2021年9月21日

日頃、あとぴナビスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。

現在、システムの改修を行っている関係で、しばらくブログの方をお休みさせていただきます。

再開は10月中旬ころの予定です。

ご不明な点などありましたら、お気軽にアトピー相談室(0120-866-933)までお問い合わせください。

あとぴナビスタッフ

2021年9月20日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
今日は、今回のテーマの最後になります。
        
         
●「スキンケア用品はほとんど効果がない」という主張に対する専門家の意見とは?
https://gigazine.net/news/20210905-skincare-science/
         
◆コラーゲンには本当に効果がないのか?
              
AsapSCIENCEは、多くのスキンケア用品に含まれているコラーゲンについて「コラーゲンは分子量が大きいため、皮膚の外部から浸透することはありません」と指摘し……
コラーゲンの効果は100%でたらめであり、コラーゲンを含むことをアピールしている製品は買うべきでないと主張しています。
ワン氏は「私もコラーゲンの効果は誇張されていると感じています。しかし、完全に効果がないわけではないので、『90%でたらめ』くらいにしておきましょう」と述べています。コラーゲンについては、皮膚表面での保湿効果を認める研究結果が存在しており、まったく効果がないわけではないとのことです。
         
◆ビタミンCには本当に効果がないのか?
      
AsapSCIENCEは多くのスキンケア用品に含まれ、「シワの発生を抑える」「抗酸化作用を与える」とアピールされているビタミンCについても「効果がない」と主張しています。
これに対して、ワン氏はビタミンCを含むスキンケア用品がコラーゲンの生産量を増やすという複数の研究結果や、ビタミンCの抗酸化作用がシミの発生を防ぐという研究結果を挙げて、「ビタミンCは、スキンケアに効果があることを示す証拠を多く持つ物質の1つです」と反論しています。
            
          
確かに、コラーゲンやセラミドの分子量が大きく、「皮膚の防御機能をすり抜けることが難しい」ことは確かですが、昨日、述べたような副次的な効果が見られることはあります。
また、ビタミンCも、臨床例で見て、そのような効果が確認できることはあり、広い視野で考えてみることも大切なのかもしれませんね。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

スキンケアアイテムがアトピー性皮膚炎に対して効果がないのか、と言われれば、実際のエビデンス、そして臨床例からも、そうした効果は認められると言えます。
ただ、等しく全てのアトピー性皮膚炎の人が受けられる恩恵ではなく、あくまでその人が不足した部分を補えたケースに限られることも確かであり、ゼロサムで考えるのではなく、ケースバイケースで考えた方が良いのではないでしょうか?

2021年9月19日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                        
今日は、昨日の続きになります。
        
         
●「スキンケア用品はほとんど効果がない」という主張に対する専門家の意見とは?
https://gigazine.net/news/20210905-skincare-science/
         
◆成分が皮膚の奥まで到達する必要がない場合もある
            
AsapSCIENCEはスキンケア用品の効果を検証する際に「成分が皮膚の奥まで到達するか否か」を重視しています。しかし、例えば角質の水分含有量を増やすことを目的とする保湿剤は、皮膚の奥まで到達する必要はありません。同様に、表皮に「紫外線から皮膚を保護する層」を形成することを目的としている日焼け止めも皮膚の奥まで成分を届ける必要はありません。
また、アトピー患者を対象にした研究では、皮膚の表面に塗布したワセリンが実際に角質層を厚くし、抗菌ペプチドの産生を増加させることが判明しています。
さらに、皮膚の表面を保湿することで傷跡が消えるという研究結果も存在しています。ワン氏はこれらの研究結果を基に、成分が皮膚の奥まで届くか否かは、スキンケア用品の効果と必ずしも関係しているとはいえないと主張しています。
         
◆科学的に効果が検証されていない理由
         
AsapSCIENCEは、ほとんどのスキンケア用品の効果は科学的に検証されていないと主張しています。ワン氏もこれを認めつつ、「スキンケア用品は医薬品ではなく、化粧品に分類されており、科学的に効果を検証しなくとも販売することができます」「販売戦略のために科学的な検証を行う場合もありますが、検証には何年もの時間と数百万ドル(数億円)の費用がかかることもあります。検証せずともユーザーが購入するのなら、検証を行うための強い理由は存在しません」と述べています。
日本を含むいくつかの国では医薬品と化粧品の中間にあたる医薬部外品(Quasi drug)という分類が存在しています。これらの国々では「薬物には分類されていないものの近い効果が期待される成分」を含むスキンケア用品が医薬部外品として販売されています。
             
