2012年5月18日

ジョシュアです。


 

 

 

 

 

5月も中旬です。
天候は、ぐずついた日が週末になると多い状況ですが、気温的には安定しているようです。
今年は冷夏の予想ではないようですので、来月に入ると気温も上昇するかもしれません。
これからの季節、「洗浄」は大切な「スキンケア」の一つとも言えるでしょう。
そこで、今回は泡で洗えるプルルBベビーソープをプレゼント!
  
  
◆プレゼント
プルルBベビーソープを3名様
 
 
アミノ酸、トウモロコシから得られる糖(マルチトール)が洗浄成分の全身シャンプーです。皮膚刺激性が非常に少ないので、バリアー機能の発達していない赤ちゃんの肌にも安心。植物性セラミド配合により、バリアー機能を損なわずに、保湿しながら全身の汚れをやさしく洗い落とします。
 
 

 

  

  

詳しくは、下記でご覧ください。
  

    
◆プルルBベビーソープ
http://shop.atopinavi.com/item/more?goods_id=32

  
 

◆あて先
info@atopinavi.com

 

◆必要事項
メールの件名に「プレゼント応募」と記入して、本文には、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記して送信してください。
また、当選者発表の際は、件名、お名前(フルネーム)、年齢で発表しますので、気になる人はペンネームも書いて下さい。
 

◆締め切り
5月27日(日)を締め切りとさせていただきます。
 
 
◆抽選&発表
5月29日に抽選します。
当選者の発表は、5月31日のブログにて!

 

◆注意事項
応募のメールはお一人様、一通のみとさせていただきます。
また、お名前、住所などの必須事項は忘れずに!

  
じゃあ、またね!

  

おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき


 
これから梅雨を迎えると、気温と湿度の上昇と共に、汗がたまりやすい部位の感染症は気をつけたいところです。
洗浄をしっかり行い、乾燥が気になる場合は適切なスキンケアを行って、乗り切りましょう!

2012年5月17日

ジョシュアです。


 

 

 

 

 

 
今日は、5月4日のプレゼントの当選者の発表です!
いつもの通り、県名、お名前(ペンネーム)、年齢を表記しますので、チェックしてね!!

 
◆プレゼント
ピュアセラミドキッズ600を3名様
 

今回は、応募者数が久しぶりに100通を越えましたので、「おまけ」のところで書いたように、当初3名様だった当選者を6名様に増やさせていただきました。

発表です!
応募総数110通中、当選者の方は、次の方々です!
 
  
北海道 佐藤恵さん(3)
栃木県 桜本真都さん(7)
岐阜県 長谷川隼輔さん(0)
静岡県 中野直子さん(34)
岡山県 井上大知さん(10)
福岡県 だい&ななさん(45)
 
 
以上6名の方が当選しました!
おめでとうございました!

商品の発送は、5月24日頃に行いますのでお楽しみに!!

  
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

明日も僕が登場です!
お楽しみに!

2012年5月16日

今日は、昨日の続きじゃ。

 

 

 

 

 
Oさんが、どのように対処していけば良いのかを考えていきたい。

昨日、3つ気になる点を書いたのじゃが、そのあたりを総合的に考えてみると、今のお子さんの状況は、

1.悪化状況にある
2.感染症の恐れがある
3.乾燥からくる痒みの問題を抱えている

という3つが考えられる。
もっとも、より正確に考えていくためには、実際に症状を見てみないと分からんが、とりあえず文面から推測すると、上記の三つの状況が考えられるので、今日は、この3つが関わっているものと仮定して、その対処について述べていきたい。

まず1の悪化状況にある、ということじゃが、これが対処方法についてどのように関わるのか、というと、悪化状況にある主たる要因が「乾燥」「感染症」「免疫機能の異常」のどれに一番強くあるのかまでは分からんのじゃが、少なくとも、「悪化状況」にある=「悪化要因」を抱えている、ということでもあるので、まずは「悪化要因」を取り去ることを第一に考える必要がある。

同時に、乳児の場合、夜の睡眠がとれていないと、母親の体調も悪化しやすくなり、結果的にそれは乳児の状況に対しても、悪影響となる可能性があるので、急性の炎症については、ある程度、抑えていくことも必要になるかもしれん。

