/detail/11757596/
         
子どもの頃に指をしゃぶったり、つめをかんだりする癖があると、アレルギー発症の確率が低くなるとの研究結果が発表された。ニュージーランドの研究者らが約1000人の子どもを対象に追跡調査を実施した。
この研究は、ニュージーランド・オタゴ大学のボブ・ハンコックス准教授らが11日、小児科専門誌「ピディアトリクス」で報告した。
米国などで近年、アレルギー疾患が増えている原因について、衛生状態が向上し、日常生活の中で病原体などに接触する機会が減ったためとする説がある。研究チームはこの説を検証するため、指しゃぶりなどの不衛生な習慣でアレルギーが減るかどうかを調べることにした。
対象はニュージーランドで1972~73年に生まれた子ども約1000人。5歳前後で調査を始め、32歳になるまで追跡した。
子どもたちが5、7、9、11歳の時に、指をしゃぶったりつめをかんだりする癖があるかどうかを両親に尋ねた。指しゃぶりなどをよくする子は全体の約31%を占めた。
13歳になった時にアレルギーの有無を調べるため、皮膚に原因物質を置いて針で微小な傷をつける「プリックテスト」を実施。32歳の時点でこれを繰り返した。
その結果、子どもの頃に指しゃぶりかつめかみ、あるいは両方の癖があったグループはそうでないグループに比べ、アレルギーの発症率が30~40%低いことが分かった。発症率の低さは成人時にも維持されていた。ただし、ぜんそくと花粉症については相関関係がみられなかったという。
ハンコックス氏によると、病原体にさらされることで体内の免疫機能にどんな変化が起きるのか、その正確な仕組みは分かっていない。アレルギーの発症よりむしろ感染症に対する抵抗力の方に影響を及ぼすようだと、同氏は指摘する。
米疾病対策センター(CDC)によると、97年から現在までの間に米国の子どもの食物アレルギー発症率は3.4%から5.4%、アレルギー性皮膚炎は7.4%から11.6%にそれぞれ上昇した。アレルギーの年間患者数は5000万人以上とされる。
            
            
記事は、いくつかの興味深い点を示しています。

1.指じゃぶりがあると、プリックテストによるアレルギー反応(皮膚での反応)が低い
2.ぜん息と花粉症については、関連性が見られない

という点でしょうか。
日頃、菌にさらされるかどうかで、アトピー性皮膚炎の発症に影響がみられたかどうかの研究は、他でも多く見られていて、過去の研究では同様の傾向が示されています。
つまり、幼少時に菌に曝露されていたかどうかが、重要であることは確かなのでしょう。
問題は、他のアレルギー疾患には、それが関連付けられない場合、アトピー性皮膚炎とぜん息や花粉症は、同じアレルギー症状を示していても、別の系統の疾患と考えた方が良い面がある、ということなのでしょう。
おそらく、アトピー性皮膚炎は免疫機能を原因として発症するパターンと、皮膚機能を原因として発症するパターンの二つがありますので、そういったことも、関連しているのではないでしょうか?
記事では、感染症との関係性を指摘していますが、今後の研究に期待したいですね。

                                
おまけ★★★★博士のつぶやき

最近のアトピー性皮膚炎に関する研究報告は、「菌」に関するものは非常に多くなっておるの。
とはいえ、「バランスの良い菌群」と考えると、「バランスが良い状態」の人と「バランスが悪い状態の人」に大別できるわけじゃが、そういった菌に関する治療は後者に対しては有効性を示しても前者に対しては、有効性が示しづらいとも言えるじゃろう。
最近は、乳酸菌の研究なども進んでおるようじゃが、実際の臨床においては、全員に有効性が示されないのも、そうしたことが関係しておるのじゃろうの。