        
今日は中盤部分です。
一つ、ポイントとして言えるのは、配合成分の科学的な検証がされていても、製品となった場合の検証が不十分なケースがあること、そして、そういった場合でも、配合成分の効果=製品の効果、と称されることが多い、ということでしょう。

確かに、皮膚の防御機能は高く、異物の侵入を防ぐ強固な働きを持っていますが、その場合の異物は、スキンケアのアイテムも同様です。
ただ、副次的な効果(文中でいえば「皮膚の表面に塗布したワセリンが実際に角質層を厚くし、抗菌ペプチドの産生を増加させることが判明しています。」といった部分)により影響を受けられる、という部分もあり、できれば多くの臨床例の中から、自分に合うものが選べると良いのではないでしょうか?

明日は最後になります。

                         
おまけ★★★★西のつぶやき

記事に書かれているワセリンの副次的効果は、同時に、副次的な副反応の可能性も指摘している、といえるだろう。
例えば、ワセリンに対するアレルギーや色素沈着など、科学的根拠や臨床例から、推測できるものもある。
効果と副反応は等しく現れることは忘れないようにして欲しいと思う。

2021年9月18日

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                    
アトピー性皮膚炎の方にとって、スキンケアは、発症要因、悪化要因の両方に関わる重要な因子であり、疎かにすることはできないケアです。
一方、スキンケアのアイテムは、日本でもさまざまなアイテムが販売されており、その配合成分により、効果もいろいろ言われています。
こうしたスキンケアのアイテムについての記事がWebにありました。
        
         
●「スキンケア用品はほとんど効果がない」という主張に対する専門家の意見とは?
https://gigazine.net/news/20210905-skincare-science/
         
世界には多くのスキンケア用品が存在していますが、一体どんな成分がどんな効果を持っているのかは分かりにくく、「本当は効果がない」といった意見がでることもあります。そんなスキンケア用品の効果や誤解について、化学の博士号を持ち美容製品を科学的に解説するウェブサイト・Lab Muffinを運営するミッシェル・ワン氏が解説しています。
         
◆前置き
          
ワン氏は、自身が運営するウェブサイト・Lab MuffinやYouTubeチャンネルで美容製品に関する解説を公開しています。そんなワン氏のもとへ、2020年に科学系YouTubeチャンネル・AsapSCIENCEが公開した「市場に存在するスキンケア用品を科学的に比較するムービー」の内容が信頼できるものなのかどうかを検証する要望が多く届いたとのこと。
しかし、例えば製品Aの全重量の5%がグリセリンで、製品Bの全重量の10%がグリセリンである場合でも、他の成分の重量によっては製品Aの方が成分表の上の方にグリセリンが記載されることもあります。このため、成分表に記載されている順位だけではそれぞれの成分の量を導き出すことはできないとワン氏は指摘しています。
         
◆スキンケア用品には多様な目的がある
         
AsapSCIENCEは、合成化合物・レチノイドに「科学的に効果が証明されている」「皮膚の奥まで到達する」「コラーゲンの生産用を増やす」「シワが減る」といった特徴があることから「レチノイドを含むスキンケア用品は、効果がある」と主張しています。
しかし、ワン氏は「しわができる理由はコラーゲンの喪失だけではありません。ヒアルロン酸などのグリコサミノグリカンやその他の物質の喪失、真皮に含まれる成分の変化、角質層の脱水といった多くの原因が絡み合っています」と述べ、コラーゲンの生産量増大にのみ着目することは間違っていると指摘しています。
また、AsapSCIENCEがシワを消すことを重視している点についても「スキンケアにとって重要なのはシワだけではありません。にきび・色素の退色・乾燥肌の治療など、人々がスキンケア製品を使用する理由はたくさんあります」「アンチエイジングに着目しても、シワ以外にシミやホクロなど着目するべき点が多く存在します」と語り、スキンケア用品を評価する際は多様な目的を考慮する必要があると主張しています。
         
            
今日は、最初の部分を紹介しました。
注目したいのは、ゼロサム的な意見を述べながら、ゼロの部分を切り捨てているところでしょう。
例えば、

「しわができる理由はコラーゲンの喪失だけではありません。ヒアルロン酸などのグリコサミノグリカンやその他の物質の喪失、真皮に含まれる成分の変化、角質層の脱水といった多くの原因が絡み合っています」と述べ、コラーゲンの生産量増大にのみ着目することは間違っていると指摘しています。