問題は、この急性の炎症を取り去る=ステロイド剤の使用が必要になるのじゃが(治療を行う病院の立場からすれば、と考えた場合)、2つ目の感染症の恐れの度合いによって、ステロイド剤の使用については、十分、注意が必要になるじゃろう。
実際、Oさんは、ステロイド剤があまり効いた感じがしない、ということじゃったから、炎症の度合いが強いことを考えると、ステロイド剤の「性能」を上回る炎症だから抑えきれない、というより、ステロイド剤のプラス要因が得られていない、あるいはステロイド剤そのものが悪化要因になっている、ことも考える必要があるじゃろう。

通常、これだけ全身に炎症が広がっている場合、乾燥よりも体液の流出が強くなることが多い。
どちらかといえば、体液の流出が少なくなってくれば、全身的な症状は少し楽になったように見えるものじゃ。
ところがOさんの場合、体液の流出が少なくなっても、全体の症状が良化したように感じておらんようじゃから、乾燥そのものがもたらす悪要因が強く現れているのではないじゃろうか?

これから、梅雨~初夏を迎えるにあたって、ただでさえ、小さな子どもの感染症は多くなり始める。
トビヒなどじゃな。
それを考えると、まず、今の症状に感染症が関わっていないかを、病院でしっかり診てもらった方が良いじゃろう。
もし感染症が強く現れているのであれば、まずはその治療が必要じゃ。

次に、皮膚の乾燥については、適切なスキンケアを心がけて欲しいところじゃ。
脱保湿など、スキンケアの力を自ら行えるまで待つ、という方法もあるかもしれんが、少なくとも月齢を考えると、自分の力として「スキンケア」の力が出てくるまでを「待つ時間」そのものが「悪化要因」になってしまうことが心配じゃ。

アトピー性皮膚炎の症状は、一次的な要因といえる免疫機能や皮膚機能の異常だけでなく、一次的な要因からもたらされる二次的な悪化要因も考えなければならん。

少なくとも感染症などは、二次的な悪化要因の分類に入るため、そういった悪化要因を取り除きつつ、本来の一次的な要因を解決することを考えなければならんのじゃ。
今の医療体制では、それらの一次的な要因、二次的な要因から現れた「結果」といえる「炎症」「痒み」という症状のみの治療を行っておるため、一次的要因、二次的要因にアプローチが生活の中で自然に行えない状況にあるヒトは、それらの悪化要因により、炎症が繰り返され、慢性化していく恐れが出てくることが問題点と言えるじゃろう。

まとめると、Oさんの場合、今の状況で必要なのは、「感染症かどうかの確認、場合によっては感染症の治療」「乾燥した皮膚の適切なスキンケア」の二つであり、それを行いながら同時に、アトピー性皮膚炎そのものの原因を探りながら、対処していくことが必要、と言えるじゃろう。

Oさんも、できれば、一度、直接電話などで相談して欲しい。
症状を携帯電話などで写メして送ってくれるだけでも、多少の参考にはなる。

Oさんのお子さんの症状がいち早く落ち着くことを、祈っておる。

 
おまけ★★★★南のつぶやき

質問内容をみる限り、博士が書いているように、感染症については注意した方が良いでしょう。
膝や肘など汗が溜まりやすい部位が「ジュクジュク」していて、体の胴体部位が乾燥してるのであれば、部位ごとに感染症の種類が異なる、というケースもあるかもしれません。
注意して欲しいのは、感染症と分かっていても、先生によっては「ステロイド剤」を処方することがあることです。
これは、感染症にしろ何にしろ、まずは炎症を抑える、ということを目的としたいからですが、ステロイド剤の場合、免疫を抑制することで感染症に対してはマイナスの要因になりうるため、気を付けた方が良いでしょう。

2012年5月15日

今日は、読者からメールでいただいた質問にお答えしたい。

 

 

 

 

 
●Oさんからのご質問

初めて質問します。
生後半年の子ども(男の子)のことですが、生後間もなくから顔が赤くガサガサし始め、その後、上半身全体にガサガサが広がり始めました。
産婦人科からは、最初、非ステロイド系の軟膏のお薬が出されていましたが、状態は一向に良くならず、汁も出始め、そしてGWの前からは腕や膝の裏にもジュクジュクした炎症が出てきました。
今月からは小児科に変えてみてもらい、一度、炎症をステロイド剤で抑えた方が良い、ということでロコイドが処方されたのですが、汁の出方が少なくなったぐらいで、痒みが強いのは変わらず、ガサガサも続いています。
ここ数日は、身体全体が赤くなっていて、心配です。
これは、やっぱりアトピーなのでしょうか?
なぜ、ステロイド剤で治らないのでしょうか?
どうすればよいか、アドバイスを下さい。