という部分ですが、シワができる理由は確かにコラーゲンの喪失だけではないのでしょうが、逆に考えれば、コラーゲンの喪失でシワができる人がいることの裏付けにもなっています。
そして、そうしたコラーゲンの喪失によりシワができる人に対しては、レチノイドが持つエビデンスを否定する材料は乏しい、ということです。

全てのシワができる人に対して、効果を等しく求めることはできないが、一部の人に対しては効果が現れることがあることは、該当する人にとっては、望ましい情報とも言えるでしょう。

続きは明日にしたいと思います。

                    
おまけ★★★★東のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方がスキンケアのアイテムにより、その症状が改善した事例は実際に多くあります。
同時に、効果が見られないケースもありますから、他人への影響は等しく自分も受けられる、と考えるのではなく、自分なりの影響が受けられる、そしてその影響は他人と同じこともある、といった考え方でいた方が良いのかもしれません。

2021年9月17日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
今日は、昨日の続きで入浴について見ていきたいと思います。

夏の間は、暑さの関係で短時間での入浴、あるいは、シャワーだけですませていた方も、多いのではないでしょうか?
しかし、アトピー性皮膚炎の方が入浴によって得られる効果は「スキンケア」「代謝」「冷えの解消」といった部分になりますが、それらは一定の入浴時間があってこそ、より得られる効果となります。
そこで、これから秋を迎えるにあたっては、20~30分の入浴を少しずつはじめてみるようにしましょう。

ただし、入浴温度には要注意です。

気温が急激に下がると、つい入浴温度を高めに設定しがちですが、スキンケアの役割を求めて行うはずの入浴が、乾燥を迎える季節の前に、高い温度での入浴を行いお肌の乾燥を招いてしまっては、本末転倒です。

アトピー性皮膚炎の方にとって、40度以上の湯温での入浴は、皮膚のバリア機能を維持させる観点からは、マイナス要因となることを忘れずに、ぬるめの温度で、ジワッとした汗をかくことを目的とした入浴の実践を始めるようにしましょう。
同時に、入浴後のケアも、乾燥ケアを少し強めに行うようにしてください。
夏の間は、ローション系のアイテムのみだった方も、オイル系のアイテムを使って保湿のケアも加えるようにしましょう。

秋の始まりはすぐそこに来ています。
アトピー性皮膚炎の方にとって、夏のケアと冬のケアは、その内容が大きく異なります。
自分の肌状態に合わせて、適切な「秋のケア」を始めるようにしましょう。

                         
おまけ★★★★南のつぶやき

お肌の状態について気になることがあれば、お気軽にアトピー相談室までご相談ください。

●アトピー相談室 フリーダイヤル 0120-866-933(受付10時~19時)

2021年9月16日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

                   
今週は台風が近づいてきていて、不順な天候が各地で続いています。
今年は、例年よりも残暑が厳しくない感じがしますが、その分、季節の移り変わりは速くなりそうです。
もちろん、まだ夏日となる日もありますが、もう階段を昇って夏に向かうことはなく、少しずつ階段を降りるように季節は秋から冬へと向かうことでしょう。

ご相談の中でも、今月に入って、乾燥による痒みと思われる状態の相談が増えてきています。
チクチク、ムズムズしたお肌の違和感や、起床時の肌のツッパリ感、広範囲のじんわりとした痒みなど、乾燥し始めに見られやすいお肌の状態に気を配りながら、保水と保湿を適切な量で行い、バリア機能の低下を防げるようなケアを心がけましょう。

また、これから気温が下がってくると、肌の乾燥は強くなりますが、気候的には過ごしやすくなります。
暑さで行えていなかった「行動」の中で、現在、不足していると思われるものは、季節の状況を見ながら実践できるようにしましょう。

特に「運動」「入浴」は、新型コロナウイルスで不自由な生活を強いられる現状での、冬を迎える前のキーワードになります。
両方とも「強い」ものは必要ありません。
運動でいえば、「朝の散歩」「帰宅後の軽いストレッチ」など、軽運動で構いません。
大切なのは、継続になります。

一週間に一度、週末に強めの運動を行うよりも、毎日、欠かさず短時間での運動を行う方が、体への刺激としてみても、その影響は強くなります。

また、こうした軽運動は、その内容によって行う「時間」も大切です。
例えば、散歩は、時間さえあれば、いつでも行えますが、内分泌のリズムから見ると、朝の散歩が、アトピー性皮膚炎の方にとっては、望ましいと言えるでしょう。

もちろん、他の時間で行うことが無駄ではありませんから、自身の都合によって、行うタイミングは計ってよいのですが、できれば、少しでも体への影響が強くなるようなタイミングで実践しましょう。

明日は、入浴について見てみたいと思います。

                         
おまけ★★★★博士のつぶやき

運動の秋とも言われるが、一年の中での体の変動を考えても、日本の場合、秋に運動を行うことは、他の季節よりもプラス面が多いようじゃ。
アトピー性皮膚炎の状態にもよるかと思うが、少しでも前進したいならば、運動を取り入れることも考えてみるとよいじゃろう。

2021年9月15日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

                     
連日ブログを担当するね。
今日も新型コロナウイルスの記事を紹介するね。
             
            
●女子生徒が「子宮頸がんワクチン」受けに行ったら…コロナワクチンを接種される
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210827-OYT1T50185/
            
和歌山市は26日、市内の医療機関で、子宮 頸けい がんワクチンの接種を受けに来た10歳代の女子生徒に、新型コロナウイルスワクチンを接種するミスがあったと発表した。
市によると、生徒は24日、子宮頸がんワクチンを受けるため医療機関を訪れた。同じ時間帯に複数のコロナワクチン接種の予約が入っており、医師が生徒をその一人と思い込んで接種した。
生徒はそれまでコロナワクチンは未接種。体調に異常はなく、2回目も接種する予定という。このミスで本来接種する予定だった1人がコロナワクチンを受けられず、日程を変更した。
市は、市内の医療機関に対し、ワクチンの種別によって接種時間や場所を分けるなどの再発防止策を徹底するよう呼びかける。
            
          
こうしたヒューマンエラーは、完全に防ぐことは難しいのかもしれないけど、ちょっと注意のかけ方を変えるだけで、防げることも多いと思うんだ。
ワクチンの量が多かった、という記事もあったけど、適切な接種ができるようになると良いね。

                       
おまけ★★★★東のつぶやき

ワクチンの中に異物が混入、などの記事もありますが、正常でない接種が出てきてしまうことはどうしようもないのかもしれませんが、少なくとも、その誤った接種を受けた人にとっては深刻な問題になることもあります。
二重三重のチェックが作れるようなら、そうした体制を心がけることも必要なのかもしれません。

2021年9月14日

ショウゴです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
今日は、新型コロナウイルスに関する記事を紹介するね。
              
              
●新型コロナ、感染後も抗体ができない人は相当数?
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dfc66009f0f8245d765c1d596eff1e036a91701?page=1
            
新型コロナウイルスに感染した人の中には、自分にはすでにこのウイルスに対する免疫があると考えている人もいるだろう。そのため、ワクチン接種は不要だと思っているかもしれない。だが、そう信じ込んではいけない可能性がある。
米疾病対策センター(CDC)が発行するジャーナル、Emerging Infectious Diseaseにペンシルベニア大学の研究チームが発表した研究結果によると、感染した人の36%の血液中に、新型コロナウイルスの抗体が確認できなかったという。これは、かなり大きい割合だ。感染した人でもワクチン接種を受ける必要があることを示す、さらなる証拠といえる。
研究チームはPCR検査で陽性が確認された72人を対象に、いずれも症状が治まってから少なくとも3週間が経過した時点で血液を採取し、調査を行った。対象者のうち2人は無症状で、13人(18%)が軽症、48人(67%)が中等症、9人(12%)が重症だった。
その結果、新型コロナウイルス表面のスパイクタンパク質に対する抗体が確認できたのは、46人だった。抗体量は人によってかなりのばらつきがあったという。また、抗体が確認できなかった人の年齢は、できた人と比べ、平均10歳若かった。その他、気道のウイルス量が少なかった人の方が、血中の抗体量が少ないことも明らかになった。
対象者が72人のこの研究は、規模が大きいものとはいえない。だが、当然ながら、感染したすべての人に抗体ができるわけではないこと示唆する研究結果は、この他にもある。例えば、医学誌ランセットが発行するEClinical Medicineに発表されたイスラエルの研究では、感染した698人の5%は血清陰性のままだった。
オックスフォード大学出版局が発行する感染症学のジャーナル、Journal of Infectious Diseases に発表された別の研究結果によると、ニューヨークの住民を対象にした血清抗体調査では、こうした人の割合はさらに高く、約20%だったという。
              