 
Oさん、こんにちは。
まず、ご質問の件じゃが、今の状態がアトピー性皮膚炎かどうか、ということじゃが、これは、月齢を考えると難しい状況じゃろう。
一般的に、家族にアレルギーの経歴があり、痒みを伴う炎症があり、それが広がっている場合、所見だけで、アトピー性皮膚炎と診断されることは多い。
血液検査なども行うことはあるようじゃが、血液検査の指標(RAST検査、総IgEなど)が、アトピー性皮膚炎の病態と必ず一致しているわけでもない。
IgEが高くてもアトピー性皮膚炎の「症状」を伴わないケースはあるし、低くても全身に炎症が出ていることもある。
RAST検査で特定のアレルゲンを調べても、ほとんどが陰性なのに症状が強い、あるいは逆にスコアが一定の値がみられていても状態は落ち着いている、ということもある。

Oさんのコメントをみる限り、気になるポイントは3つある。

1.現在、体全体が赤く、ガサガサした炎症も広がっている。
2.5月に入って、肘やひざの裏に炎症が広がってきた
3.ステロイド剤が、あまり効いていない

1つ目は、炎症が広がっている状況が考えられ、発熱など、他の疾患を疑う要因がなければ、乳児性湿疹の範疇は越えている可能性があり、病院での診察ではやはりアトピー性皮膚炎と言われることが多くなるじゃろう。

2つ目は、気温が上昇し始めた時期に、膝や肘の内側にジュクジュクした炎症が現れてきた、ということは、「汗」が関係している可能性がある。
汗が溜まりやすい部位の炎症状況であることを考えても、気にした方が良いのは「感染症」の恐れじゃ。

3つ目は、ステロイド剤が効いていない、ということで考えた場合、炎症の度合いが強く、ロコイド系の薬剤では追いついていないケース、あるいは、2つ目の関連性で感染症が強く現れていてステロイド剤は免疫を抑制する感染症に対してはマイナスの要因を抱えるため、プラスの要因が強く現れていないケース、そして乾燥が強くみられることから、痒みの原因そのものが免疫機能の異常より、皮膚機能の異常(乾燥からくる痒みを知覚する神経線維が角質層内に侵入しているケース)が強く現れているケースなど、いろいろ考えられる。

では、どのようなことに、気をつけなければならないのじゃろうか?
長くなるので続きは明日じゃ。

 
おまけ★★★★大田のつぶやき

乳児の湿疹は、アトピー性皮膚炎と乳児性湿疹の診断すら、難しいと言われ、月齢が低ければ、参考となる検査も行いづらく、なおさら見分けが付きづらいと言えるでしょう。
さらに、状況によっては、乳児性湿疹とアトピー性皮膚炎が混合して現れていることもあり(Oさんの場合であれば、顔や首はアトピー、胸や背中は乳児性湿疹というケースもあるため)、余計にややこしい状況と言えるでしょう。
ただ、乳児性湿疹に対する治療、アトピー性皮膚炎に対する治療は、皮膚表面に現れた症状そのものに対する治療は、非常に似通った治療になることはあるでしょうが、それぞれの病気の原因そのものに対する治療は、異なります。
最近、博士がブログで時々書いている、病気の治療と症状の治療の違いを、しっかり把握しておくようにしましょう。

2012年5月14日

東です。

 

 

 

 

 

 

 
今年は、なかなか気候が安定していない状況です。
今年の夏がどのような状況になるかは、分かりませんが、今のところ気象庁の長期予報では、少なくとも「冷夏」ではないようです。
気象要因は、アトピー性皮膚炎にとっても、悪化要因となることがあるため、注意が必要ですが、黄砂の記事を一つみつけましたので、紹介したいと思います。

 
●塩湖の枯渇で黄砂が「化学黄砂」に、市民の健康脅かす(1)=中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120413-00000023-scn-cn

中国新聞社は12日、中国北部で発生する砂嵐(黄砂)の規模が数年前より小さくなる一方で、黄砂の影響とみられる呼吸器疾病などの症例が増加していることを紹介し、黄砂に化合物が混ざる「化学黄砂」が原因であると論じる記事を掲載した。
 
記事は、昨年3月23日に中国の半分を覆う規模の黄砂が発生した際、北京市や広東省広州市における呼吸器系疾病患者数が通常時や前年同時期に比べて10-30%増加したとのデータとともに、2010年3月19日に北京で発生した黄砂には2.32%の塩分が含まれていたとする国家地理試験測定センターの分析結果を紹介した。
 
そのうえで、黄砂の主な「発生源」である内モンゴル自治区では干ばつにより塩湖が干上がっており、そこから出る化合物が巻き上げられて黄砂に混ざった「化学黄砂」が人びとの健康をむしばんでいるとする専門家の指摘を伝えた。
 
環境保護ボランティア、鄭柏峪氏が組織する専門家研究グループは、河北省や内モンゴル自治区には枯渇した塩湖が2000平方キロメートル存在し、同自治区にあるチャガンノール湖(2002年時点で総面積110平方キロメートル中80平方キロメートルが枯渇)だけでも毎年600万トンを超えるアルカリ性粉じんが風に削り取られているとの調査結果を発表した。
 
鄭氏は北京市以北にある塩湖の多くは海抜1400メートル前後に位置し、海抜50メートル前後の北京市にとってみれば「こしょうをまかれているのと同じ状態だ」と語った。(編集担当:柳川俊之)

 
黄砂はアトピー性皮膚炎にとっても、悪化要因の一つになる可能性がありますが、記事中で注目したいのは「化学黄砂」という部分です。
塩湖の枯渇により、黄砂に化合物が混ざり、「化学黄砂」になった影響で、呼吸器障害など、生体への影響がみられた、ということですが、花粉症の問題を考えても、空気中に飛散する物質と化学物質の影響は、考えた方が良い問題のように感じます。

花粉や黄砂は、大量飛散するため、その影響が強く現れやすい、ということもあると思いますが、黄砂や花粉以外にも、空気中の飛散物は、年中、存在しています。
特に、都市部においては、工場の排煙、車の排気ガス、あるいはアスファルトの道路が車で削られた粉塵などの飛散物が多くあります。
一方、地方でも、そういった工場や車の影響は少なくても、田畑への農薬の空中散布など、化学物質を避けられないところも多くあります。

ヒトが一日に摂取する化学物質の80%は、呼吸器からになります。
無農薬の食べ物、無添加の食べ物を気にする方は比較的、多くおられますが、大気中の化学物質を気にする方は、それほど多くありません。

生活内に潜む大気中の化学物質を放出する可能性がある「元」は、室内にも存在しますので(家電、家具、壁紙など)、避けることはかなり難しいかもしれません。
その分、体内に摂取した化学物質をどのように排出するのかを考えることが、大切なポイントになってくるのだと思います。

いずれにせよ、大気中に「悪化要因」が潜んでいることを忘れないようにしましょう。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

体内に摂取した化学物質を排出するためには、運動や入浴など、代謝を高めるような行動を毎日の生活に取り入れたいものじゃ。
東君は、最後に大気中の化学物質を「悪化要因」と書いておったが、場合によっては化学物質はアトピー性皮膚炎の「発症要因」になっておることもあるかもしれん。
減らす努力と排出する努力を忘れないようにしたいところじゃの。

2012年5月13日

月一、ブログを担当している西だ。

 

 

 

 

 

 

 
医療機関を利用している患者は、自分が利用している医療機関の評価が、どのようなものなのかを、客観的に知ることは、なかなか難しい状況だ。
ところが最近は、一部の疾病に対して、こういった評価を行うところが現れてきている。

 
●「医療の質の指標」、40施設分を実名公表-日慢協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000007-cbn-soci

日本慢性期医療協会(日慢協)はこのほど、会員のうち40施設の臨床指標を公表した。患者満足度や感染症の発生率・治癒率など「医療の質の指標」が、各施設の実名と共に明示されている。
 
日慢協では昨年7月から12月にかけて、一般病床や医療療養病床、介護療養病床、回復期リハビリテーション病棟など40施設81病棟を対象に調査を実施。患者満足度や感染症の発生率と治癒率、リハビリテーション提供率、重症事故の発生率など、27の臨床指標について調べた。
 