▼専門家は既に感染した人にもワクチン接種を推奨
            
もちろん、免疫によって新型コロナウイルスからどの程度守られているかを示すのは、抗体量だけではない。抗体がないことが必ずしも、まったく防御されていないことを示すとは限らない。
抗体が検出されなくても、免疫系では別の防御機能が働いている可能性があるだろう。ただ、抗体が確認されないことは、その人がよりハイリスクである可能性が高いことを示している。
新型コロナウイルスは感染しても無症状の人と、重症化する人、死亡する人がいる。症状が続く期間も、人によって大きく異なる。つまり、結果としてつくられる免疫によって守られる程度にも、人によって大幅な違いがあると考えることができる。CDCやその他の機関の公衆衛生の専門家たちが、すでに感染した人にもワクチン接種を推奨するのは、そのためだ。
感染によって誘導された抗体が、どの程度維持されるかが明確ではないことも、ワクチン接種を受けるべきもうひとつの理由だといえる。今日確認された抗体が、いつまで保たれるのかを明らかにすることは難しい。
接種に対する反応も、人によって異なるだろう。だが、ワクチンについては、数千人を対象にした臨床検査が行われている。研究者たちは感染によって得られた免疫よりも、ワクチンがもたらす防御システムについて、より良く理解できるはずだ。
              
              
普通は、風邪やインフルエンザに感染すれば、抗体ができて、そのシーズンは同じ風邪やインフルエンザに罹ることは非常に珍しいんだけど、新型コロナウイルスは、少し違った傾向があるみたいだね。
感染した人、ワクチンを打った人も、その後の感染を防ぐためには、やはり感染防止対策は今でも必要なんだろうね。

                            
おまけ★★★★大田のつぶやき

新型コロナウイルスは、変異の早さも、今回の記事に大きく関係しているように思います。
ブレイクスルー感染などという言葉も、良く目にするようになりましたが、抗体を持っていても、その抗体で対抗できるウイルスが少しずつ変異を強めていくと、その効果が薄れても仕方ないのかもしれません。
やはり、「感染しない」ように心がけることは大切ですね。

2021年9月13日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

               
今日が、今回のテーマの最後となります。
         
       
●デルタ株、ワクチン接種でも他人に感染の可能性 米研究
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD252Q60V20C21A8000000/
    
       
新型コロナウイルスのデルタ株は、規定回数のワクチンを接種した人の鼻腔でも、ワクチンをまったく接種していないときと同じように増殖しうることが、8月11日付けで発表された予備的研究の実験で確かめられた。増殖したウイルスが人に感染しうる点についても同程度だった。
つまり、ワクチン接種を終えた人もウイルスを他人に感染させる可能性があるということだ。その可能性はあるだろうとこれまで多くの専門家が考えていたものの、実験で証明されてはいなかった。
「私の知る限り、ワクチン接種が完了した感染者(の試料)からヒトに感染するウイルスが培養されうることを示したのは、私たちが初めてです」と、米ウィスコンシン大学のウイルス学者で、今回の論文の著者の一人であるケイスン・リーマーズマ氏は語る。論文は、査読前の論文を投稿するサイト「medRxiv」で公開された。
以前からインド、米マサチューセッツ州プロビンスタウン、およびフィンランドの病院でそれぞれ実施された研究でも、デルタ株にブレイクスルー感染(接種後感染)した場合、感染者の鼻に高濃度のウイルスが存在しうることは示されていた。そのため次に確認すべきことは、ワクチンを接種した人も、感染力のあるウイルスを排出するのかどうかだった。
デルタ株は極めて感染力が強く、免疫を回避してしまうため、「非デルタ株に比べてワクチン接種後のブレイクスルー感染が起きやすくなっています」と、英ケンブリッジ大学の微生物学者、ラビンドラ・グプタ氏は話す。グプタ氏の研究室は、ワクチン接種を完了した医療従事者もデルタ株に感染することがあり、その鼻に高濃度のウイルスが存在することを最初期に報告したグループの一つだ。
ウィスコンシン大学の研究結果が正しければ、ブレイクスルー感染した人は、その多くが発症しないまま、知らずにウイルスをまき散らすかもしれない。「これは警戒すべき発見です」と、今回の研究を主導したカタリナ・グランデ氏は説明する。氏は「マディソン市およびデーン郡新型コロナデータチーム」のリーダーを務める公衆衛生管理者だ。
米スクリプス・トランスレーショナル研究所の創設者で所長のエリック・トポル氏は、デルタ株に感染したワクチン接種完了者が、発症前あるいは発症せずにウイルスを他人に感染させること、そしてこれが従来株よりも高い確率で起こりうることを懸念する。「ですから、ワクチン接種を受けた人にとっても、マスクの着用と感染対策は重要です」
今回のような研究は、デルタ株が現在推定されているよりはるかに高い割合で拡大しうることを強調するものだと、米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループの最高公衆衛生責任者(CPHO)イーサン・バーク氏は言う。3月25日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された氏の研究は、たとえ予備的であってもすぐに結果の出る検査を頻繁に行うことが、新型コロナの感染拡大を抑える上で非常に効果的であることを示している。なお、氏はウィスコンシン大学の研究には参加していない。
「今回の研究は1地域におけるものとはいえ、ワクチン接種を完了しているか否かにかかわらず、人から人へウイルスが感染する可能性について重要な知見を与えてくれます。このような知見が、特に検証および精緻化されてゆけば、組織が検査やソーシャルディスタンスの確保、ワクチン接種等に関する方針を立てる際に非常に役立つでしょう」とバーク氏は述べている。
         