患者満足度(全体平均は89.7%)では、介護療養病床が95.8%を記録。以下は、認知症治療病棟(93.4%)、一般病床(15対1、90.0%)、回復期リハビリテーション病棟(89.7%)などと続いた。また、尿路感染症の発生率(全体平均は6.4%)では、介護療養病床が3.4%で最も低く、回復期リハビリテーション病棟(4.8%)、一般病床(15対1、5.7%)なども低い値を示した。肺炎の発生率(全体平均は8.0%)では、回復期リハビリテーション病棟(4.6%)や介護療養病床(6.3%)、認知症治療病棟(6.6%)が低かった一方で、一般病床(13対1、37.9%)では高い値を示した。
一方、「入院時に尿道カテーテルが留置された患者の、1か月後の抜去率」(全体平均は30.2%)では、回復期リハビリテーション病棟が60.8%と特に高かったほか、「経管栄養から経口摂取になった患者の比率」(同4.2%)でも、回復期リハビリテーション病棟が23.7%で最も高かった。
 
日慢協では、調査結果を分析した上で、病床別の特徴として、▽介護療養病床では患者満足度が高い。感染症の新規発生率が低く、治癒率も高い上、重症事故の発生率は低い▽回復期リハビリテーション病棟では、尿道カテーテルの抜去率や、経管栄養から経口摂取になった患者の比率が高い。また、急性期病院からの入院患者の紹介が多く、在宅復帰率も高い-などを挙げている。

 
記事に出てくる病院機関は、どちらかというと介護関係が中心のため、一般疾病の病院とは違うが、こういった情報を行政機関など、公的な機関、あるいは財団法人などの公的な第三者機関が行い、公表することは、患者側の指標としては役立つことだろう。

最も、患者側の主観にたった満足度調査だけでは、その疾病への治療の進行状況などで大きく変わる恐れがあり、例えば、アトピー性皮膚炎など、一時的な強い薬剤を使用することで症状を抑えることが可能な疾病の場合、評価を高めたい病院が強い薬剤治療への依存が高まる恐れなどもあるかもしれない。

ただ、今、病院側は通院してくる患者が「治ったから来なくなったのか」「他の病院に通院を始めたので来なくなったのか」ということが、把握できていない。
あとぴナビでは、これまで、述べ10万人以上のアトピー性皮膚炎の方の登録があるが、その患者の方が通院されていた病院は、膨大な数にのぼる。
公立病院は大学病院を含め、ほとんどの病院が該当する状況だ。

これまで通院歴の長い患者の方に、何度か、通院していた病院から病状に対する追跡調査を受けたことがあるか、とお聞きしたことがあるが、調査を受けたことのある方は一人もおられなかった。
もちろん、病院側が追跡調査を行うメリットを感じていないのだろうが、今、行っている治療の有効性と問題点は、その後に利用する患者のためにも、できる限り把握して欲しいところだ。

そういった調査が行われれば、果たして、ステロイド剤やプロトピック軟膏の治療を長期にわたって受け続けた患者が、どのような状況になっているのかも、把握しやすくなるだろう。
また、多くの場合、そういった免疫抑制剤の問題点は、薬剤そのものにあるのではなく、使用方法(主に使用期間)にあると考えられているのであるから、誤った使用方法(使用期間)が把握できれば、正しい使用方法(使用期間)も分かるのではないだろうか?

いずれにせよ、医療とは道義的に、医療を行う側に有意性があるのではなく、医療を受ける側にあることを忘れてはならないだろう。

 
おまけ★★★★西のつぶやき

現実問題としては、大きなハードルがあると思うが、できれば、全医療機関が治療情報を共有できるような体制ができると良いのではないだろうか?
今も、近いシステム(お薬手帳などもその一つ)もあるが、全ては患者の自主性に任されている。
個人情報の問題もあるので、難しい問題かとは思うが、特に慢性疾患においては、長期の薬剤連用が課題の一つにもなっていることを考えると、行政側が主体となって、システムの構築を行っても良いように思うのだが・・・・

2012年5月12日

今日は、昨日の続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痒みとは、ヒトが自ら作り出しておるもので、ヒト自身にとっては不快ななくしたい「状態」、つまり「症状」であることは確かじゃが、ヒトにとって、痒み自体は、自らの体を痛めつけるために無意味に作り出しておるものではない。

では、どのような「意味合い」を持っておるのじゃろうか?

まず、皮膚表面の働きでいえば、バリア機能を失った肌に異物が付着、その異物の侵入を防ぐため、「掻く」ことで、異物を排除させようという働きを持っておる。
しかし、これは肌が壊れた状態のときに起きる、いわゆる「二次的な防御反応」とも言えるじゃろう。
健常な状態の肌に、アトピー性皮膚炎が発症するきっかけは、いつの場合も肌に何らかの傷が生じ、そこに異物が付着した状態から始まるのではないからの。
どちからといえば、健常な皮膚のまま、アトピー性皮膚炎は発症し、その後、痒みにより掻き壊すことで、皮膚のバリア機能が低下するパターンの方が多いじゃろう。

では、なぜ健常な皮膚の状態で、皮膚に痒みが生じるのじゃろうか?