         
(以下、省略)
         
          
ワクチンを先行して接種したイスラエルでは、結局、マスクなどの感染防止対策を行わない日常生活を取り戻すことはできていません。
アメリカの一部の州でも同様の結果が出ているのですが、そうした先達の状況が確認できている現状で、同じ轍を踏もうとしている現在の日本の政策は、一歩引いた上で、慎重に判断をした方が良いと言えるでしょう。

                        

おまけ★★★★大田のつぶやき

現在、経済の立て直しが急務であることは分かります。
ですが、そのために失うであろう代償は、決して「安い」ものではありません。
確かに、ワクチンや治療薬など、新型コロナウイルスに対するさまざな対策は進んできています。
しかし、ウイルスは常に変異の可能性を秘めていること、そしてその変異が起きる確率は、感染者数に比例することを考えると、感染者の増加が防げない現状は、常に、「新しい変異ウイルスの危機」を内包した状況とも言えます。

経済を立て直すためには、その経済に関わる人々の健康があってこそであり、また健康を守るための医療体制が正常に保たれていることが必要であることも忘れてはならないでしょう。
ワクチンの接種の有無に関わらず、個々人で可能な感染対策は、「将来のために」今まで以上に気を引き締めて行うようにして欲しいと思います。

2021年9月12日

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                           
今日も、昨日の続きです。
実際、マスコミの報道を見てていも、ワクチンを接種していれば新型コロナウイルスに感染しない、以前と同じ日常生活を送ってよい、と考えている人のインタビューを非常に多く目にします。

ワクチンを接種していれば、新型コロナウイルスを含んだ飛沫やエアロゾルが体内に侵入しないわけではありません。
体内に侵入しても、速やかに抗体が処理してくれることで、抗体以外の「防御機能」(熱や咳などの症状を含む)が作動しなくてすんでいるだけです。
簡単に言えば、火種が飛んできて、火はついたが(感染した)、ボヤにはならなかったし(発症しなかった)、火事にもならなかった(重症化しなかった)、ということです。
ワクチンは火種の接触を防ぐのではなく、火種が接触した後の炎症を防いでいるのです。

繰り返しになりますが、

「ワクチンを接種していれば、万一、感染しても、発症したり重症化するリスクが軽減される」

だけです。
ワクチンを摂取する意義は「感染した際の保険」であり「感染しない防壁」ではなく、感染そのものは、ワクチン接種の有無に関わらず生じるのです。

こうしたワクチン接種していても感染の拡大がみられた事例はいくつも報告されています。
ほぼ全員がワクチンを2回摂取、2週間以上経過していた老人ホームで数十名のクラスターが発生したというケースも、クラスターの広がり方から、次から次へとワクチン接種者から感染が伝搬したと考えられています。

実際、最近の研究報告でも、それを裏付ける発表がありました。

続きは明日です。

                          
おまけ★★★★南のつぶやき

南

ワクチンの接種とアトピー性皮膚炎の症状の関係を気にされている方は多いのですが、あとぴナビでアンケートをとったところ、ワクチンの接種がアトピー性皮膚炎の症状に、直接、悪影響を与えているケースは、ほとんど見られませんでした。
ワクチンの接種の可否は、情報をしっかりあつめて判断するようにしましょう。