いくつかの説はあるのじゃが、最も有力なのは、「痒みは体の警告信号」という働きを持っておるからじゃろう。

例えば、分かりやすい例で言えば、お酒の飲み過ぎで肝臓に障害が生じた人が、肝臓に異常を抱えたまま、再度、お酒を飲むと、皮膚に蕁麻疹が現れることがある。
これは、痒みを出すことで、体に何らかの異常が生じていることを示すサイン、つまりこれ以上、お酒を飲むと肝機能がさらに低下させることを自覚させるために体が警告している「防衛反応」とも言えるじゃろう。

アトピー性皮膚炎の場合、では何の警告信号かといえば、それは、初期信号のことが多い。
先の例で取り上げた肝臓の場合、肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるぐらい我慢強い臓器じゃ。
したがって、痛みや腫れなどの症状が現れた場合、異常状態はかなり進んだ状態であることが多いが、体としてみれば、できればそういった異常状態は早期に解決して欲しいと思っておるはずじゃ。
そういった、体に生じた小さな異常状態を示す「警告信号」、それも初期状態の「警告信号」として現れておることが、アトピー性皮膚炎の場合は多いと言える。

睡眠不足、代謝不足、食事の状態が体に与える悪影響など、毎日の生活の積み重ねの中で生じた「小さな異常状態」が、このままその状態を放置すれば、やがて、体にとって、深刻な状況をもたらす恐れがある場合、早めに知らせる「サイン」としての役割がある、ということじゃ。

なぜなら、そういった睡眠不足や代謝不足などの積み重ねは、自律神経や内分泌系に異常を「積み重ねて」いくことになり、そういった異常状態の末期は、「生活習慣病」として体に現れれてくることがあるからじゃ。

ただ、残念なことに、今の医療体制において、アトピー性皮膚炎の治療は、病気のきっかけとなった「生活の改善」がメインではなく、皮膚に現れた「痒み」の症状を抑えることに特化しておる状況じゃ。
先日の風邪の例で言えば、風邪で発熱した人に解熱剤だけ処方して、その他の生活面の行動を大きく制限、あるいは改善することなく治療しておるようなものじゃ。
もちろん、生活面の簡単な注意は行うじゃろうが、風邪のように「絶対安静」といった「強い制限」「強い改善」を行うことはない。
病院でアトピー性皮膚炎の治療を受ける際に、仮に仕事が忙しくて睡眠不足が続いていることを話して、「まずは毎日、必ず早く寝てください。そのためには一時的に仕事も休んでください」と言われることはないじゃろう。
ところが、風邪の場合は、仕事が忙しくても、必ず休むように言われるじゃ。

もちろん、アトピー性皮膚炎の原因が睡眠に関わっている特定されるわけではないから、これはあくまで一例にすぎんが、いずれにせよ、アトピー性皮膚炎の治療では、「症状の治療」はしっかり行えても、「病気の治療」が欠けておることは確かじゃろう。

このように「痒み」とは、決して体に対してマイナスの働きを行っている、ばかりではない、ということじゃな。
少なくとも、間違った方向性であるかもしれんが(不快に感じるため)、何らかの「意味合い」を持っておる、ということじゃ。
少し極端にいってしまえば、「痒み」も「自然治癒力」としての働きを「一部」有しておる、といえるかもしれんの。

「痒み」が、なぜ生じたのかを考えることは、アトピー性皮膚炎を克服していく上では、大切な第一歩であることは確かじゃろう。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

病気と症状の治療は、根本的に異なることが多いが、だからといって症状の治療が一切不必要、ということではない。
症状を治療することが、間接的に、病気の治療につながってくることもあるからの。
ただ、「症状の治療」が「病気の治療」につながらないこともあるということを忘れないようにして欲しいものじゃ。

2012年5月11日

今日は、「発熱」に関する記事から、痒みが持つ意味合いについて考えていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アトピー性皮膚炎の主たる要因は、「痒み」じゃろう。
現在、皮膚科医が治療で用いておるステロイド剤やプロトピック軟膏などは、免疫を抑制することで炎症を抑え、結果的に炎症から生じる痒みを抑制することにつなげておる。

ここでいう「痒み」とは、アトピー性皮膚炎によりもたらされた「症状」じゃが、これは、体が自ら作り出しておるものでもある。

ここで、冒頭に述べた「発熱」の記事を一つ紹介したい。

 
●発熱してばい菌退治=原子レベルで仕組み解明―大阪大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000001-jij-soci

ヒトが発熱することで、血液中の白血球がばい菌を退治する原子レベルでの仕組みを、大阪大医学系研究科の藤原祐一郎助教(生理学)らの研究グループが解明し、8日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。
同助教は「将来的に、抗生物質を使わずに免疫力を高め、ばい菌を殺す薬ができるのではないか」と話している。

 
今回の記事で興味深いのは、「ヒトは発熱することで、ばい菌を退治している」ということじゃ。
なぜ、ここで「発熱」を取り上げるかというと、「発熱」も「痒み」と同じように、体が作り出している症状だからじゃ。

風邪をひいて発熱したことを例にとろう。

ここでいう「病気」とは、風邪の細菌に感染したことで、発熱は風邪に対抗するために、体が作り出しておる「症状」じゃ。
今までは、体が発熱する理由とは、細菌やウィルスが増殖するための体内環境は37度前後、つまり通常の状態が適しておるため、40度近く発熱することで、そういった外敵が増殖しづらい環境を作り出そうとしている、と考えられておった。
もちろん、この増殖を妨げる、という目的は風邪に対して有効な働きではあるのじゃが、今回、記事を読む限りにおいて、発熱の別の働きの仕組みが解明された、ということじゃ。

通常、高熱が続くことは、生体に対して決して良い状態ではないため、解熱剤を用いることになる。
ところが、熱を解熱剤で下げる、という行為自体は、体が「風邪の細菌やウィルスと戦う」ための「戦力」を低下させている、ということでもあるのじゃ。

過去のブログでも取り上げたが、風邪に対する解熱剤の処方は、アトピー性皮膚炎に対するステロイド剤やプロトピック軟膏の処方に近い意味合いがある。

つまり、解熱剤は風邪によりもたらされた「症状」である「熱」には対応できるが、風邪のウィルスに対しては「マイナスの作用」をもたらす可能性がある。
簡単にいえば、解熱剤は熱は下げれても風邪を治す力はもっておらん、ということじゃ。

アトピー性皮膚炎に対するステロイド剤やプロトピック軟膏の処方も同様で、アトピー性皮膚炎により生じた「痒み」を抑えることはできるが、アトピー性皮膚炎という病気そのものを治すことはできん。

症状に対する治療と、病気に対する治療は根本的に違う、ということじゃ。

なぜ「ヒトは発熱することで、ばい菌を退治している」ということが興味深いか、というと、ヒトが自ら作り出す「症状」は、実は何らかの意味合いをもっておることを示しておるからじゃ。

発熱自体は、ヒトにとっては不快な症状で、できれば治したい分類の状態に入るじゃろう。
じゃが、発熱することで細菌やウィルスと戦っているなら、体力を消耗するなどマイナスの点は抱えておるにしろ、決してマイナスの状態ではない、といえる。

アトピー性皮膚炎の場合の「痒み」という症状も、同様にヒトが感じる部分で考えると、治したい分類の状態であることは確かじゃが、体にとっては実は「意味合い」がある状態であるとも言える。

では、どのような意味合いがあるのか、じゃが、長くなるので続きは明日じゃ。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

基本的に体がもたらす「症状」は、全てに「意味がある」反応と言ってもよい。
もちろん、それが必ずしも正しい反応とは限らんのじゃが、体の状態に合わせて必要があると判断したからこそ(誤った判断があるにしろ)、症状が現れてくる、という部分はある。
詳しくは、明日、述べたいと思うが、アトピー性皮膚炎の症状があることは、健康、病気でみると「病気」の状態ではあるが、体の反応で見ると「不健康な反応」とは限らない、ということじゃな。

2012年5月10日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 
先日のブログで博士が、IgEに対するB細胞の受容体、ガレクチン3とインターロイキンのことに触れていましたが、別のインターロイキンの記事がありましたので、紹介したいと思います。

 
●花粉症に新治療薬? 兵庫医大の研究グループが原因物質突き止める
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120405/ecb1204051211000-n1.htm

花粉症などのアレルギー性鼻炎を引き起こす原因となるタンパク質を、兵庫医科大アレルギー疾患研究部門の善本知広教授などの研究グループが突き止め、4日発表した。原因タンパク質の活動を抑える方法が見つかれば、花粉症の新たな治療薬の開発につながるという。

花粉症などのアレルギー性鼻炎の多くは、鼻の粘膜に付着した花粉に免疫物質(IgE抗体)が反応し、化学伝達物質のヒスタミンなどを放出するなどして、鼻水やくしゃみといった症状を引き起こすとされている。

研究グループは、花粉症患者の血清中で、免疫反応を調節するタンパク質「インターロイキン(IL)33」の値が高いことに着目。花粉を注射してアレルギー体質に変えたマウスと、IL-33を作る遺伝子を持たないマウスを用意し、花粉に触れさせたところ、アレルギーマウスは10分間に約70回くしゃみをしたが、欠損マウスは約25回だったことを確認した。

研究グループによると、IL33が鼻粘膜から放出され、ヒスタミンの産生や鼻づまりを引き起こす免疫細胞を鼻粘膜に集めることに大きな役割を果たしていると考えられるという。

善本教授は「花粉症の発症システムの一番『上流』にある物質だといえる。その放出や作用を阻害する方法が見つかれば、新しい治療薬の開発につながる」としている。

 
記事中で取り上げている反応は、先日の博士のブログから言えば、遅延型の反応といより、即時型の反応に近いと言え、遅延型の反応で問題となるインターロイキン4とは、全く別物ではあります。
ただ、こういったサイトカイン(インターロイキンなど)の働きは、免疫そのもののバランスで考えると、かなり重要な役割を担っていると言えますし、アトピー性皮膚炎の場合も、即時型で現れる反応には、関与しているかもしれません。

一点だけ、気になる点を挙げるとするなら、こういったサイトカインの働きは、症状の原因ではあっても、病気そのもので考えるなら、病気の原因ではなく病気の「結果」に近い部分であると言えます。
そういった点も含めて、症状の治療だけではなく、病気の治療につながる研究も望みたいところです。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

今日の東君のブログにある「症状の治療」「病気の治療」は、アトピー性皮膚炎の場合、全く別物であることが多い。
明日はブログで、「痒み」をテーマに、症状と病気について考えてみたいと思う。

2012年5月9日

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 
今日は、ときどき投稿いただいているあすかさんから、メールをいただきましたので、紹介したいと思います。

●あすからさんからのメール

こんにちは。
 
つつじ と さつき の違いが今ひとつ分かっていないので、これはどちらなんだか。
さつきのつもりで書きます。

 

 

 

 

 

  

昨年全滅だった職場近くのNTT幕張ビルのさつき、今年は見事に咲きました。
近くで見るとまぶしい位です。
手入れが良く、スポーツ刈りみたいですね。

見に来られていた夫婦に声をかけました。
「近所に住んでいるのに、こんな所があるなんて知らなかった!」と感動しておられました。
今日は曇りなので、晴れるともっと色が冴えます。
 
アバシーゴーヤの苗を買って参りました。
今年が猛暑であれば、例年のように150本程の収穫が期待出来ます。
 
急に、痒みが減ってきました。この調子で夏を乗り越えられれば良いですね。
 

あすかさん、投稿、ありがとうございました。

暦の上では「立夏」も過ぎ、もうじき、梅雨から初夏を迎えます。
気候が安定していれば、出かける機会も増えてくる方も多いでしょう。

日頃、見ていた風景が、季節によって移り変わる様は、時間の経過を感じるとともに、体に対しても、何かしらの「変調」を与えます。

こういった見ていて和む風景は、その変調は、どちらかというと「良い変調」を与えることも多いものです。
アトピー性皮膚炎の方の場合、症状が出ていてお出かけしづらい、ということがあるかもしれませんし、また、紫外線、黄砂など、外出しづらい要因もあるかとは思いますが、「刺激」を求めて外出することは、プラスになることもあるでしょう。

少しでも体を動かすことは、代謝の面でもプラスの面は多いものです。
汗対策も含めて、外出時の対策はしっかり行いながら、外に出かける機会を持つのは、アトピー性皮膚炎を克服していく上でも、きっと役立つと思いますよ。

 
おまけ★★★★ジョシュアのつぶやき

ゴールデンウィークも終わりましたが、皆さん、どこかにお出かけしましたか?
ぜひ、ゴールデンウィーク中の出来事など、投稿してください。
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●宛先

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